人間見聞録・・聞く→聴く→効く→利く

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、・・曇→晴れ・・になりそうな予感を抱かせる天候です。

昨夜は、偶然にもY大王と会いました。

Y大王には、私が２０代中盤からお世話になっています。特に、父が亡くなり、いろんな意味で不安定だった私の背中を支えてくれていた人です。半年位前の事になりますが、Y大王から突然電話がありました。

「腹痛くて動けん。どうしたらいいやろうか？」

一人身のY大王。

その日は、妻は仕事で、私も直ぐ駆けつけられる状況にありませんでした。症状を聞き、いくつかの病院名と連絡先を教え、看護師に状況を話して相談する事を奨めました。そして、どうしようもなくなったら直ぐ救急車を呼ぶ様に・・と伝えて電話をきったんです。。それから暫くして電話をしますと、行動をまだとってなかったので「Y大王、大丈夫？？」と聞くのですが、「話をして横になっていたら落ち着いてきた。もう少ししたら病院に行ってみる」との返事。

結局どうもなくひと安心です。。

妻が仕事から帰ってきてY大王の事を話しました。

「もしかしたら、Y大王の看取りをする事になるかもよ・・」「私はしてもいいよ。。」「ふ〜ん。。」

昨夜その事を話したんです。。

最初は驚いていましたが「もしかしたらそうなるかもね・・」っと。。

何かその予感がします。。

私が２０代の時、Y大王は４０代。私がしゃべる方で、Y大王が聞いてくれ、諭してくれる。

私が３０代の時、Y大王は５０代。この時も私がしゃべる方で、Y大王が聴いてくれ、効果的な意見をいってくれる。

私が４０代になり、Y大王が６０代に突入。このあたりから、Y大王がしゃべる方で、私が聴き、安心感を提供できる側になってきている気がします。

そして、未知の世界である私が５０代になるとY大王が７０代に突入します。その年代では、私はY大王に利く何かを提供できる様になっていればいいです。

２０年の付き合い。。

お互い年を重ね、老いの美学を追求する様になります。。

お互い刺激しあう関係がこのまま続けばいいな〜　と思った昨夜でした。。