人間見聞録・・理想的な最期

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、曇・・の朝を迎えました。

さて今日は、社会医療法人栄光会 栄光病院の「検診センター&ホスピス病棟」の竣工式があります。。ホスピス病棟は、71床となり、日本最大規模のホスピス病棟になります。。下稲葉 康之先生にとっては、とても感慨深い1日・1週間だと思います。

実は昨日、とある方のご葬儀に出席をさせて頂きました。初めてのキリスト教方式の葬儀です。。

最初に式次第を頂き、「こんな風に進行するんだ。」と妙に新鮮な感覚を持ち、事の成り行きを静かに見守る事に意識を集中させていました。
式も中程まで進み、お孫さん3名からの挨拶・・という1項がありました。。そして、その後に次女の方が挨拶をする・・という事で、外部の方ではなく、故人に近い人4名の挨拶という場面があったのです。。

この挨拶を聞いていると、お婆ちゃんとの思い出・お婆ちゃんの好きだったとこ・お婆ちゃんの個性がわかるエピソード・お婆ちゃんに感謝している事・これからもお婆ちゃんは私の中で生き続ける。。というお話で、とってもお孫さんから慕われていたお婆ちゃんだったんだな〜と伝わるモノがありました。
その方がお亡くなりになった日は日曜日・・という事もあり、子供・孫・ひ孫全員が駆けつける事が出来、全員に見守られ、穏やかに息をひきとったと喪主の方がお話をされていました。

「やっぱり、こういう最期を迎えたいな。。」しみじみそう思います。

父が栄光病院でホスピス・ターミナルケアを受けながら最期を迎えた時、〇〇さんが、安息でホスピス・ターミナルケアを受けながら最期を迎えた時、そして今回。。

いづれも、配偶者・子供・孫・ひ孫・やしゃごの全員が、最期を迎える前に本人と心ゆくまま触れ合う事が出来、思い残すことなく「さようなら・・」を互いに言えています。。

私も、こういう最期を迎えたい。。

でもこれは、誰でも出来る最期の迎え方ではないと思うんです。
「どうしたらあのような最期を迎える事が出来るんだろうか?」・・今の私には、人生を大切に、一生懸命生きてきた人に与えられる最期の表彰式なんだろうな〜と思えます。。

社会の為に、誰かの為に、何かの為に・・ 役立つ様に、役立つ様に、ただひたすら愚直に真摯に一生懸命生きた証しがその最期の表彰式なのかもしれません。。

まだまだやる事がいっぱいあります。。こんな事を考える余裕はないのですが、でも気が引き締まります。。

いつの日か、こういう場面が私にもおとづれます。。それはいつかわかりません。。

だから・・ 1日、1日を大切に、無駄にせず、全力投球!!したい。。そう思います。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:38 AM  Comments (0)
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