ラーメン店での出来事(T)

昨日の午前中、O氏より葉書を頂いていた催しに参加した後、私の大好きなラーメン店で、昼食をしました。

このラーメン店には、ラーメンを食べに行くと言いますか、その店の雰囲気やその店の姿勢やそこで働いている人達の挨拶の仕方や、さりげない仕草等、サービスを味わいに行っている気がします。

従ってこのお店には、老若男女の方々がお見えになっており、とても健全だと思います。これらの方々がお見えになると言う事は、どういう考えで、どういうサービスを行っているか、皆さんだったらおわかりでしょう。

昨日も、そこの店員さんにラーメンを頼み、ラーメンが運ばれてくるまでのセッティングが行われます。私の目の前には、炒め高菜が入った箱があり、その中に箸が入っています。私はいつもその高菜を箸で掴み、ラーメンに入れて食します。昨日は、箸の向きが、私と反対方向だった為、箸が取り難いな~と思っていましたが、その店員さんが、私は何も言っていないのですが、さりげなく箸の向きを私の方へ向けてくれました。もう驚きです。そうこうしている内にラーメンが運ばれ、とても美味しく、心地よく食していました。

そんな中、大きな音で携帯の音楽がなります。私から少し離れた所に座ってラーメンを食していた中年男性が、その携帯電話にでます。

『もしもし、お疲れ様・・・・・』だらだらと大きな声で話をしています。

頭にきて、『すみません。静かに出来ませんか?』と声をかけに行きました。まだ電話をしていたので、電話をしながら頭を下げていました。

私も、気持ちを取り直し、美味しくラーメンを食し、会計を済ませ、駐車場に行った時です。先程の携帯電話の人が私を待っていました。そこで私に放った一言・・『何も、あそこで、あんな事を言わなくてもいいんじゃないか?』話を聞きますと、その方は、社長をしていて、あの店に部下がいた様で、『メンツがたたん』という事でした。

この『見栄とかメンツ』は、いったい何なんでしょうかね?皆さんは、どう思いますか?私は、私の思想からいけば、この『見栄・メンツ』は、全く相容れません。愚そのものだと考えています。自分自身が、これに捕われていたらどうなるでしょうか?成長出来るでしょうか?謙虚に、素直になり、大切な何かを吸収でき、智恵となす事ができるでしょうか?

私は、この『見栄やメンツ』が、自分自身戦わなくてならない自我の1つだと思っています。中々勝てないですが、勝負し続けたい相手です。必ず、やっつけてみせます。

所で、その社長さんとのその後の話ですが、私は、『あ、そうですか。すみませんでした。』と頭を下げて帰りました。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:00 AM  Comments (0)
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