目標設定

昨日から今日にかけて、『目標設定』について、私は自分の固定概念を、壊す必要がある事を感じ始めました。

昨日、とある相談をKさんに行いました。私が今練っている計画の件です。それに対してKさんから意見を頂きました。鷹尾さんの計画は、周りが見えていないのではないか?話を伺うと、ゴールに到達する為に、すべき事が、もっとあるのではないか?まず、“あるもの”“ないもの”の仕分け、分析。次に、それを踏まえた環境整備。そして、“現実”と“こうありたい”を接合させる試み。と言う様に、とても明快に、冷静に、粘り強く、わかり易く諭して下さいました。ありがたいことです。

そのありがたいお話を伺った後事務所に戻ると、とある医療法人様が定期的に出されているコミュニケーション誌が届いていました。その雑誌を読む中で、S院長のお話の所で、ページをめくるのがとまりました。そこには、『患者・家族に関る経験を重ねつつも、自らのケアの限界を認めつつ、出来る事を積み上げて最終目標に近づくという考え方が必要』という綴りがありました。

私は、自分で言うのも何なんですが、行動を興す前に、自分でどこに向って走るのか?を決めてないと動けない価値観、それが常識だ。と言う考えを持っています。『富士山の頂上に登って、朝日を見たい!!』が私の達成したい目的だとしたら、そこに向う為に、どのルートから登ればいいか?そこに到達する為に必要な日数は?食料は?等々・・と言う目標を決めないと動けないんです。しかし、それが決まれば、一目散にそこに到達したがるのも私です。多分、馬鹿で、欲張りなんです。我が強いのかな~

自分だけでは何も出来ない。同じ思いの人との協同、いろいろな人の協力や援助等々・・・それを実現する為に必要な全てが揃わないと実現できません。1人よがりでは到底できない。富士山の頂上に到達する中で、いろいろなトラブルや想定内の事項、想定外の事項等々、いろいろと走りながら考える必要のある事がいっぱいあると思います。その時に、軌道修正しつつ、本来の目的を実現できるか?が大切であり、見失う事無く、見つめ続けるゴールである。

早く達成したい・・・と言う我欲が強い余り、ゴールを見失っていくのかもしれない。と気づかされたような気がします。

頭の中の理解が、実践に落とし込めるかどうか、よく自分を監視し、私の我欲と戦いたいと思います。今、計画を立てている事業について、客観的に自分を見つめながら、自分の我欲と戦い、体に染み込ませていきたいと思います。

自分にこびりついた我欲をそぎ落としていく事が、今の最大の仕事の様です。

Kさん、S院長、ありがとうございました。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:05 AM  Comments (0)
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