ここからが真価を問われる時・・

4月10日より始まった『笑老ライフ・終活カレッジ』

4月10日は、地域の方の参加が1名。4月17日は、0名。という結果が出た。

これはとても厳しい結果で、現実を直視すべき結果である。

この結果をどのように受け止めるか?

企画内容、広報活動に関して、どういう行動をしてきたかの記録がある為、その記録を見ながら自分なりに分析をしてみた。

日頃より、調査→把握→分析→企画→評価→軌道修正というスタイルで仕事を進める事を念頭に入れている私は、今回のこの結果について3つの要素分析をした。その中でも主要な点は、今まで、地域と共に・・地域の生活・介護・福祉に関する声を聞いていなかった事。所謂、地域の中の存在、生活を主として捉えているのではなく、介護ありき・・で考えていた事を思い知らされた。

その結果、こういう問いかけを地域の方に行なっても見向きもされない・・という、考えてみれば、ごくごく当たり前の結果が出たんだろうと想う。だからこそ、開催場所についても、こちらにお越しください方式は、全くもって通用しない。

もう1つの要素としては、以前勉強させて頂いたクラブツーリズムさんの失敗例と同じかもしれないという事。

終活カレッジなので、この活動を意識する年代と意欲のある私達が主として広報に行くべきだった・・という反省である。

クラブツーリズムさんは、50代以降の方向けのツアー企画を行い、そのツアー商品の販売を考えていた。事業開始当時は、20代を中心とした企画チームを編成し、その年代の方々が50代以降の方々向けの企画を行う方式をとったらしい。しかし、事業は思うように進まない。そこで、50代以降のメンバーをコアとして、その年代の方中心に展開し、20代は後方支援という仕組みでチーム編成をした所、他の要因もあるとは思うが、750万人の会員を誇る事業へと発展した。介護施設や高齢者住宅なども手がけたと伺っている。

こういう事を知りつつ、努力を怠った私のミスである。

 

昨日、これらの事を打合せ、軌道を修正する事をお願いした。

直ぐに結果は出ないが、この企画の必要性を感じ、素晴らしくモチベーションを高めようと頑張る介護施設の方々の為にも、頭はクールに、心はホットに・・方向性を示す事が問われた。

 

人は、あまりにも厳しい現実を目の前に突きつけられると気持ちが落ち込むが、これは成長・飛躍する為に必要な過程であり、ここからどうするか?

ここで真価が問われる。

 

今までの私であれば、テンパっていたと思うが、自分と見つめ合うこの何年間の御陰で、今回は冷静に対応し、当たり前の事を当たり前に捉え(自分の良い様に解釈しない)て行動すれば、必ず終活を真摯に行いたい!という方と巡り会うと信じ歩を続けたいと想う。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:18 AM  Comments (0)
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