続・最期の晩餐にて・・(とある紳士とのやり取りの中で)

おはようございます。
今朝も強い雨足からのスタートです。母が溺愛している犬が犬小屋に入らず、クンクン泣いています。母が犬の所に行き、犬の身体を拭いて犬小屋に入れようとするのを、すんでの所で阻止し朝修行を行い出社しました。妻も早出勤務なので家には母1人。。きっと今頃・・ 想像するとキェーーーーーーとなります。。でも受入れるしかないです。。

さて話は変わりますが・・

昨日、とある素敵な紳士より電話を頂きました。
凄く気を遣いながらお話をされています。きっと、意を決してかけられたんだろうと思います。
その電話のやり取りの中で、私が土曜日に行った熊本御船の藤岡医院様が行なっている『最期の晩餐』に参加した感想の話になりました。
『もっと詳しく・・』というキーワードが残っていましたので、もう少しその事について書かせて頂きます。

最期の晩餐というイベントには、いろいろな方がお見えになっていたと思います。どういう方がいらっしゃったのかについてはよくわかりません。ただ、映画『つ・む・ぐ』~今を織りあげることから未来がはじまる~については、服飾デザイナーのさとううさぶろうさん、ご自身もガン患者である船戸医師、加藤登紀子さんの娘さんである歌手のYaeさんが出演しています。
織る・生きる・大地・始 の4ブロックで構成されている映画ですが、全編を通じて表現されている事は、タイトル通り、『今を生きる。今を生きる。』と言う事です。『逝く事から生きる事を学ぶ』というテーマで終活活動をしています。まさにこれでした。1つとても印象に残っている話がこの映画の中にありました。
船戸先生の病院では、患者さん達と行くツアーを実施されています。そのツアーで中国に行く回がありました。その回に、ガン患者のお母さんと娘さんが一緒に参加され、飛行機での長旅が始まります。その旅は、お母様にとっては過酷な事だった様で、機内で病状が急変されたんです。そこで船戸医師は、ドクターストップをかけ、このツアーを続ける事を止める様にお話をされました。しかしそのお母様は、がんとしてその忠告を受け入れず、『私もこのまま皆と一緒に行く』と言われ、ツアーを継続されました。
そして・・
機内でお母様が何かを言っていたそうです。しかし娘さんにはその声が聞こえません。ガン患者でもある船戸医師には、お母様の声が確かに聞こえたそうです。『確かにお母さんが言っていた言葉が聞こえたよ。お母さんは、あ・り・が・と・う って言っていましたよ。。』
そのお母さんは、今を一所懸命生きたんだと思います。結果は亡くなる事になったのですが、お母さんには悔いはなく、ありがとう・・という感謝の気持ちを残された。最期の最後まで、前向きに生きたんだと思います。

私は、このお母様の生き方は、笑老ライフ研究所が掲げる『笑老ライフ』とまさに同じ生きる姿勢だと思っています。
私は、みんなが、1人1人が、まさに人生最期の時に『ありがとう』と言える生き方をして欲しいな~と想っています。1人1人が活きる生き方を。。

この最期の晩餐では、その他、食・歌でも、それら全てを通じて皆が感じ合う空気感、エネルギーの中で数時間を過ごしますので、今を活きるエネルギーを多く頂けました。
こういう場で知り合う人達は、違和感なく友達になれますし、励まし合う事が出来る。そういう方が来ているから自然とそうなる。。

是非ぜひ、活きましょう。。

それが私達笑老ライフ研究所の代表である『植木理美』の願いだと確信しています。。

Filed under: スタッフ日記 — admin 8:14 AM  Comments (0)
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

コメントをどうぞ





(一部のHTMLタグを使うことができます。)
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

CAPTCHA