・・伝え 伝わる・・ パート4

3日目、とても印象に残り、少しづつ、自信が付き始めたメンフィスを離れ、タンパに向いました。この日の日程は、タンパに行き、タンパからウエストパームビーチに移動し、そこで宿を探し、1泊するという予定です。メンフィスで少々自信がついたので、この日は、緊張するというよりも、何が起こるか楽しみな心理状況だった記憶があります。

メンフィスからタンパへ。タンパでは、空港内でチョロチョロし、そこから、小型機に乗り、ウエストパームビーチへ移動です。まず、自分の席を探し、『ここだ!!』と席に座りました。席は、二人掛けで、小型機ですので、少々狭い感じではありました。当時の私は、177cm、68kgと、理想的な体系をしてましたので、少々狭くても、苦になるようなものではありませんでした。

そう思っている矢先、大男がのっしのっしと飛行機に乗り込んできました。私の2倍位の大きさがあるのではないか・・・と思うような人物でした。この人が横だといやだな~と誰しもが思ったと思います。次の瞬間、ビンゴ!・・。なんと私の横が、その人の席だったのです。それも窓側・・いったん座った席を立ち、大男を窓側に向い入れ、彼がイスに苦しそうに座り、シートベルトを閉めた後、私が席に座りました。

何ともきゅーくつです。おまけに息が荒い。酸欠しそうな感じです。おまけに飛行機が傾いているような・・・

テレビでしか見たことのない、アメリカの大男に実際会い、その大きさにビックリです。早く空港に着け、早く空港に着けと祈りながらの旅は、つまらないものでした。

しばらくして、飛行機が揺れ始めました。小型機であったので、気流に敏感だったかもしれません。飛行機が揺れる度に、隣の大男が私にもたれかかりやら、ぶつかりやら・・・申し訳ないと思ったのでしょうか、『ソーリー』と小さく可愛い声で謝ります。なんだか気の毒い気持ちになってきました。

体が直ぐ傍にせまっていたので、横を見ると顔を付け合せる事になる為、彼の手を握り、『大丈夫。大丈夫。』と言う気持ちを込めてサインを送りました。その後、彼が手を握り返してきた事で、・・気持ちが伝わったんだ・・と思いました。

無事、ウエストパームビーチに到着し、彼とは、笑顔で『バイバーイ』をしました。何ともすがすがしい気分だった事を思い出します。その勢いで、リゾートの街ウエストパームビーチでは、気持ちが大きくなり、ホテルに泊まる事にしました。

いよいよ明日は、バスに揺られて、ベロビーチ到着。待ちに待った生原先輩に会える日です。どんな出会いになるか、少しではありますが、自信の付き始めた私は、早く明日よ来い!!と言う気持ちで、早々に寝る事にしたのです。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:52 AM  Comments (0)
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