余韻の残る出会い。

おはようございます。
晴天の朝を迎えた4月14日金曜日です。
1年前とはずいぶんと違います。
この間、何年もの時が経っている様に感じますが、あれからまだ1年なんですね。
1日も早い復興を願うばかりです。

昨日、とある利用者さんとお話をさせて頂く機会を頂きました。

『はじめまして。私は鷹尾剛と申します。現在、〇〇歳で〇〇さんと同じ町で暮らしているんですよ(^^♪』

というぐあいに、自己紹介から入りました。そしてだんだん家族構成の話に移っていきます。

『現在、認知症の・・』

と話をした後ぐらいから、その利用者さんの様子が変わっていきます。

つい先日、認知症であったお母様を亡くされたようで、お母様との関わりに後悔の念をお持ちでした。ご本人も若年〇・・という状況にあり、癒しきれていない核心を突いたような状況になりました。

その方が持つ後悔の念に近いモノを私も感じています。

言いたくもない言葉を発する。
聴きたくもない言葉を聞かねばならぬ。

こんな状況で一緒に暮らしていいのか??

『もう少しはやく、プロのいる環境で生活をさせてあげるべきだった』

そう後悔されていました。

『余計なお節介かもしれないけど、もし、今、言いたくない言葉、聴きたくない言葉が飛び交っているのであれば、今がその時かもしれませんよ』

そう優しくアドバイスを下さいました。

何ともありがたいお言葉でした。

『〇〇さん、ありがとうございます。そして、思い出させてすみませんでした。』

と頭を下げて、送迎車に乗りました。

そしてハンドルを握ると同時に
『〇〇さんの心が癒され、一日もはやく復興しますよう』
そう願って発進しました。

とても余韻の残るひと時でした。

今日も1日、レッツGo!

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:32 AM  Comments (0)
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