研究者見聞録・・・サード・プレイス

以前から、一言で表現できる言葉がないかな~といつも考えていました。

何を?かと言いますと、コミュニティーを創る・コミュニケーションをする・・くつろげる・・・仲間を創る・・・・などの事をひっくるめて、皆さんがその言葉を聞けば『ピーン』とイメージできる様な言葉の事です。

現在、〇〇法人さんが所有する土地がありまして、その土地を、今後どの様に活用するべきか?についての提案依頼を受けています。その場所が、今までのその地域から新しく生まれ変わる為に区画整理された中にあり、どう活用した方がいいのだろう?と言う依頼です。

これだけストックが多くなり、ストック内のスペースが余っている時代の中で、どの様に考え、どの様に活用するべきか?

非常に大切な事は、コンセプトを明確にし、どうやってその場所を活かすか?ですね。その場所でしか出来ない役目がその土地にはあります。まさに人間と同じです。それを探し当てる必要があります。それとは逆で、どの場所にも共通する事もあります。それもしっかりおさえておきながら活用案に反映させないといけません。

ある日、図書館に行き、むさぼる様に本を見ていました。自分の中にあり、もやもやとして表現できないワンセンテンス・ワンワードと出会う為に・・・

その時、ある言葉と出会いました。それが、『サード・プレイス』です。

ヨーロッパで言えば、『パブ』の様な場所でしょうか?アメリカで言えば、???日本で言えば、カウンター越しのお店、喫茶店、かくうち、福岡で言えば、屋台・・・の様な場所でしょうか??

自宅(ファースト・プレイス) + 職場・学校(セカンド・プレイス) + サード・プレイス  この様な場所が必要ではないでしょうか?

私の場合で言えば、自宅(特にリビング) + NPOの事務所・各事業所・各お仕事先 + 野球場・野球練習場とその後の野球談義がとっても重要で、はずせないプレイスです。

〇〇さんで言えば、自宅(ワンちゃんとゆったり過ごせる寝室) + 職場のマイデスク + ドックラン・ワンちゃんとのお散歩コース・ワンちゃんと一緒に出かけられる全ての場所 となります。

これは、皆さんにもあると思います。つまり、サード・プレイスは、ただ、その場所・・と言うのではありません。その人の愛(愛とは衝動なり・・)が込められたりだとか、とっても居心地が良いだとか、良くいいますけど第二の〇〇・・と呼べる場所の事を総称してそう表現する、何か心を充たす場所・・の様な気がします。

デイサービスが、果たして、サード・プレイスになりうるか?

もし、そうなって頂ければ、助かるご家族やご本人さんが多くなると思いますね。今からのデイサービスには、皆さんに、このサードプレイスを意識してもらう必要があるのではないか?と思いますが、皆様如何でしょうか?

活発な議論が、このブログを通じうまれると嬉しいです。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:15 AM  Comments (0)
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