人間見聞録・・・高校野球観戦から学ぶ

この休み中、高校野球一色・・・の時を過ごしました。

長崎日大高校野球部も、昨日、辛くも勝ち、ベスト8進出を決めました。昨日の試合は、監督采配と野球の勉強の差が出た試合だと思います。野球の能力的には、そこまで遜色が無いと感じたのですが・・・

高校野球観戦に行くと、いろんな事が勉強できます。

私が、最近不思議だし、面白いな~と思っている事は、日頃、全然お話をした事のない父母の方でも、応援中は、手を取り合って喜んだり、野球談義をしたりします。まさに、昔から付き合いをしている友人同士の様に・・

何故、自然とあれができるんでしょうね。この中に、私も含まれていますので、なおさら不思議です。

私が20代中盤~後半にかけての上司で、かなり影響をうけた谷口さんと言う先輩がいます。大変、可愛がって頂きました。ある日の事、谷口さんが、『鷹尾、愛とは何だと思う?』と、突然質問してこられました。『わかりません』『お前はアホだな~』『俺は、愛とは衝動だと思う』と言われたのです。『愛とは衝動・・・』私には、その意味がわかりませんでした。『何故、そう思うのですか?』『鷹尾、お前は、自分の子供が海で溺れている時、何か条件をつけて助けるか?』『いいえ、すぐ飛び込んでいくと思います』『そうだろう。だから衝動なんだ。お前が認識している衝動の意味とは違うんだ』『ありがとうございました』

私は、それから『愛とは衝動だ』と思うようになりました。

野球観戦に行き、長崎日大の帽子、ポロシャツをきている父母の方を見ると、それだけで安心し、仲間がいる事の嬉しい気持ちになります。増してや、今は、甲子園をかけた大勝負。

幼い時から、甲子園に憧れ、今、その夢をかなえようとしています。その選手達の積み重ねてきた努力や想いを父母の方は良く知っています。だからこそ、皆で応援して、皆で夢をかなえよう!と言う雰囲気が自然と出来てきますし、そうなります。

あの自然な団結、自然な結束が、会社でできないものか?社会でできないものか?と想います。ちなみに、植木理事長は、会社で、母性教育を徹底的に行っているそうです。私は、その場に参加した事がないので、どの様に行っているか分かりませんが・・・

私達は、高齢者住宅と言うカテゴリーを設け、仕事をしています。これは、高齢者だけをひとくくりにする考えだと想います。これが果たしていいでしょうかね?

私は、その様なカテゴリーはなくし、多世代が入り組みあう状況を創っていき、全員が1つの方向に意識が向けれる様な大会・イベントを設けると、あのような自然発生的な団結がうまれるのかもしれないと想います。もっと大切なのは、植木理事長が提唱し、実践しているという母性教育。いわば、思想教育です。

父母が自然と協力し、団結する。これが、地球全体に広がり、輪となると、いろんな事ができる社会になりますよね。

皆さん、どの様に思いますか?

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:17 AM  Comments (0)
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