森内平さん。
おはようございます。
令和2年5月21日木曜日の朝を迎えました。さむーーーい。。
昨日、栄光会広報誌である「手と目と」の
志免町人物列伝『あの人に逢いたかった』に登場してくれた
『森内平』さんの文章を起こしていました。
昨日は、夏大が中止発表された日。
より森内さんの魂からの言葉が入ってきます。
『逆境創人 順境滅人』
これが森内さんの座右の銘です。
野球少年であった森内さん。
しかし順風満帆ではありませんでした。
昭和10年生まれの御年84歳。今月で85歳になられます。
小学生時代には、第二次世界大戦もあり、戦中戦後、モノの無い時代のなかで、幾多の試練が襲ってくる環境の中でも負けてなるモノか!の精神で前に進みます。
そんな経験を重ねていく中でいつしか身に着いてきた言葉が『逆境創人 順境滅人』だったのです。
森内さんは言います。
『子供達には、スポーツでも文化でもなんでもいい。何か1つ、これをやる!と決めて行って欲しいんです。すると、自分の思う通りにことが運ばない。想い通りにならないことを嫌というほど学ぶでしょう。その時、そのことから逃げるのか? 負けてなるモノか!と乗り越えていくのか..ここを学んで欲しい。努力して乗り越えて欲しいと思うんです。前向きに前向きに生きる。そういう人生にして欲しいんです。』
『その過程で子供達は時に涙を流す時があります。そう懸命に努力してもなかなか結果がでない。そういう事も多々ある。その時に見せる子供達の涙は尊い。ありがたいと思うんです。そっと背中をさわり、がんばれよ.. がんばれよ.. と伝えたいと思うんです。』
そう語る森内さんの目頭が
いつの間にか赤みを帯びていました。
その愛をしっかり感じるワンシーンでした。
自分の思う様にならない。
しかしそこからは逃げない。
何としてもやり遂げる。
負けない!絶対負けない!
そんな経験を多く積み重ねてきた人は、当たり前が何と幸せなのか.. 当たり前の事に心から感謝できる.. 懸命に努力をしている人の氣がわかる.. 等々のこともお話しして下さいました。
だから、こういう支えが必要だろうな..
と、そっとサポートができる人になっていくんだという事を教えて頂きました。
それが指導をさせて頂くモノが持つべき在り方の1つではないかと。
こういう人が、この地域に.. この県に.. この日本に多く多くいらっしゃるんだろうと思います。
その方々に共通した一を吸収したい。
そして、次代を担う私たちは、それを授けて下さる先輩方の託したぞ!の想いに報いたい。必ずその恩に報いる!
そこに私たちの経験を乗せて、その次の次代を担う人たちに繋げて行きたい。そう思っています。
笑老ライフに生きるとは、そういう事なのではないでしょうか?
今日も努力を怠りません。
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