大欲知足
おはようございます。
令和2年9月25日金曜日の朝を迎えました。
私は、勤務先の法人が発行する広報誌「手と目と」にある『志免町人物列伝』のコーナーを担当しています。
今回、そのコーナーに登場して頂きましたのが宮本陽子さんです。
このコーナーは、志免町で生活する方から、次の志免町を担う後輩である子供達に対し、メッセージを頂いています。
今回は宮本さんから
『大欲知足』(だいよく ちそく)
という言葉を頂きました。
世間的には
『小欲知足』という言葉を使うんでしょうが、宮本さんは子供達に、大欲知足と伝えたのです。
その意図は..
まず 欲 について.. 宮本さんは 夢や目標 と理解していらっしゃいます。
だから
子供達には、大きな夢や大きな目標を掲げて欲しい!そういう想いなんです。
しかし
その夢や目標を達成する為にはどうすべきか?
それは
知足。足るを知ることが大事だと仰います。どんなに小さな出来た!でも、それに対し、幸せだ(^^)/と感じ、1つ出来たと肯定し、自分を認める事が大事だと言われます。
10数年前、沖縄の興南高校が春夏連続で全国制覇をしました。
その時、監督である我喜屋監督が言いました。
「1つ1つ決めたことを確実に行い、小さな成功体験を積み重ねてきました。日々同じことを繰り返しながら積み上げてきました。その結果、今日のように大きなことができる子供達に成長をしていました。」
そう思います。
1つ1つ決めた事を毎日行い、それを確実に達成し、そこから少しづつ努力している自分をようやく信じれるようになる。
そして
日々目の前にことがやってきて、そこと向き合い、少しづつそれを解決していき、そこをクリアしたらまた次が..
この繰り返しのなか、ある日 急に ええ.. 私にですか.. というチャンスが回ってくる。
これは自分ではなく、人が与えて下さるものだと思います。
宮本さんは、30年以上、朗読ボランティアをされています。そして26年もの間、民生委員さんをされ、現在は志免町の会長さんであり福岡県の理事さんでもあります。
人に優しく生きる。
父からの教えを貫き、今もなお貫き続けることが出来ているのは、あの 足るを知る。 という生き方をしているからではないでしょうか?そしてその前に、大きな夢や目標を掲げていらっしゃるからではないでしょうか?
今回もまた学ばせて頂きました。
ほんと役得です。
いつもいつも..
このお返しは、皆さんからいただいたお智慧を何かにまとめ、それを公開することで果たしたいと思います。
もう暫くお待ちください。
半沢直樹 最終回まであと3日。
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