義父

おはようございます。

令和3年2月22日月曜日の朝を迎えました。

今日は義父の命日です。

よって、義父から笑老ライフについて書きたいと思います。

 

私が最初に義父にお会いさせて頂きましたのは、私が大学4年生の時でした。

今から33年前のことになります。

その当時から穏やかな人でした。耳が遠く、声が小さい人でした。そして何より方言でばりばりお話をされる方でした。少しお酒が入ってくると一段と笑顔になれら、楽しく、周りを盛り上げようとされる人でした。

農業を行い、家の事は全て行い、人を受けいれ、自分のできる事はやるような笑顔の良い優しい方でした。

地元の伝統芸能であるフリュというお祭りで、太鼓を叩く名手でもありました。多くの子ども達に太鼓の叩き方を指導し、地元では名人として名が通っていました。

その父に、雲仙温泉に泊りがけで連れて行って頂きました。その夜、スナックのような場所に、4人で出かけ、カラオケをするのです。その時に父が歌ったのは『長崎は今日も雨だった』でした。あの時のシーンは、未だに脳裏に焼き付いています。優しい歌声にはにかんだ笑顔がとても印象的なお父さんでした。

 

そんな義父とは、いろんな思い出がありますが、中でも印象的だったのが「阪神淡路大震災」が起きた平成7年1月17日の朝の事でした。この日は確か水曜だったのではないかと思います。私が休みの日で朝起きて居間に行きますと義父がテレビにかじりついているように見えました。

お父さん、何かありましたか?

と尋ねると.. もの凄い地震が起きていて、高速道路が倒れている映像が映っていました。衝撃的なシーンでした。

こんなことが起きるなんて..

と言うなかで、自然と向き合いながら仕事をしてきた男の逞しさと言いますか、強さのようなものを感じた瞬間でした。

 

長女が結婚したい相手がいると言ってきた時がありました。その時に直ぐ言ったのは、智慧のある男か?厳しい時こそ力を発揮できる男か?と尋ねました。すると『はい』と答えるのです。そしていよいよ対面の時が来ました。

逢ったその時、義父のようだ。

そう感じました。あの父の強さを感じる男でした。

 

笑老ライフを生きる人は、愛という軸を持っています。そして、そのエネルギーが凄い。

いつもは笑顔で楽に生きているのですが、いざ!という時に、その愛・エネルギーが威力を発揮します。

そして、いつ何時でも苦しく見えない。笑顔で楽しそうにみえる。

そんな力があります。

今日は、家に帰って、義父とすこーしばっか話してみます。

 

では今週もよろしくお願いします。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:29 AM  Comments (0)
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