忖度は機械的能面にする。

おはようございます。
令和3年4月28日水曜日の朝を迎えました。

ゴールデンウィークですが、ゴールデンウィークを感じないこの2年。
そうこうしていると、今までのゴールデンウィークとは全く違うモノになっているのだろうと思います。
東京に転勤した息子からの情報によると、百貨店やお店が閉まっている..との事です。
今は辛抱の時。
今こそ、日本魂を魅せましょう。

昨日の朝、突然の尋ね人がありました。
モヤモヤしている不安を語られました。
アドバイスをするというより、私の意見を伝えました。

コミュニケーション
という言葉をよく使います。

このコミュニケーションを私はどう理解しているかというと、双方向の納得 と想っています。
従って、説得ではないのです。

男社会にいますと、よく説得の場面に出くわします。

安倍さんへの忖度 菅さんへの忖度 という忖度が背景にある。言い換えれば、50対50 の力学ではない構造があり、それを感じている人が、組織という名のもとに責任の低い立場の人に強いていく。そんな説得構造です。

こういう人が組織の長にいたり、団体の長にいたりすると、その集団は滅びる方向に進むんだと思います。特にこういう大変革期になればなるほど..

以前、このブログでも書きました。

今までで何度も難しいコミュニケーションの場面がありましたが、特に難しかったうちの1つが、認知症になりかけていた母に車の運転を辞めてもらう時でした。

叔母さんから連絡を貰い、『いま車の運転を辞めてもらわねば人をはねたりする事になるかも・・』とっさにそう思いました。
これは、被害を受ける可能性がある人を含めた社会・母・自分・家族というものがチラチラ観えて、何とか母に辞めてもらわねば..
となったのです。

最初は1人で行きました。
お母さん、もしね.. という具合に母に恐怖感や事故を起こしたりして今後3代まで傷を負うよ..という様に説得をしました。しかし全く聞く耳をもってくれません。
この状況をどう打開したらいいのか?
財部隊長に伺いました。
すると
「鷹尾さん、あなた説得をしたでしょう? それでは無理です。納得をして貰わないと」
ガーーんときました。
永年の私の課題に出くわしたんです。

人は心が動かないと行動をしてくれません。言い換えれば感動です。CANとDO なんです。

隊長、どうしたらいいですか?

貴方は長男でしたよね。それでは土下座をしなさい。お母さん、と言って、一生懸命に頼みなさい。

そう教えて貰いました。

そして、妻と一緒に母のもとに向かいます。

そして開口一番、お母さん、今日はお願いがあってきました。どうか車の運転を辞めてください。そう言って土下座をします。お母さんにこの心配している気持ちが伝わるまで頭を上げません。

すると母が鍵をくれたのです。
その瞬間、伝わったんです。

しかし次の日から1ヶ月、実際に買い物や銀行等々に行くのに困った母からは、1日10回以上の電話がかかってきました。いくら親子でも許せん!とね(^^♪

母とは病気のせいで、瞬間瞬間伝わる納得コミュニケーションを行うことができないと前に進まないのです。

私は、これは母だけではなく、いつもそうだとそれから思う様になってきました。今では完全にそう想っています。
だから、何かに忖度し、説得コミュニケーションを機械的にしている人が可哀そうでなりません。

気が付いて!! と言いたい。

そんなんじゃ、今からの時代のリーダーとしては無理です。

私のところに訪れてきた方のモヤモヤが無くなったかは不明ですが、いい方向にむかえば嬉しいです。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:05 AM  Comments (0)
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