人間見聞録・・プライドの功罪
昨日、プライド・・のもたらす様々な事象を体験する事がありました。
仕事をする上で、自分なりの仕事品質の基準、組織内での仕事品質の基準・・があると思います。その更に上へ、という追求は、個人差や組織差がありますよね。。。
とある組織のある課の中で、これをめぐりった問題がありました。
その課の課長さんは、仕事熱心で、質の高い仕事を目指して、自分に厳しく、自分と戦っています。その課長さんの課には、スタッフが5名程いらっしゃいますが、この方々も熱心に仕事をされています。
しかし、課長さんからすると、課員の仕事に対する考え方や取組み方を評価しておらず、課員に対する評価や出来る仕事はここまでだ!と決め付けています。従って、自分で仕事を抱え込み、自分だけが忙しい・・と言う状況を創り、上司に対して、スタッフを増員して欲しい!とお願いをしているそうです。
一方、課員の方々は、課長は私達の事を信頼していない。どこがダメなのか何も言わない。自分だけ仕事を抱え込んで、仕事を与えてくれない。そう思っているそうです。
問題は、それぞれが求めている関係で、コミュニケーションが全く無い・・・と言う事です。この状態やこの関係で仕事が進んで行くと、この課はなくなりますね。。もしくは、課長の交代でしょう。
課長がするべき仕事はなんでしょう? 課員のとるべき行動は??
組織の中で仕事をする課として、組織の理念、方針を第一に優先させないと、船は前に進みません。それぞれ各々が、自分のプライドや見栄をかざし、好き勝手な方向に船をこぐと、その船は全く前には進みませんし、どこに行くかもわかりません。
主体的にその課の人が仕事ができる環境にする為にどうそれば良いでしょうか?
課長は、課長にしか出来ない仕事があるでしょう。そして、それをすべきですね。それが何なのか?を常に考え行動する必要があると思います。責任は、自分がとる!!と言う強い決意を持ち、腹を決める必要があります。
課員は、課長から仕事をもらえる様に、課長が何故仕事を渡さないのか?を考え、渡してもらう為には、どうする必要があるか?を考え、実行する必要があると思います。
この話と似た様な事が、全国いたるところで起きていると思いますし、私にもその様な事があるかもしれませんが、その事を意識しながら社会で生活する事が重要だと思います。
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