人間見聞録・・母ちゃんへのブルース

日本には、母ちゃんがどれ位いるんだろう?

世界には、母ちゃんはどれ位いるんだろう?

いろんな母ちゃんがいる。

怒ってばかりの母ちゃん、笑ってばかりの母ちゃん、すぐ手が出る母ちゃん、男の子だけ可愛がる母ちゃん、恋ばっかりしている母ちゃん・・・ほんと、いろんな母ちゃんがいますよね。

息子から見る母ちゃん、娘から見る母ちゃん・・・ 見方は違うと思う。

私にも母ちゃんがいる。今、68歳になり、田川の空の下・・1人で生活している。

私が7歳の時、学校の歯科検診の流れで、歯医者に行った。その時、1日で前歯を4本抜かれた。とっても痛かった。家に帰り、布団を敷いて、痛みを堪えながら寝ていると、母ちゃんが帰ってくる。『剛、どうした?』『歯医者で前歯を4本抜かれた』

私は、何という歯医者か?と頭にきていた。でも、それを誰に言うでもなく、1人で処理していたのだ。しかし、母ちゃんが血相を変えて、歯医者に怒鳴り込みに行った。嬉しかった。

母ちゃんは、俺の味方だ。俺を守ってくれる人だ。次第と、歯の痛みが無くなっていく・・・

怒鳴り込みから帰ってきた母ちゃんが、リンゴをすってくれる。甘くて、食べやすい・・『美味しい・・・』思わず、つぶやく。

私を守ってくれる存在の母ちゃん・・・そう感じて生きている子供達は、いっぱいいるかな~

世の中の子供達が、そう感じて生きていける社会であればいいが・・・

今日も、1人で暮らしている母ちゃん。読み聞かせのボランティアに行っている事だろう。いつまでも、いつまでも元気でいて欲しい。そして、自分を守ってくれる存在の母ちゃん・・と子供達が感じて生きれる社会であって欲しい・・・

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人間見聞録・・動く人達

昨日、このブログで書いた内容の事を、息子の担任の先生にメールをし、報告していました。すると、先生から返信を頂き、早速行動している息子の様子を教えて頂きました。

嬉しくて、月までジャンプしたくなる位でした。

この喜びを、鹿児島で看護師になる為の勉強をしている長女に伝えました。すると、『良かったね。良かったね。』と母親が子供に語る様な言い方で笑います。ひとしきり話した最後に『お父さんはわかりやすい・・・』これまた、嬉しい一言を言ってくれました。

私は、『わかりやすい』と言われる事が、とっても嬉しいのです。ここについては、注意深く意識している所です。そう思われる自分になりたい・・と思っていますので・・・

家に帰り着くと、一通のメールが届きました。その送り主は、私が尊敬する熊本の母でした。

中学~高校にかけては、子供達は非常に多感になると思います。また、人に自分の思いを伝えたいんでしょうが、中々上手く伝える事が出来ず、一方通行なコミュニケーションになり、大人はわかってくれない・・人は自分を理解してくれない・・と思い始め、中々分かり合えなくて悩んでいる子供達がいます。

熊本の母は、そんな子供達の思いやエネルギーが、真っ直ぐ向く為に、どうしたらいいだろうか?と夜な夜な悩み、自分を責め、とても苦しい日々を送っていたと思います。

そんな母から貰ったメールの最後あたりに『今日は、エネルギーが有り余っている子供達を家に招いて食事会をしています』と書いていました。そして、地域で同じ事を感じている方々と、ネットワークを組み、正面からその子供達と向き合い、誠実に付き合っていこう!!というグループを創られたそうです。

『凄い!!』・・・日本の母ちゃん誕生!!の瞬間です。大きな腹をもっての大決断です。ホント、凄い!!

私の父が亡くなり、遺品の整理をしていた時、父の使用していた財布からある紙が出てきました。そこには

『かくすれば、かくなるものと知りつつも、止むに止まれぬ大和魂』・・と書かれていました。

まさに、この言葉通りです。以前、『愛』とは衝動だ!!と書いた事があります。自分の子供が川で溺れている時、いろいろ考えますか?私なら、何も考えず、川に飛び込み救出に行くと思います。母は、『愛』に満ち溢れた人です。そして、心はホットに、頭は冷静に・・今回の事に関して自らを振り返りながら、この愛溢れる凄い決断をし、行動に移したと思われます。

熊本の母から日本の母へ・・ この愛は、必ずや子供達に伝わると思います。

熊本の母・・私は、静かに見守っていますね。頑張れ!!

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人間見聞録・・壁

生きていると、いろいろな壁にぶつかる事がありますよね。

とっても磨き上げられたガラスにブツかったあの人・・話しながら、目の前に壁がある事に気づかず激突したあの人・・ ホントにご愁傷様です。

でも、自分を向上させたい・・自分の殻を破りたい・・自分を良い方向に変えたい・・と思っている人が抱える壁や、中々今の状況から脱出できない組織・集団・チームが抱える壁・・・これは、どうしたら破れたり、乗り越えられたりするんでしょうかね~そう思っている人は、たーくさんいると思います。

昨日、パシフィックリーグのレギュラーシーズン優勝を成し遂げたソフトバンクホークスは、まさにそんな状態に陥っていたんだと思います。(〇〇さん、この日が来るとは、実は私も思っていませんでした。何故か、最後までわからんばい・・と口からでたんです。あの時は・・)

福岡での西武ライオンズとの最終3連戦。その時点までは、3.5ゲーム差で、西武ラインンズには、M4が点灯されていたと思います。誰もが『今年も良い所まできたけど、やっぱり無理かな~?』と、心のどこかで思っていたんじゃないか?と思います。

しかし、蓋をあけてみると、劇的・進撃・・快進撃・・での3連勝!! そして、杉内 対 ダルビッシュのエース対決!!何と1対0と言うさすがの戦いを制し、M1・・・ 夢で見るような事が現実に起きた奇跡でした。ほんの僅かな細ーい穴に、糸を通したかんじでしょうか?

ソフトバンクホークスの首脳陣、選手達が、『最後まで諦めなかったのが良かった~』と口々に言われていた事がとっても印象的でした。

『今年は勝たんといかんばい・・』をスローガンに掲げ、大いなるプレッシャーとの戦い。そんな中、自分を信じ、仲間を信じ、最後の最後まで諦めず、最後は、波に乗って、快進撃をやってのけたソフトバンクホークスの全ての皆さんに、敬意を表します。

何かを突き破れず『壁』を感じている皆さん、壁の克服を、ソフトバンクホークスの皆さんが、見事、打ち破ってくれました。ここにヒントが隠されているのではないでしょうか?

私は思うのですが、『壁』は、自分が創っている『出来ない・・恥ずかしい・・そんな事したらいけない。でもせんといかんかも・・』と言う、後ろむきな、自己否定的な、自分を信じれない、自分の居心地良さを守っていたい・・・の様な考えが創り出す心の壁であると思います。逆に言うと、前に!!前に!!進化をしたい!!と言う気持ちが無い状況にある時なんではないでしょうか?

人間の目は、前に向くような位置についています。決して、背中についていません。後ろを向いて歩む・・のではなく、前を向いて歩め・・となっているのです。この原則を思い起こす必要がありますよね・・・

今朝、寮生活を送っている息子から電話がありました。昨晩電話をしていたのですが、中間テストを控え、集団勉強会をやっているという事で話が出来ませんでした。

『おお、〇〇か、おはよう。お前に1つだけ提案がある。今から言う事を意識したら、お前は、自分が成りたい姿になれるとお父さんは思うよ。』と、まだ目の覚めない中話を始めました。何故、この様な会話をしようと思ったかと言うと、それこそ、今、彼は壁の目の前にいる状況だと、感じていたからです。

『どんなに眠くても、どんなにきつくても、笑え・・笑うんだ・・それがお前を救うから・・』  電話の向こうで、一生懸命聞いている彼の姿を感じる事が出来ました。まさに『伝え・伝わる』を実感した瞬間です。日頃の力の無い返事・返答(電話が順番待ちで、後ろに電話を待っている仲間がいるので格好をつけているのでしょう・・それが、まさに・・なんですけど)ではなく、とっても気持ちのこもった・・ハイ・・だったように感じました。

親元を離れ半年が経ちました。多分、いろんな事を経験しているだろうと思います。あの学校に行きたい・・から、絶対に行くんだ・・に変わってから、もうすぐ1年がたとうとしています。『お前にあの学校は無理だ。諦めて、違う方向を探した方が良いよ』と、アドバイスを頂いてから、もうすぐ1年が経過しようとしています。

親として、特に父親として彼に伝えたい・・伝えてあげたい事を、今朝、彼からの電話で伝えられた事に、ご先祖様への新たな感謝をした次第です。

今、この瞬間に伝えたい・・おい、こう考えるんだぞ!!いいか、こう考えるんだぞ!!頑張れ、いつも味方だから・・・そんな気持ちを心の奥底に秘め、今、伝えた方が良いと思うことだけ、シンプルに伝えられ、気持ちが伝わった(そう思う)事に、1つの壁を超えるきっかけを掴めたと思います。

私も、きつい時・眠い時、笑っているか?と言えば、そうでもないかもしれんな~と思います。私も今朝からそこを意識して、息子と共に頑張って行きたいと思います。

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人間見聞録・・不思議な感覚

世の中、ワクワクする話題や、イライラする話題が満載な今日この頃・・野球好きな私にとっては、楽しい話題が満載の時期となっています。

イチロー選手の10年連続200本安打・・・ソフトバンクホークスの逆マジック点灯(若干1名、この件では、腹立たしい思いをしている人がいますが・・・)

継続する・・最後まで諦めない・・  何とも勉強になりますし、勇気がでる話題です。

そんな中、昨日は、いろいろと嬉しく、不思議な事がありました。

昨日は、仕事が終わって、妻と一緒に、私の田川の実家にお参りに行きました。母が1人で生活している我が故郷田川・・ロールケーキをお土産に帰ります。

実家に着き、亡き父、ご先祖様に日頃のお礼と、今後の誓い、皆に幸ある様にお願いをしました。

その後、母が夕食を用意してくれていたので、一緒に食事をしながらいろいろと話をしました。『最近、物忘れが多くなってきてね~』と言う話を母がします。それから事は始まりました。

今日は、母にこんな話をしよう!!と考える事もなく、ノープランだったのですが、そこから出るは出るは・・・何と、私の口からいろいろな話が出てくるのです。歌が好きで、好奇心旺盛な母に対しては、『人生の中で1度でいいから、童謡・シャンソン・第九等の歌を、CDにしようよ!』だとか、『毎日、思いついた事を書きとめて、それが100枚集まったら詩集にしよう!!そしてそれを孫に配ろう!そして、この詩はいいね~という詩には、マザートークに曲をつけてもらおうよ・・』

何故か、ペラペラこんな話が出てきました。その後は、これまた何故か、私自身の事についてペラペラ話をしました。小さい時から、JRの時刻表を片手に、いろんな所に旅行に行く事が好きだった事、演説をする事が好きで、テープに録音していた事、司会や人が生き生きとする企画をする事が好きな事・・・母は、身を乗り出すように話を聞き涙ぐんでいました。『面白い・楽しい』これを連呼します。

私は、自分でこんな話をする積りではなかったのですが、何故か口から出ます。きっと、父やご先祖さんが、私の口を通して母に伝えたのかもしれませんね。

まだまだ続きます。家に帰ると、くわのみ荘の姉御様よりメールを頂きました。〇〇大学の件です。これもホント嬉しかったですね。実家で話をしたばっかりのタイミングで、それに関する情報を頂いたものですから不思議というか、私の進むべき道が明確になった感じをもちました。

世の中、不思議な出来事がありますが、自分で意識していない事が目の前で起きた時、それは、誰かが私を通して動いているのでしょうね。

不思議な感覚・・・最近、多くなってきた様に感じます。

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人間見聞録・・受身より攻める姿勢

私が好調な時は、受身の精神状態ではなく、自分から攻めていく精神状態になっている時かな~ と思います。

受身の精神状態とは、『これをしよう。これをしたい。いつまでにこれを仕上げよう!』と目的やそれを実現する為の目標を設定せず、他人からのお願い事項や頼まれ毎を行ったり、何も考えず、何かをこなす、作業的な事をしている時の心理状態を言っています。

自分から攻めていく精神状態とは、目的・目標に向かって、計画を組、そのスケジュール・計画に向けて邁進している時の事を言っています。

現在の私は、その両者が入り混じっている状況の様な気がしています。自分の人生においては、目指す方向性ははっきりしていますし、やろうとしている事もはっきりしているので、何も止まる事無く、ただただ、目標として建てている時期に間に合う様に事を進めて行く・・それに夢中です。

この状況であれば、入り混じる事はないのですが、とっても気になっている人、事がありまして、私としては、この気になっている人、事を、自分の中でどう位置づけるか?がまだ定まっていない状態ですから、その事を、ゼーンブ正面から受け止めている状態になっているのです。

それを何とかしないと、不調に陥る可能性があり、まずい・・・と思っています。

以前、姓名判断での占いをして貰った事がありました。『あなたは気にする・・事があなたの命取りになるぞなもし』と言われた事があります。いわゆる、引きずる・・・って奴です。節・区切りを1つ1つにつけていかないと、この状態になり、その事から自分を見失い、どつぼに陥る事に繋がっていくと思いました。

今、何かもやもやしているこの気持ちが、何から来るのか・・・その整理ができたので、自分の中に節と区切りをつけ、『これに関しては、この方向で、こういう判断基準で望む。』としたいと思います。

自分が崩れるパターンが、この年になって少しづつ見えてきたので、同じ失敗を繰り返さないようにしたいと思います。多分、イチロー選手は、20代の頃から、それがわかっていたのでしょうね。私は、彼より約20年程、歩みが遅れているようですね~

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人間見聞録・・自分で、自分を変える仕組み

昨日、『え、ホント?』って、自分の耳を疑う様な事件が起こっていました。エース級の検事が起こしたれいの事件です。

なぜ・・why・・   理解できない~    

人間は、どんな考え、心理になると、あの様な事をするんでしょう?皆さんは、どう思いますか?

嘘を隠し通す・・・この背景に隠されている・隠れているのは、何でしょうか?

皆さんは、嘘をついた事がありますか?また、NO1になった事はありますか?

私は、嘘をついた事、仕事の業績で全国NO1になった事・・両方とも経験しました。

私は、自分が『嘘』をつく時は、どんな時かな~と考えましたら、2種類ある事に気づきました。1つは、自分を守る為。1つは、相手に自信を持ってもらう為や、喜んでもらう為。につく嘘です。前者は、『嘘をつくことは、やめた方が良いよ!』って心が叫んでいますが、もう一方は、プライドだとか、見栄だとかで、押し迫ってきます。最終的には、見栄・プライドに負け、ついつい出てしまう・・これは、自分に嘘をついているのです。もう一方は、時として、良い潤滑油になるのですが、果たして本当に良いか?と思ったりもします。

でもね、これらの『嘘』は、疲れます。自分にダメージを与えているだけです。

私は、営業成績で、全国NO1!を取り、表彰をされた経験がありました。その結果、人が周りに寄ってきて、情報をくれ、何の努力をしなくても仕事の受注ができる状況になっていきました。その反面、自分は、おごりたかぶりがニョキニョキとで、ピノキオの鼻の様にお高く染まっていったのです。それにつれ、この地位は誰にも渡したくない・・・と言う心理状況に陥り、いつしか、守りに入る自分になっていました。その結果、NO1になる前まで一生懸命行っていた営業活動もしなくなり、みるみる内に、七苦の底に落ちていったのです。1度落ちると、そこから上がってくる事は、本当に大変です。まだまだ、上がってきているとは思っていませんが、一時と比べると、いろいろな人のお陰で、少しは変化してきたと思います。

今、社会の仕組みを変える必要がある時代だと思います。NHKで、『龍馬伝』が放映されていますが、このテーマをNHKが行う事でも、変化・チャンジしていく必要性を、国民の多くが感じていると思います。

では、どうしたらいいでしょうか?

自分で、自分を軌道修正する仕組み、自分を変える仕組み・・・いうなれば、そういう思想を身につける必要があるのではないでしょうか?

今回、この検事さんのケースを見て、『ああならない様に気をつけろう。』・・・『あの人、何でああなったんだろう?その要因は?どうすればあの様にならない自分になる事ができるだろうか?』・・・あの事件を見て、人により異なった捉え方をされるでしょう。

私は、自分で自分を変える思想・・を身につけるべきかな~と思います。そして、『悪から産まれる善が、真善であり、善から産まれる善は、偽善である』と言う思想を身につける事をお薦めします。更に、自分を支配している思想を変える時は、こびりついたものを、一生懸命捨てないと、中々変わらない・・と思います。敢えて、痛い思いをしてでも、捨てる・・それ位の覚悟と勇気が必要だと思います。それが、一番変わりやすいと思います。

自分で自分を変える仕組み・・・これが大切だと痛感した昨日の事件でした。

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人間見聞録・・・もう1つの土曜日

浜田省吾の歌に、『もう1つの土曜日』という歌がありますよね。

私には、歌ではないのですが、地域コミュニケーション・仲間コミュニケーション・野球コミュニケーション(飲み会ともいいますかね~)での『もう1つの土曜日』があります。

この土曜日は、不定期ですが、結果的に、何故か定期的になります。

先週の土曜日は、事務所でデスクワークを行い、昼からは、栄光病院で行われた第37回合同慰霊祭に参加させて頂きました。去年の10月から今年の3月までにお亡くなりになられた方々のご家族が一同に会し、愛する人を失い、いまだ癒えぬ心を、少しでも前を向き歩んで頂ける様な気持ちに自然となるような会でした。

その後、夕方より、志免町別府2丁目の長老の方々がお集まりになっている会に出席させて頂き、H23.4月にオープン予定で、社会医療法人栄光会が経営をする新生活タウン『安息』の説明を行って参りました。約120名位の方が出席されており、皆さん、とても関心を持って聞いて下さりました。感謝です。

その後、息子から預かった甲子園出場記念タオルを、小学校・中学校の時にお世話になった先輩・同僚・後輩の所に、息子に成り代わり持参させて頂き、久しぶりに子供達や大人達と会う事ができました。

それからいよいよ『もう1つの土曜日』の始まりです。

先週の『もう1つの土曜日』は、いつもと違い、雰囲気の違う場となっていた様な気がしました。うまく説明出来ないのですが、何かが違う!

この何か・・・は、一体なんだろう?   喉元に、小骨が引っ掛かった状態になっています。  

皆さんにも、この様な場があると思います。この様な場は、『自分は、周りからどの様に見られているか?』の勉強にもなり、いろいろな考え方を勉強する場でもあります。また、人が多くいますから、集団の中で生きる・・勉強。どうすれば、皆が楽しい・・と思える様な会になるか?等々・・いろいろ勉強になります。

特に、いじられる役割の方については、もの凄く勉強になります。私は、いじられ弱いので、余計に勉強になります。だいたい、いじられ弱い人は、いじりにまわりますもんね。いじっている人は、気が小さくて、いじられ弱いです。だからと言って、私は、あまりいじったりしませんよ。

この『もう1つの土曜日』については、まわりの人は、『あんた達は、よう・・・』と言っていると思いますが、私としては、貴重な勉強の場であり、死ぬまで続けたい場の1つです。

だからと言って、このブログを見た〇〇さん、いじらんとよ・・・

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人間見聞録・・我が子

昨晩は、とっても心地よいコミュニケーションが出来た!と感じる1日でした。

そう思う私の試金石は、家族(今は特に次女)との会話です。

仕事が終わり、自宅へ帰るコール!!

まず、女房に電話を入れます。電話はかかるのですが、出ません。『でらんな~。もしかしたら、風呂かな~?』と思い家に電話をしました。すると、次女が電話に出ます。『なに?』『なんちゅう電話の出方をするんや!!』と心で思い、どやしつけたろうか!と思いましたが、『ぐっ』と堪え、『今から家に変えるからね。』『わかった』『ところでお母さんは?』『今、仕事から帰ってる途中。』『ああ、そうね。ありがとう。そしたら電話をきるね』『うん。   あっ 、 お父さん、帰ってきたらポンタ(うちの長老犬)を見てね。』『どうしたと?』『ホークスの今年はやらんといかんばい・・バンダナをつけとるけん』『わかった。』・・バンダナをつけている次女とポンタの光景を想像すると、思わず『可愛い!!』と心が『キューン』となります。

そんな会話をし、家に帰っている途中、栄光会の下稲葉主一課長から返信連絡があります。

夕刻、私から電話をしていた返電でした。『かくかくしかじか』と、熱い会話を交わし、『よーし、やるぞ!!』と意識レベルがグーンと上がります。

家に着き、車を止めて、ポンタの所に行くと、次女が言う通りの姿で、とっても可愛い・・お爺ちゃんでした。

『ただいま!!』今日も玄関の靴が綺麗に並んでいます。それを観て、『よーし!!』とまたまた意識レベルが急上昇!!『〇〇、ポンタは、ホント、可愛かったよ。』『そうやろう』

文章にすると何気ない会話であり、とってもシンプルで素っ気もない会話(文章を書きながらそう思う)ですが、目の表情、その場の気、間合い・・・等、何ともあ・うんの呼吸でのコミュニケーションが図れました。その後、いろんな家の仕事を行い、夕食へ。とっても良好な会話が続き、家の中が、とても明るい!!これぞ、『幸せ~』です。

『お父さん、今日は、何かあったと?』・・女房・次女  この2人から聞かれました。『いいや、特別なんにもないよ』『そう』

私が、如何に家の中で偉そうにしていたか、皆さんおわかりでしょうか?

時計の針も、日が変わろうとしていたその時、携帯電話が鳴ります。下稲葉主一さんからでした。

最近、新規採用スタッフの方の面接をされた時からいろいろな事を感じ、『どうすれば、私(主一さん)が持つ問題意識を解決できるだろうか?』と常に考えていたそうです。そんな時、『フッ』とある事を思いついたそうで、その考えやアイデアについて、どう思うか?の電話でした。お話を聞かせて頂きますと、さすが下稲葉先生の息子さんで、主一さんが、人望のある人である由縁がよーくわかりました。とっても高い問題意識に対し、良くこの様な方法を考え出したな~という内容でした。それから、またまた熱い話をし、気持ちが高ぶり、益々『よーし、やるぞ!!』となる中、眠れなくなり、結局、朝方に少し寝る・・で、気持ちの良い朝を迎えました。

我が子・・とのコミュニケーション。私は、この事について、良く考えながら、頭は冷静に、心はホットに。で接している積りです。場面、場面で異なる対応を意識的にしていますが、理念だけは、いつも同じです。だから、毎回同じ事を、違う角度からのアプローチで行っている積りです。

昨日は、ここ最近の中で、一番、真の(表面上ではない)コミュニケーションがとれた気がします。この流れが、主一さんとの熱い・熱い魂の結びつきをもたらしたのではないか?と思います。

次女は、私の接し方や、私の態度の映し鏡の様な気がします。次女の嫌な面・・・これは、私が、私に思っている自分の嫌な面です。次女がその嫌な面を出した時、注意したり、怒ったりしていますが、自分に言っている気になる時があります。我が子に直しなさい!!と言う前に、『私が直さないといけないんだな~、それを娘が気づかせてくれているんだな~』

その様に思うと、自然と、敬老感謝祭で頭を深々と下げられた最長老の先輩の様に、娘に『ありがとう』と心でつぶやき、自分の頭を冷静にし、心をホットにして接すると、とってもありがたい気持ちを抱きながらコミュニケーションができるかも・・・と思える様になりました。

子育てで悩んでいる方は多いと思います。そんな皆さん、是非、1度、自分を見つめ直して、冷静に考えてみて下さい。もしかしたら、何かに気づいたり、何かを感じたりできるかも・・・しれません。

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人間見聞録・・敬老感謝祭

昨日、福岡市中央区桜坂にある『観山荘』にて、福岡市南区柳瀬にある悠愛デイサービスセンターと、太宰府市宰府(太宰府天満宮の参道付近)にある・・うめはうす の2介護事業所合同の、敬老感謝祭が行われました。

当日は、約100名の要介護者の方がお見えになりました。私は、司会進行の大役をおおせつかりました。

この敬老感謝祭は、NPO法人笑老ライフ研究所理事長の植木理美が代表取締役社長を務める悠愛デイサービスセンターが、今から5年前に始めたイベントで、その趣旨を良く理解し、同じ日本人として、心から人生の先輩たちに敬意を表している『桜坂 観山荘』の方々が、快く会場の設営からお料理の提供を行ってくれ、実現しています。

介護の勉強をした事がなかった『観山荘』の皆さんも、このイベントをやるぞー!!と決めてから、介護の勉強、料理の提供方法、話しかけ方等々を勉強され、今や、介護スタッフの方々と、『あ・うん』の呼吸で対応されます。

11:00を過ぎた頃から、介護スタッフの方々と一緒に、今日の主役である長老の方々が、ゆっくり・ゆっくり とお見えになられます。杖をついている方、自力で歩行できる方、車椅子の方々、白内障の方々、目の見えない方々等々、いろいろな病気と闘い、不自由な体の中で、動かぬ自分の体と、それに対するはがゆい気持ちと戦いながら、あの素晴らしく晴れやかな会場に、一歩づつ進んで行きます。

11:50 全員が揃い、開会宣言です・・・今日も楽しみましょう! おー!! 何とも良い出だしです。

その後、会席料理に舌鼓をし、皆さん、大満足!!

13:00 いよいよ演目開始です。

まずは、悠愛デイサービスの方々が、『旅姿3人男』を、さっそうと、かっこよく、笑いも入れながら演じます。やんや・やんやの大歓声を頂きました。次に、同じく悠愛スタッフが『おてもやん』を行います。デコボココンビのおてもやん。悠愛新ユニットの結成です。緊張しながらも、皆さんに喜んで頂こう!!と言う気持ちが、傍でみていて凄く伝わってきました。見事、大拍手を頂き、ホッと胸をなでおろす『おてもやんコンビ』。

続いては、うめはうす娘による『銀座のカンカン娘』です。真っ黒の衣装に身を包み、宝塚バリのラインダンスを披露してくれました。皆、本当に楽しそうで、思わず『私もその輪に加えて!!』っと、言いたくなるくらい・・・

演目最後のとりは、『田原坂の美少年』です。悠愛きっての男優、池田君と渡木君の登場です。約1ヶ月、日本舞踊の師匠に弟子入りし、今日の為に練習をしてきました。日本の行く末を憂いながら、亡くなっていった少年の気持ちを良く酌みこんだ大作でした。会場にいる大先輩達から『ブラボー!』『いけめんー!!』の歓声が・・・まるで、女子高生と同じではないか?

その後は、植木会長による『敬老祝い歌』があり、会場との大合唱!! 〇×クイズを行い、豪華景品の争奪戦、デザートタイムと続きます。

そして、いよいよ感謝状贈呈の時間となりました。喜寿・卒寿・傘寿・・・をお迎えになられた方々に、ステージに登壇して頂き、感謝状の贈呈と、七転び八起・・を念に入れた達磨セットを記念品として贈呈させて頂きました。

表彰される皆様方の心が透けて見える程、どの先輩方々も、素晴らしい表情をされていました。その中で、私が最も印象に残ったシーンがあります。

最長老の〇〇さんの表彰の際にそれはおこりました。足元がおぼつかない〇〇さんでしたが、一緒に登壇した悠愛のスタッフさんに賞状と記念品を渡し、1人で立ち、深々と皆様に頭を下げられました。その頭を垂れるその姿が、強烈に私の心を打ち抜きました。

『感謝の意』・・良く使われる言葉です。

私は、この言葉を、心から使っていますが、でも、形式的に使う事もありました。

しかし、〇〇さんのその姿を拝見させて頂いた時、自分の至らなさを思い知る事になりました。ほんと、自分が情けなくなります。この事に気づかせて頂いた〇〇さんに、心から、感謝です。

今回、この様なチャンスを頂いたお陰で、司会進行の経験をさせて頂き、この様な気づきを頂き、とても感謝しています。ありがとうございます。

一番、大切な事・・・と出会えた敬老感謝祭でした。

来年も参加したいです・・・

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人間見聞録・・お世話をさせて頂く姿勢

9月10日、9月16日・・の両日、福岡市中央区桜坂にある観山荘にて、悠愛単独、悠愛・マクリー合同の『敬老感謝祭』が開かれましたと開かれます。

利用者の方々は、とっても楽しみにしているイベントです。今日も司会をさせて頂くことになりました。

前回、司会をさせて頂き、宴が終了し、最後の片付けまで会場にいました。

その際、介護のスタッフさん達が行う仕事を目の当たりにすることができました。

先週は、とても暑く、スタッフの方々も汗だくでお世話をしていました。出席者の数も、50名を超え、1人1人のスタッフさんが、演目に、介護にと、ゆっくりする間もなく走り回っています。そこで私がとっても感心しましたのは、

『笑顔』がなくならない・・・のです。『こんなに忙しいのになぜ?why?』びっくりです。口調も、相手が聞き取り易い様に

『ゆっくり・はっきり・大きく・丁寧に・敬意を込めて』になっていました。汗を流しながら・・・

この姿、『美しい!!』一目惚れです。凄く美しく、敬意を表します。

今日も、その姿を見れるのだと思います。

全国、世界の皆さん・・・日本の介護スタッフは、本当に素晴らしいですよ。世界に誇れると思います。是非、スタッフの方々の働きを、        社会で評価して下さい・・お願いします・・・

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