人間見聞録・・2人から始まるストーリー

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、昨日と同様暖かい朝を迎えました。今日は、少し体がダルイ感じです。

昨晩、管理者研修を終え、医療介護施設かめやまに戻り、ヘルストロンコーナーの受付業務に取り掛かろうと正面玄関付近に向かいました。

すると、玄関付近に人影が・・・

何と、安息のご入居者Aさんがいるではないですか? 「Aさん、タバコは吸い終わりましたか?」「いいや、まだ吸っとらん。あんたが帰ってくるのをまっとった。」こうきたのです。

「Aさん、嬉しい事を言ってくれるじゃないですか。。」と心でつぶやきながら、

「そしたら、吸いに行きましょうか?」「おお。。」

Aさんのタバコを保管している2Fに一緒に向かいます。ヘルストロンコーナーは、PTの吉永君にお願いしています。

途中、「Aさん、今日の一杯は終わりました?」「それが酒がないだ。買ってくるというんだが、まだ買ってこん。」

私は、Aさんのご家族が買ってくるもんだ・・と思っていましたが、何と、我々のスタッフが買いに行きます。。と約束していたようです。それで、2Fのステーションに行き、1,000円を頂き、Aさんと一緒に酒屋に麦焼酎を買いに行く事にしました。

寝酒に一杯。。

90歳になるAさん。永い事、寝酒で一杯。こんな生活をしていると、入居前より伺っていました。このリズムが崩れ、落ち着かず、不安が広がり、認知症が進む事を心配します。

酒屋に着くと、喜んでいるAさんがよくわかります。そそくさとお店に向かい、焼酎コーナーでいろいろな酒を眺めています。その中から1本を選び、いざ安息へ。。

そこから2Fの喫煙所に向かい、Aさんと(^。^)y-.。o○しました。

「うちはね〜 正月にはひ孫まで合わせて17人が我が家に集合し、大いに盛り上がる。」と、三日月を眺めながら、穏やかにお話を始められました。「Aさん、そしたらお年玉だけでも凄いお金が必要になるでしょうね。」「そうだよ、嫁いだ娘まで・・・」

「かないと最近も話したんだけど、俺達が結婚し、毎日いろんな事があり、それに一生懸命対応し、気がついたらこんなに多くの子孫が出来た。幸せなことですわ。。」

私の胸に、この事をしみじみと話すAさんの気持ちが直入され、「俺はどれ位の子孫を残す事が出来るだろう?」って、初めて思いました。

実はAさんの奥さんは病院に入院しており、近じか、Aさんの住む安息で、夫婦みずいらずの生活が始まります。奥さんに、とっても優しいAさんが、奥さんと生活を共にし始めた後、どうなるか?がとっても楽しみです。

「2人から始まった人生。今、17人の子孫に囲まれ幸せです」

このセリフを聞き、何ともボンヤリとしていますが、今の私には、とっても記憶に残るセリフでした。。

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人間見聞録・・生まれ 変わる

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、晴れで、暖かい朝を迎えました。

ここ数日、生と死の話しや出来事が身近で起きたものですから、「生 と 死」 について意識はしていないのですが、自然と考えていました。

 

私の長女は、鹿児島の大学で看護師を目指して只今実習中です。来年には大学4年となり、いよいよ社会人に向けてラストイヤーになります。

実習先として、いろいろな事業所での実習をさせて頂いている様ですが、先日は、産婦人科に行けた様です。彼女は出産〜乳幼児のお子さんを看護したい・・それがこの仕事に就きたい原動力となっています。従って、今回の実習先は、彼女にとっては最高の実習先だったのです。

実習を終え、先輩看護師でもあり、母でもある妻に連絡し、実習の感想を言ったそうなんですが、とても感動し、やりがいのある仕事だと言っていたそうです。

「新しい命が誕生する瞬間・・・は、言葉にならない位の感動がある」と、安息スタッフで、2日前に第一子の男の子を授かったA君が言っていました。そしてその命の誕生を、安息入居者のBさんが、詩吟を歌い祝ってくれます。

「子は、社会の宝物だ!」と。。。

一方、昨晩の事ですが、有料老人ホームの方にお住まいになられていた1人のご入居者様がお亡くなりになられました。まだ意識がはっきりしている中でご家族とも面会し、お話が出来たそうで、最後には、ご家族に見守られながら旅立ったと聞いています。ご冥福をお祈りいたします。

人が亡くなる。命が亡くなる・・・これはとっても辛い事です。一方、新たな命の誕生・・・これはとっても喜ばしい事です。

この「死・生」について、どの様な価値観を持ちながらこの仕事をさせて頂くか?によって、大きく仕事の内容が変わりますね。。

私の中で深まっていく「死生観」・・  この先、まだまだ続いていきます。。。

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人間見聞録・・「動」の予感

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、曇・・空です。どんよりとした天気で今週はスタートです。

昨日、妻と一緒に長崎に行きました。修学旅行に行く息子に、服を持って行く為です。

その為、少し買物をしたのですが、何を買ったか・・と言いますと、「ヒートテック」です。私も便乗して買いました。実は今日実験で身に付けてみたんですが、慣れないせいもあるのか変な感じです。これからの季節、これが手放せなくなるんでしょうね。。

夜になり、大阪の開票が始まりました。橋下さん率いる維新の会が勝利しました。

前回、衆議院選挙が行われた際、民主党に政権が変わる事で、国が課題を解決する為に動き始める・・と期待した時以来のワクワク感があります。

刻々と、国際情勢が変わり、時代に大きな変化が起きているさなか、それに対応し、日本も変化、日本人も変化していくのは、ごく当たり前の様な気がします。しかし、変化の程度によっては、大きなダメージを被る事も多々あります。

私の中での大きな変化は、身体障害者にある日突然なった時でした。そうなるよ・・という余兆もないまま突然訪れました。一方、父の死は、ホスピス・ターミナルケアを受けさせて頂きましたので、心構えが出来た中での事でしたから前向きに受け入れる事が出来ました。

突然・・それとも、心構えが出来ている・・備えや準備が出来ている場合と、そうでない場合は、事が起きてからの対応が全然違います。

私達は、今、各人が心構えや備えをするべき時の様な気がします。いつどうなるかわからない。この国がどの様になっていくか?ここに、個人個人が勉強し、備えをする。そのまったなし・・の時がやってきている様に思います。

国が潰れるわけがない。。どこかでそう思い込んでいます。

でも、もしかして・・・  

そんな中、昨晩の大阪の動きは、よ〜し。。と思う出来事で、「動くんだ!!」と背中を押された様な感を持ちました。

じっ・・としていても、事は解決しません。「動く・走りながら考え、軌道を修正する」そうでないと、良い方向になりませんよね。

「世の中を・・動・・へ」。。私の場合は、「自らを・・動・・へ」そして、「地域を・・動・・へ」に向けて、ギアを加速段階に持っていこう!!

そういう思いにさせて頂けました。ありがとうございます。。

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人間見聞録・・大感動!!

皆さん、\(^▽^)/!。

今日日中に、大感動!!する事がありました。

昼から安息にご入居している8名の方々を、よさこいフェスチィバルにお連れし、エネルギーの注入をしてまいりました。

その際、車椅子利用の方が6名。自歩行の方が2名で、その内の1名が90歳の方です。

我々は、3名でお連れし、1名は車を止める場所がなく、車待機で2名で、会場へお連れ移動です。しかしどうしても車椅子を押す人が足りず困っていましたら、その90歳男性のAさんが、車椅子に乗っている67歳男性のBさんを押して会場にお連れくださいました。年の差23歳。。お父さんが子供をおしている様な光景を見て、胸が熱くなりました。。自然と産まれたこの光景に、何とも感動です。

よさこいの会場につき、凄いエネルギーを頂きます。

帰りの時間もあり、途中で会場を後にしたのですが、会場から出て、1ヶ所に皆集まり、点呼した時に「ハッ・・」とした事がありました。

ライフプラン会議の席で、最も悩み、どういうプランがいいんだろうか?と思考したBさんが泣いているではありませんか??

「Bさん、感動したんですか??」 そんな表情を浮かべBさんのお顔を見ましたら、またまた涙。。

よっぽど感動したんですね。世代を超えて、多世代で取り組んでいたヨサコイ・・ はじめてみたBさんの涙は、感動的でした。

安息に到着し、このツアーに参加されたCさんが、皆に「よかったわよ〜」と伝えます。それを聞いた職員の池田さんが、

「Bさん、どこにいってらっしゃたんですか?」と聞きました。

するとBさんは、「病院」・・ただその一言。。

よしもと新喜劇であるような一場面でした。。

認知症も深まりまって参りますと、その場の心の動きが、素直に表情に表れます。

Bさんは、池田さんからの質問を聞き、壁が真っ白で、如何にも病院・・と感じる建物の中にいた関係で、「病院」と答えたのではないでしょうか。

正直にモノを言ったり、涙したり、怒って声をあらげたり・・・そんなBさん

そのBさんを、後ろから包み込むように車椅子をおしていらっしゃったAさんの表情が、Bさんの涙同様、印象深く、感動した瞬間でした。

Aさん、Bさん・・・今日はありがとう。。これからも楽しんでもらえる様に頑張ります。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:32 PM  Comments (0)

人間見聞録・・いざ、ドレミ村へ

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、昨日と同様、ほのぼの系の朝を迎えました。寒いのは寒いです。

さて昨日、私の大好きな熊本県は熊本市にある社会福祉法人青山会さんが運営をしている「ドレミ村」と云う高齢者コミュニティストアーの見学に、4名で行ってきました。現地で案内をして頂いたのは、言わずとしれた「清田さん」です。

跡部理事長から構想を聞き共感した私は、土地の選定時に少々お手伝いをさせて頂きました。あの時は更地でしたが、その土地を見事に使い、暖かみのある空間を創っていらっしゃいました。 恐るべし・・跡部理事長・・

パン屋さん・八百屋さん・雑貨屋さん・お婆ちゃんの〇〇屋さん・足つぼマッサージ屋さん等々・・

お店だけだと何だかわかりませんが、このお店群を統括し、地域高齢者の方々の生活を支えて行こうとカレッジを開校したのが、言わずもしれた「清田さん」です。

跡部理事長の心意気と清田さんの心意気には、敬意を表します。

私は、私達が運営する「栄光すこやか大学」と、跡部理事長・清田さんコンビで行う「カレッジ」は、ほぼ同じ目的で運営をしていますので、近い将来姉妹校関係になるだろうと思っています。

この様な挑戦は、顕在化されたニーズの中で行うのではありません。心の中にある「安心」という潜在的欲求を満たす事や、ご自身の命の質を高め、前向きに生きて行こう!!と云う提案と地域の人達と支え合い、生涯住みやすい街・・にする・・そういうところにあります。

従って、これを創ったからと言って、すぐ状況ができるわけではありません。

丹念に丹念に、クチコミで口コミで、徐々に徐々に伝わっていく事であり、時間を要す内容です。だから、この運営に携わる人が、若い人であればこの状況を待ちきれず、運営が中々思うように進みません。

私もせっかちな方なので、いりいりする時が随分ありました。しかしこの事に気づき始め、今は1人1人に丁寧に伝える活動を地道に行おうと思い、取り組んでいます。1人の人と繋がる事のありがたさを感じながら・・・

きっと、清田さんも同じ様な想いをしながら今日もがんばるんだろう思います・・どうですか?清田さん・・

これからの時代、地域にこの様な受け皿があり、日頃から、元気な時から、自分の好きな、興味のある「事」で出会った「縁」で、コミュニケーションを取りつつ、支えつつの基盤があると、いざ・・という時にはかけこみ寺的にもなります。また緊急の時など、日頃の積み重ねの「お互い様精神」で助け合う事も出来、遠く離れた子供達の生活基盤を壊さずとも生活できる事に繋がるのではないか?と思います。

凄く難しいチャレンジですが、清田さん、共に頑張ろう!!  福岡志免 と 熊本熊本市 は、少々距離があり、生活文化が違うかもしれないけど、情報交換をしながら、刺激し合いましょう。。

皆さんも、熊本県は熊本市(北部)にある「ドレミ村」に一度行って見てください。そして、パンを食してください。安くて、超〜 美味しい!!パンがいろいろありますよ。ここでしかないパンと出会えますから・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:04 AM  Comments (0)

人間見聞録・・これって・・

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、晴れの朝を迎えました。寒い様ですね。。

私はと言うと、昨日ヘルストロンをしましたので、今日は特別寒い・・とは感じませんでした。足先まで暖い状態です。やっぱり、ヘルストロンは血流を良くし、体温をあげる効果があるようです。

さて話は変わりますが、今朝、私の中で一大事がありました。

事務所の鍵がないんです。

早出の妻を送り、6:30には事務所につきました。そこからトイレに入り、事務所に入ろうとすると鍵がないんです。

「あれれ・・」

家に忘れてきたのかも・・

それから家に戻り探しますがありません。「ワー、これは大変になったぞ。」そう思いながら、しかたなく事務所に戻ることにしました。

「仕方ない。自分が悪いんだ。創り直そう」そう自分に言い聞かせて、事務所に戻り、朝の行動パターンの場所に行ってみて、それでもなければ・・そう決め、最初に行ったトイレに行きました。

すると、洗面台に鍵があったんです。

「よかった〜」と思い、ご先祖様ありがとうございます!! と心の中で呟き、安堵・安堵で、今後こんな事にならんようにしよう・・と自分に誓ったんですが、時間を増す毎に

これって・・

と思うようになりました。

私達がサービスの提供をさせて頂いている「認知症」の方々。私は、認知症の方は、こんな想いをいつもしているんだろう。と思います。

思いだそうにも思いだせない。そして、自分で失敗と思う事を何ども繰り返す。もう、自分が嫌になりますよね。どうでもいいや・・そんな思いになるんだと思います。

私も、今回の鍵騒動で、鍵が見つかってすぐ、自分はもしかしたら若年性の認知症では・・ と思う位でした。

怖くて、辛い。

今回の経験で、認知症の方の心理をより良く理解しようと改めて思うと共に、失敗=ダメな自分・・と思い込まない努力もせねば・・と思った次第です。将来もし認知症になった時、いろいろな方に極力ご迷惑をかけないで良いようにしないと・・

出来れば、可愛い・・って思って頂けるお爺ちゃんになりたい。。

今回の鍵騒動は、私にとって、気づきもあれば、自分に対し、一抹の不安を抱かせる事になりました。。

(o・・o)/

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:50 AM  Comments (0)

人間見聞録・・変化の瞬間

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、雨の朝を迎えました。

雨の時にバスに乗ると、傘の処理に困りますね。。幸い、満員状態じゃない為、自分の傘で相手を濡らす事がないからいいんですが・・

話は変わりますが、昨日の朝、いつもの様に安息へ向かいますと、皆さん朝食を召し上がっていらっしゃいました。その中に、Kさんもいたのですが、何やら独りでしゃべっています。

その様子を見た時、ご入居してこられた時のKさんの姿を思い出しているのと同時に、亡き父の事を思い出していました。

Kさんは元気だったんですが、骨折や脳梗塞により、徐々に徐々に・・の状況です。リハビリも、多くの方と一緒は好まない様で、上手く進まない状況です。最近、訪問リハに切り替え、あの時に少しでも近づく様にしたい。。と思い、ご家族と協働して行なっている最中です。ご家族も、自分の親だけではなく、他の入居者さんのお世話も・・と云う精神があり、今回、栄光すこやか大学のパートナーさんになって頂けました。

Kさんの姿を見ていると涙が出てきそうになり、気がつくと、Kさんの横にいき、背中をさすりながら、お話を聞いていました。

前日、発熱し、日中お休みになられ、夜はほとんど寝てらっしゃらないという状況だったそうです。

お話を聞いていたら、Kさんの亡きお父さんが来て、小さな声で話をするので、大きな声で話して欲しい・・と言うのだけど大きな声で話してくれない。だから帰る。。と伝えるけど・・・という内容でした。

Kさん、ご先祖さんから守っていただけて幸せですね。。と背中をさすりながら声かけをさせて頂きますと、少しづつですが落ち着き、気が下がってくるのを感じました。

私の亡き父は、ガン末期で、モルヒネを使用していた時に、Kさんと同じ状況がありました。「お母さん〜 お母さん〜」と手を伸ばしながら言うんです。手を握り締めると、ギューと握り返します。

その時の事が、Kさんにダブリ、Kさん、そばにいるからね。安心していいよ。と心で何ども言いながら背中を気を集中させてさすりました。

永くこの世で生活し、多くの子孫を創り、世の中に役に立つ事を数々行なってきたKさん、いろいろな事をしょって歩いてきた人生の終盤戦が、本人やご家族にとって良い時であり、「我が人生に悔いはなし」と言って頂けるお手伝いが出来る力をつけたい・・ 心からそう思う瞬間でした。

力をつけたい!! 

Kさんに教えて頂きました。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:32 AM  Comments (0)

人間見聞録・・朝陽の向に

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、昨日に引き続き、寒い朝をむかえました。随分熱発者が増えているそうです。。

体調に気をつけましょう。

さて明日は、勤労感謝の日ですね。。天候が良ければ、紅葉が綺麗なんじゃないでしょうか??行きたいな〜九重へ。。私は、日中ヘルストロンコーナーでお仕事です。祭日にしかこれないお客様がいらっしゃって、これらの方々に元気になって欲しい。。その為に営業しています。

話は変わりますが、昨日の夕方、ヘルストロンコーナーにいましたら、2012年に関する話になりました。

数年前より、2012年は、地球規模で大きな節目となる1年だ。という話を聞いていました。当時は、へえ〜と言う位でしたが、今年に入ってからの国内・国外で起こる様々な事象を考えると、あながち・・という気がしてきました。

そんな中、この日本でも暮し方の有り様が来年から変わります。多分、人生計画や死生観に大きな変化が出てくると思います。だから、行動も変わるかもしれません。

変化・・・これを怖いと感じる人がいます。これを、ピンチと捉える人もいます。しかし、これをチャンスと捉える人もいるんです。

私は、自分の事だけを考えれば、大チャンス・・だと思います。しかし、全体的・短期的に考えれば、ピンチ・・だと思います。しかし、これが中長期となると、これから起こる様々な変化は、必然ですから、新しい時代を創る上ではチャンスだと思います。

変化・・を受け入れる人とそうでない人。 変化・・を自ら出来る人と出来ない人。 変化・・をチャンスととるか、ピンチととるか。

今後どうなるかはわかりませんが、変わりゆく時代をどう捉えるか?で、大きく変わるこれからの時代でしょう。。

でも、ズーッと、朝陽に感動できる自分でいたいですね。今朝の日の出前の空がとっても綺麗でした。だから、今日は特にそう思います。

何かをみて「綺麗。可愛い。」そう素直に感じれる人であり続けたい。。

来年以降、今までにない緊張感の中で生活する事になるだろう、この世界の中で、どんなイメージを、美しい朝陽の向に抱くか??

まさに是・様々・・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:21 AM  Comments (0)

人間見聞録・・ホークス優勝!!

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、寒い朝になりました。天候は上々で、暖かくなればいいな〜って思います。

さて皆さん、ホークスが優勝しましたね。。\(^^@)/です。

孫オーナーのあの嬉しそうな笑顔、王会長の嬉しさの中にある感慨深い表情、秋山監督の涙・・本当に良かったと思います。

秋山監督の優勝監督インタビューを見ましたが、「本当に・・」を何ども連呼されていたのが印象的だな〜と思いながら、最後に「今年は、震災があり・・・」のお話がでました。東北の方々からすると、イーグルスが優勝できれば・・と思っていらっしゃるでしょうね。。

でも、今年のホークスの強さは、東北の皆さんに、きっと勇気と希望を運んでくれたんだと思います。それは、この8年の間に熟成された「七転び八起精神」・・「諦めない心」・・そのものだったと思います。

改善・カイゼン・・この繰り返しで、事を成就させる事が出来るんですよね。本当に良かったです。

ところで、鷹尾家にもホークスの皆さんが良い収穫をもたらして下さいました。

それは、今までプロ野球のゲームに興味を示していなかった妻が、食い入るように見て、応援をする様になった事です。これは嬉しい。。野球好きの私にとって家族が野球に自然とはまってくれる事は嬉しい事です。

小学1年生から息子が野球をはじめ、現在高校野球をやっています。息子が中学までそれ程野球・・には関心を示していない様に感じていたのですが、高校になり・・ 来夏が高校ラスト・・というこの時期から、急速に野球にはまり出した様に思います。子育てに少々ゆとりも出来てきたからでしょうか?

野球好きの夫からすると、妻が野球好きになってくれる事は、すこぶる嬉しい事です。

秋山監督の涙・選手たちの涙を見て、思わずもらい泣きをしていた妻が、何だかカッコよくも、可愛くもみえました。

ホークスの皆さん、優勝おめでとうございます。そして、ありがとう。。

来年も頑張って下さい。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:16 AM  Comments (0)

人間見聞録・・暖かい人の心

皆様、こんにちは。

今日の福岡地方は、曇に近い小雨の天候です。

皆さんは、昨日のニュースを見ましたか?

ブータンの国王夫妻が、福島に入られ、住民の方々を勇気づけられていたあのシーンを。。

お坊さんを同行させ、福島の地で、お経をあげて下さいました。

あの一連のシーンを見て、胸がジーンと暖かくなってくるのが自覚でき、「すごいな〜 素晴らしいな〜」と心から思ったところでした。

一方、仕事上でも、感動するシーンがあったんです。

実は、タバコを辞めれない大先輩入居者の方がいらっしゃいまして、どうしたらいいかな〜 と悩んでおりましたところ、認知症のAさん、Bさんがいるのに気がつきました。「そうだ。この悩みをAさん、Bさんに聞いて頂き、何かのヒントをもらおう!」そう思った私は、早速、Aさん、Bさんの下に向かいました。

「Aさん、Bさん、こんにちは。」「あら、こんにちは。お元気でしたか?随分お忙しいんでしょう?」といつものご挨拶とハイタッチを行います。それが終わりAさんより「どうなさいましたか?」と質問があります。

「実は、Aさん、Bさんに相談があって来たんです。相談しても良いですか?」 「私でよければどうぞ。大したことは言えんけどいいの?」 「Aさん、Bさんに聞いて頂きたかったんで・・宜しいですか?」 「どうぞ」 「あの、実は、私の大先輩がタバコを辞めないんです。どうしたら辞めて頂けるでしょうか?」 「そうね、私の周りでタバコをのむ人はおらんかったからね〜」とAさんが応えてくれました。

次にBさんが応えてくれます。「そうですね、私の周りにも吸う人はいませんでしたが、食堂をしてました関係で、あるお客さんがそういえば辞めましたね。確かそんときは、体の調子を崩し、タバコを吸う気にならない。と言ってましたが・・」「そうよね。自分で吸いたくない・・と思わんとやめんよね」・・・その後、いつの間にか私の存在が2人の間では消え、2人はこの話で盛り上がります。

「Aさん、Bさん、良いヒントを頂きました。ありがとうございます。それを利用させて頂きます。」そう間を割って話をし、その場を離れましたが、まだ2人は、禁煙の話に花が咲いていました。

次の日、またもや2人は一緒にいます。

「Aさん、Bさん、今日の体調はいかがですか?」・・それから切り出し、「Aさん、Bさん、昨日のタバコを辞めれない人に対するアドバイス・・どうもありがとうございました。」 「そんな事したかね〜」 「はい。貴重なアドバイスを頂きました。ここで、報告です。実は、Aさん、Bさんのアドバイスの御陰で、タバコを辞める決意を表明しました。タバコを辞めるそうです。本当にありがとうございました。」 

「まあ〜 そうですか。何だかわからないですが、お役に立てたんなら良かったです。」と言って、涙ぐまれていました。その後、握手をさせて頂きましたら、目からとっても美しいダイヤモンドの様な涙が、キラリと光りながら頬を伝っていました。

私も、思わずもらい泣きしそうになりましたが、こんなにも純粋に喜んでくれ、素直に感情を表に出せるこの美しさ・・ 大感動でした。

この方々には、全く、自我・我欲はありません。

本当に見習いたい美しい出来事でした。 とっても心が澄みわたります。

私は、認知症の方が大好きなんです。

今、考えている事は、認知症の方と、人と交われない子供達や、大人達を結びつけ、「認知症セラピー」をする事です。

痛みを分かち合い、受け入れ合い、互いを支え合う事が出来、信頼関係の中で互いの為になる結びつけが、出来るのではないか?と思っています。

世の中全ての人が、こんな心を持ち合わせています。一方で、邪の様な心も持ち合わせています。

邪があるから美しい。

この暖かい人の心を、感じる事の出来る人間でありたい・・ そう思います。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 1:14 PM  Comments (0)