人間見聞録・・今年最後の人間見聞録
皆さん、おはようございます。
今朝の福岡地方は、所々雨が降っていたようですが、今は陽がさしてきました。
私は、今日が仕事納めです。
この1年、つたないブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。
今日で490回目。今年は、254回も書き込んでいました。(おおっ・・)
年々ですが、子供の頃感じていた年末と違う感覚になってきています。。特に、子供が家から巣立ってきている事もあり、待つ身の親の気持ちがよくわかるお歳頃になってきました。
「父と母は、こんな思いで、俺の帰ってくるのを待っていたんだな〜。子供が帰って来て、家族が全員揃うのがこんなに嬉しいんだな〜」とつくづく思いますし、幸せに感じます。
14年前、父が栄光病院のホスピス病棟でお世話になる事になり、最期の2ヶ月、今生の別れの前に時を共に過ごしたい。。そう思い、父の入院する病室に、母といびきのうるさい私が一緒に生活する事になりました。。毎晩、いびきの騒音が凄かったと思います。。
親子の生活が始まって3日目、下稲葉康之先生が病室回診にお見えになられた後私に次の様な言葉を投げかけられました。
「鷹尾さん、幸せの意味がわかりますか?」
私にはわかりませんでした。。
その後、下稲葉康之先生を中心としたホスピス・ターミナルケアチームの皆様のおかげで、数々の想い出を創らせて頂き、父の死を、ある意味前向きに受け止める事が出来、心の準備が出来てきた頃、もう一度、下稲葉康之先生から質問がありました。
「鷹尾さん、幸せの意味がわかりましたか?」
学問的に捉えていた未熟な私は、先生に、チンプンカンプンな事を言った記憶があります。
しかし今、ようやくその答えを先生に伝える事が出来る・・伝えたい・・そう思います。。
血の繋がった家族。時には大ゲンカをしますが、その結果互いを分かり合う為、絆が深くなった家族。この家族と笑顔で時間を共に過ごせる。。これ以上ない幸せです。
互いを受け入れ合う関係の者同士が、同じ時間を共有し、一緒に何かを行い、目的の成果を出した時は、とっても幸せ・・と感じる。。その結果、人に喜んで頂け、役に立ったら、なおの事幸せ・・と感じる。
この幸せは、人が創ってくれるものではない・・そうですよね。。自分がそれを創る為に行動する。。その結果・・掴めるモノではないでしょうか?
来年は龍年。。妻がトシ女です。長女は就職活動。次女は大学入学。長男は、夏の甲子園での全国制覇。それぞれ新たな動きや目標があります。私も人間を1回り大きくし、日々、この幸せを感じれる様にしたい。。そう思います。
来年は、「前に!前に!」+「我と真正面から戦う!」をテーマに生きたい。。と思います。。
皆さんにとりまして、来年が、幸多き1年になりますよう、心から祈念しています。。
そして、輝かしい1年になりますように。。