人間見聞録・・すこやかマルシェ

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、うす曇。。今の所は、穏やかな天候です。

今日は、第2回栄光すこやか大学主催のフリーマーケットである「すこやかマルシェ」の開催日です。
今週の天気予報からすると、土曜日がチョーど雨・・となっていましたので心配していましたが、今のところ何とかかんとかチョーどいい天候になっています。

この企画の根底は、今から遡る事14年前になります。

西日本新聞を見ていると「ジーバ」という会社の記事に眼が留まりました。とある会社の社長が60才で定年し、娘婿に会社を譲り、自ら仲間達とこの会社を創ったんです。この会社の社員資格は、60才以上。そうです。ジジババの略でジーバとネーミングされています。
自分達の年代が使いたい商品は、自分達の年代で創る!!が合い言葉でした。
私は、その会社にアポをとり、早速佐賀県武雄市に伺いました。すると、見事な商品が沢山あります。それも私達では考えもつかない商品ばかりです。そして何よりも、そこで働く人の元気良さ。。良い集団と出会ったと思いました。

次の出会いは、大分県は大山町の三苫善八郎元町長との出会いです。自分達が生活する町に何があるか?我々町民は何が出来るか?それを掛け合わせ、地域経営×納屋産業を構築されました。ここで、「このやり方だ!!」と心が踊った事を今も忘れません。

そしてとどめは、福岡県の林田ひろみさんとの出会いです。笑老ライフ研究所の勉強会にお招きした際、田川郡赤村の事を話してくれました。この村のお年寄りは、自分達で創った野菜等を、直売所で販売しています。それが人気があって。。だからこの村のお年寄りは元気で、病人が少ないです。という話でした。

これら3件の出会い・蓄積から、「栄光すこやか大学でもこれをやろう。農業は無理でも、皆さん、何らしかの智恵と経験がある。それを引き出し、商品に落とし込み、我々若い世代と一緒に販売し、売れたお金をその方へ渡すんだ。きっと、自分の存在価値を感じてくれ、必要とされている人間なんだ!と実感してくださると想う。。」そう思い、栄光すこやか大学の池田さんに機会がある毎に話をさせて頂きました。

するとある時です。

「鷹尾さん、フリーマーケットを企画しようと思うんですが・・・」「さすが池田さん、やろう!!」

詳しい話は聞きませんでしたが、趣旨はそれとわかったもんですからGo!Go!サインです。

第1回目は、それなりに上手く行きました。そして、今回第2回。。計画時点では、一回目の修正が出来ている感じがします。私がもっとも期待しているのは、今の段階、コミュニティが出来る事です。
最初から、私が想う事は出来ません。これをやろうとすると、まず、それに賛同する人が集う。そして、想いに共感し、共有する。そして・・となります。高齢者の方々に参加して頂くには、形もお見せしなければ進まない事もあります。
その意味で、今回第2回目はとっても重要な意味を持つことになります。。

今回も、池田さんの素晴らしい感性と行動力で、多岐にわたる方々が参加して頂けます。(第2回目は、池田1人で企画〜準備をしたんですよ。凄いでしょう。。)

社会医療法人栄光会の「ホスピス・ターミナルケア」がこの5月より71床となり、日本で最大の規模になります。そこでお世話になった父は、下稲葉康之先生から「全人的ケアを受け、命の質を高めて」頂きました。その恩は一生涯忘れません。

その恩恵を頂いた私は、他の皆様にそれをおすそわけする番です。

小さな力ですが、気持ちはでっかい。。

今日のすこやかマルシェが、良い場となりますように。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:09 AM  Comments (0)
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