人間見聞録・・共有できる1を創らねば
おはようございます。今朝は雨からのスタートです。珍しい・・
何やら緊張感の漂う気配がしてきました。
領土・・ ここから産まれる緊張感。。
スポーツの世界には、ラクビーに代表されるように『ノーサイド』と言う精神があります。高校野球でも、全力で戦った者同士が、試合が終わった後に整列し、挨拶し、握手する。という場面があります。
スポーツで戦う時は、勝つ為に一生懸命戦う。そうでないと相手に失礼です。そうする事で、互いのレベルも向上され、互いの為に良いのだと思います。
その様に共有できる1の基に行われていると思います。
また親が子を思う気持ちだとか、子供が親を思う気持ちなども、世界共通の共有できる1ではないか?と思います。
音楽や芸術に関しても、共有できる1があると、私は思います。
何とかこの『1』を見出し、この『1』を中心に据えた多くの『事縁』を産みだす必要があるといよいよ思うようになってきました。
21歳の時、この事を想い、資源や食料の自給率の低さを、世界の多くの国にお手伝いして頂いている現実の中で、日本が積極的に『子供のオリンピック・家族のオリンピック』等のイベントを仕掛け、コミュニケーション大国を目指す事をイメージして動いた事を思い出します。
36歳の時、とあるデイサービスセンターを担当させて頂いた事があります。そこでは、月に1度、利用者さんの誕生会を行なっていました。その月に誕生日を迎える方をピックアップし、その方のご家族に連絡をとり『言葉で伝える事の出来ない素直な気持ちをビデオレターか、手紙にして、ご本人の前で読んでください。』という事をしていました。
とある月、3名の方が誕生日を迎えました。2名の男性と1名の女性です。
男性には奥様がいましたので、奥様にお化粧・マニュキアを施し、記念写真を撮ります。女性にはご主人がいませんでしたので、まずはその方にお化粧・マニュキアを行い、男性職員と記念写真。。
その後、いよいよお手紙朗読です。
それが終わり、1人1人ご挨拶をして頂きました。
私は、その中のFさんの挨拶が今でも忘れません。
『私は、もう長くはありません。医者からガンと宣告され、あと半年の命だと言われています。今を今を大切にしたい。そう思っています。そんな中、現在の国際社会状況を眺めるにつけ、きな臭くなってきている。と心配しています。ここのデイサービスには若い職員さんが多い。だから伝えておきます。絶対に戦争だけはしてはいけない。絶対に殺し合いはしてはいけない。別の方法が模索できるはずです。智恵を働かせ、その別の方法を考えて下さい。宜しくお願いします。』
この様な挨拶でした。
共有できる1を見出す事。それを行わなければ・・
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