終活
この連休中、実家で1人暮らしをする母のもとに行った。
『そんなに時間はないな〜』と思う中、今のうちにいろいろな事を話し、将来に対する不安を、少しでも取り除いてあげたいと思う事や、いざという時の為に、今のうちにいろいろ把握し、整理しておいた方が良い・・との判断がそう行動させた。
実家に帰り、ひと息ついた後、母と食事に出かける。
きりだそうか・・ それともやめようか・・ 話すとしたら傷つけない様な話しの仕方を・・ いろいろ考えた。
しかし、最終的に選んだのは、ストレートに話す事であった。
『あのね・・』
その結果は、以外にもスムーズな話に繋がり、用心深い母もすんなりと話を進めてくれた。
最後に、『終活という言葉知ってる?これは、前向きに生きる為にちょっと立ち止まって、これからの事を考え、行動する活動の事を言うんだよ。』
『ふ〜ん』と言って話を聞いていたが、それは一方通行な状況だという事が直ぐにわかった。
母の自分に対する認識と、私が母に対して持つ認識にズレがあり、母としては、まだまだ大いに自信を持っていた。
『悪い事を言ったかな・・』と思いつつ、そのまま会話を続けてみたが、私の気持ちが伝わっていたのだろうか・・ 思わぬ方向に話がいかなかった。。
どれくらいの時間が与えられているのかわからない。しかし、そう多くの時間は残されていないであろう。
今出来る事は何か? 今後、前向きに生きる為に何をすればいいか? 『我が人生に悔いはなし』と一生をおくって貰う為に、息子としてどうするべきか?
今は、ただただ見守り、先々の不安を解消する為に、何ども何ども伝える事か。。
今は、その事に集中したい。。
誰しもが迎える老い。母の樣を見守りつつ、自らの人生、今を生きる事への糧にしたいと思う。
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