ヒントを得た。。

とある女性が認知症の懸念を抱きながら、病院受診をした。。

その女性からすると、『もし、認知症と言われたらどうしよう・・』

そんな不安を胸に抱いての待合室だったと思う。。

緊張のあまり、顔がこわばる。。

医者は、家族の方を見ながら話をする為、本人としては『なぜ、この先生は私を見ながら、私に話をしないんだろう・・』その疑念が残る。。

そんな状況で、半年が過ぎた。

『先生、〇〇さんの顔を見ながら話をして頂けますか?』そんなお願いに(*´∀`*)と応じてくれようとする。。

緊張の面持ちで待合室で待っている〇〇さん。。そこに看護師のAさんがやってきた。。

『〇〇さん、おはようございます。』渾身の笑顔だ。。『おはようございます。』

緊張していた顔が、スー・・とほぐれ、柔らかい表情に変わる。

看護師のAさんに、『認知症ではありませんよ』と勇気づけられ診察室にむかう。。

エネルギー高く診察室に向かう〇〇さん。。先生と眼を合わせながら、会話がはずむ。。

『〇〇さん、数値が改善されていますよ。。これはきっと、〇〇さんが、くよくよしない性格だからでしょうね。やはり、開き直りと言うか、受入れると云うか・・そういう前向きな決心が、生きる上でとても大事なんですね。。いや、〇〇さんに教えて頂きました。』

自尊心の高い〇〇さん。。

先生のその一言に、春爛漫・・という気分の様子。。嬉しかったんだろう。。

〇〇さんに関わる方々が、〇〇さんの事を知り、どうかかわり合うべきか?をしっかり方針統一する事により、より良い結果が導き出せ、三方良しへと導いて下さいました。。

これぞチームプレーだと思う。。

今後、認知症の疑い・・ という様な方々が増えてくる。。良い方に向かうか、悪い方に進んでいくか・・については、周囲の係わり方・本人の決心・そしてなにより、チーム全員が、笑老ライフな生き方をして頂くためにどうするか?の方針統一をしっかりはかり、その本人と向き合う事だと、今回のケースから学ぶ事が出来た。。

1人でも多くの分岐点にいる方々の力になれる力を身に付けたい。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:46 AM  Comments (0)
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