身の廻り

今週に入り、自分の足元・身を置く環境について考え、身に染みる体験をさせて頂いています。

私は、栄光会と言う人生道場に身を置かせて頂いている他、笑老ライフ研究所という人生道場にも身を置かせて頂いています。ただその前に、鷹尾家の長男であり、夫であり、父でもあります。。

『人の役に立てる人間になりたいな〜 なくてはならない人になりたいな〜 』という、自分自身の理念と言いますか、なりたい像があります。

昨日の事でした。

いつもの様にリハビリの利用者様をお迎えに上がった時の事です。

『おはようございます。。』と、玄関ごしに挨拶をします。。『はーい』と低めのトーンで返事がありました。。

ドアがゆっくりと開き、その向こう側から、『今日は誰が迎えに来たんだろう?』と、不安そうな眼差しでこちらをのぞき込む目がありました。目と目があった瞬間・・

『良かった〜』と笑顔の一言が・・

チョー嬉しかった。。

栄光会では、『癒し癒され・・・』という人間関係の理念があります。これは、私が成りたい像と一緒です。。

この瞬間、『俺もようやく一員になれた・・』と感慨深い感情がこみ上げてきました。。

また、地域コミュニチィ活性化に向けた活動の部会で委員長をされているKさんから一昨日電話がありました。『明日、ちょっと出てこれる?』

何だろう?・・と思いましたが、昨日、待ち合わせの場所に伺いました。。するとそこにはもう1人の人が・・

ある町内会の町内会長さんでした。。お話を伺いながら、智恵のある方で、本気で取り組んでいる方なんだ・・ と思っていた時の事です。
『地域の方々の支えになる医療・看護・介護従事者になって下さい。つきましては・・』と言う事で、地域のイベントに参加されませんか?というお誘いでした。。

Kさんとは、この1年、随分いろいろな事を語りあい、どうすれば・・という話をしながら時を過ごさせて頂きました。。それをKさんがキャッチしてくれ、今回の話になったんです。。

チョー嬉しい。。

母の病気と付き合いながら、生活環境・・というテーマが私の中にはありました。。しかし、伝える事や言葉のチョイスが下手な私にとって、この想いをどう形にするか?に悩み、動き、結果が出ない事に対する自分への不信・・が続いてきた中で、ようやく、トンネルの先に灯里が見えてきた感を持つことが出来ました。。

この間、家族を含め、職場の方々・友達等、いろいろな方に支えて頂いた御陰だと思います。。母の病気がなかったら、弱い私はくじけて・諦めていたでしょう・・

身の周りの環境は、自分で創るもんだ・・ とよく先輩に言われてきました。。確かにそう思います。。しかしその前に、今の自分がどうなのか?今の身の回りがどうなのか?をしっかり見つめ、受入れる必要がありますよね。。

今回、それと真摯に向き合う事をしよう!と想い、行動した事が良かった様に思います。これもそれも、下稲葉先生を始め、多くの方々の並々ならぬ胆力と人間力の御陰だと思います。。

認知症の方々、それを支える家族の方々も、そうしたい・・ と切望されているでしょう。。その声なき声、声ある声をキャッチし、自分の経験や自分がされて感謝しているこの恩義を、その方々のその声に注ぎ込む事が出来れば・・・と思っています。。

視えるモノを視る。。見えないモノは、行動する事で・・ 現実を受け止める事で視える様にしていく。。

良い学びをさせて頂いています。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:31 AM  Comments (0)
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