2014年3月26日
裕ちゃん!
昨日は、思いがけない出来事があった。
通所リハに通っていた〇さんが施設に入所した為、『元気にされているかな〜?』と思いお部屋にお邪魔した。
『〇さん、裕ちゃんが来ましたよ。。』と話しかけた。
〇さんは石原裕次郎さんの大ファンで、目が不自由な方である。送迎の最中も裕ちゃんの話になると、とまらなくなるくらい話をされる。
『夜霧よ・・ 今夜も・・』
と裕ちゃんのモノマネを行いながら、低音で歌うと『キャア・・』と言って喜んでくれていた。それ以来、〇さんと話す際は、裕ちゃんで通す様にしていた。
『裕ちゃん・・裕ちゃん・・』と言った後は、まるで子供が大泣きする仕草の様に、大きな声をあげて泣かれた。
『あんたが来てくれるとは思ってなかった。裕ちゃん・・』と言い、手をギューと握り締め、決つして放そうとしない。。
この仕事をやって良かったという気持ちと同時に、私が帰った後の事を考えると、逆に申し訳ない気持ちになる事と相交わって、何とも複雑な気持ちになった。
これから〇さんの為に何が出来るだろうか?
家に帰りたい。。その気持ちが痛いほど解るだけに、自分の気持ちを整理するのに時間がかかった。
今日から少しの時間でも〇さんを見守って行こうと思います。。何が出来るかわかりませんが、裕ちゃんとして出来る事が何なのか?を気付く為にお話を伺う。。事から行なってみようと思います。。
Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:32 AM
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