人間見聞録・・・日本サッカーから学ぶ

ワールドカップ日本代表・・お疲れ様でした。ナイスゲームでした。次戦も、挑戦し続けて下さい。

私は、LIVEを見なかったので、朝のニュースを見て、この結果を知りました。夢の中で、少~し嫌な状況でしたが、現実は・・・

大会前の状況からすると、ここまでの戦いが出来るチームではなさそうでした。しかし、岡田監督をはじめ、チーム全体は、1点だけを見つめて戦っていたのだと、今朝、思い知らされました。

私は、家族・仕事・野球・各種団体で、チームを体験していますが、チーム創りは、本当に奥が深く、興味のとてもある分野で、直ぐにチームワークの良いチームを構成する事はできません。介護を行う上でも、良いチームが出来ないと、利用者の方、家族の方に満足して頂く事が出来ません。

今回は、ベスト4に行く!!という目標を定め、どの様なチーム構成で、どの様な戦術で戦えば良いのか?について、岡田監督の中では、構想は出来上がっていたのでしょうが、それを実践する上で、どうするべきか?をずーと模索していたと思います。

大会前、全然勝てませんでしたが、その中で、いろいろな観点から、その可能性を模索する為に、いろいろ試し、1つの結論を導き出したのでしょうね。言わば、しっかりと、選手1人1人の個性や特技、能力の把握と相手方のチーム分析ができていたのでしょうね。その結果、導き出された答えが、目標だけをじーと見据え、選手個々の力が最大限発揮できる戦術に変更し、選手を活かし、チームを強化する方法をとられたと思います。

これは、岡田監督をはじめ、コーチ陣の『知りたい』のシツコサ と 把握力 と分 析力の深さ と 勘やきれの鋭さ の賜物だと思います。多分、集中し、よ~く選手個々を見て、掴みきったんでしょうね。

その結果今の布陣となり、その布陣が、選手個々が思う布陣と合いまり、しっかりと噛合う中で、やれる自信がみなぎり始め、まとまりのあるチームを創ろう! 1つになろう!! へと進化し、団結したチームワーク創りへと意識が集中できたと思います。

フランスやイタリアは、1次リーグで敗退しました。ご存知の様に、フランスは、日本と間逆のチーム状況だったんじゃないか?と思いますよ。

結束が強く、明るい家族、業績の良い会社、結果を残すスポーツチーム等々は、多少違いがあるにせよ、今の日本と同じ状況にあるのではないか?と思います。

最近、親が子供を虐待する事件が多い様に思います。

今、日本に必要な事は、岡田監督率いるサッカー日本代表チームが今に至った過程を分析し、その本質を掴み、日本社会全体で、その本質を共有し、教育に活かす事だと思います。

ますます少なくなるであろうと言われている日本人、今こそ、『人を看守る。人の本質を見る。そして、それを活かす。』その事ができる人財をいっぱい創る必要があると思います。そうすると、看て頂いている安心感があり、安心して事に取組め、力を発揮する事ができると思います。

小泉内閣の際、リストラと言う名のもと会社の中で、『仲間のヒト切り』を行ってきました。あれ以来、ヒトの心は傷つき、安心感が無い中で生きている人が多いと思います。言わば『自分だけ良ければ良い、他は知らない』ではないでしょうか?

しかし、それでは、何の為にこの世に産まれ、今を生きているのかの意味がないと思います。

私は、今回の日本サッカーが証明してくれた『1人になるな。1人にするな。』この言葉の裏にある、岡田監督が実践されたあの『看て護る』が、この社会での主流的な生き方の指標になる事を願います。

岡田監督をはじめとする日本代表チームの方々・・本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。是非、目標を達成して下さい。皆さんなら、それが出来る状況にあると思います・・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 3:02 PM  Comments (0)
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