昨夜の出来事から・・
おはようございます。
晴天に恵まれそうな予感のする10月24日水曜日の朝です。
昨夜、妻と食事をしていますと、母がお世話になっているホームの関屋さんから連絡が・・
電話に出ますと、慌てた様子で
『お母様が・・』
と話して下さいました。
母が一瞬の隙をぬって外に出ていったとの事。
皆さんで捜索して下さっているという連絡でした。
今にも泣きそうな声で連絡をして下さいます。その氣持ちが伝わってきて私達夫婦も直ぐに太宰府に向かいます。
その途中、関屋さんから連絡がありました。
太宰府天満宮にいく参道で発見されたと・・
途中、スタッフの皆さんへ御礼の品を買ってホームに到着します。
母は、落ち着いて皆さんと談笑した後、疲れて直ぐ寝たとの事でスタッフの皆さんにお礼の氣持ちを伝えお話をしました。
スタッフの方々は、一度家に帰った後、母を探しにまた出勤して下さっていました。
ほんと、ありがたいです。
いろいろお話を伺うと、どうも母のなかで、便の存在が良くわからなくなっているんだと思いました。
今回も、便を袋に入れ、その袋をもってうろちょろしているところを不審に思ったお店の方が警察に通報して下さり、保護されたとの事でした。ホームの中でも便の処理をどうしていいのかわからない母がいるとの事で、さあ、この事象をどうとらえるか? それについて妻と話し合いました。
母の性格上、自分がお世話になっているホームには迷惑をかけてはいけない。
そう想っているはずです。
そして、自分の中からでてくる便という存在が何かわからなくなってきている。
臭いもわかならい。
自分から出てくるこの物体を、何とか処理しないと・・
便をビニールにくるみ、ポケットに入れ、隠している様です。
今回、ポケットにいれたそれを処理する為、一瞬の間隙をぬって外に出て、それを処理してホームに戻ろうとしたんだと推察されます。
子供が便が自分から出て来た時、泣く事があります。今、その時と同じ状態になっているのかもしれません。
苦しいだろうな・・
そんな話を妻とする中、妻からとっても嬉しい一言がありました。
『しばらく休んだお母さんとのお付き合いを再開しようと思っている。自分の中で想うところがあって・・』
そう言ってくれました。
一時、病気になりそうで、私の中のみたてはうつ寸前状態だったと想っています。
その妻が、こんな想いをもってくれていた事にありがたく、感謝の氣持ちでいっぱいになりました。
母からすると、妻は、私の奥さんではなく、自分の事を理解してくれている心の許せる存在なんです。
母の中での私は、若い女性と駆け落ちした事になっていて、妻は1人の存在として認識しているんです。
それ位、妻が母に対して誠心誠意尽くしてくれていたんだろうと思いますし、あの母が心から信頼できる人だったんだと思うと、言葉にしようのない感謝の念でいっぱいになります。
人生最期の段階になろうとしている中、こんなにもありがたい人達がいる環境の中で暮らす事が出来ている事に、ただただ感謝です。
しっかり最後の最期まで、母の生き様を観て、子供達や孫達に伝えて行きたいと思いますし、世の中の方々にも伝えて行きたいと思います。母の人生を活かす。
その役割をしっかり果たします。
では、新しい1日。
二度とこない1日。
この1日を笑顔で過ごそうと思います(^^)/
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