西郷どん。
おはようございます。
どんより真っ暗の中からスタートした11月19日月曜日です。
西郷どんも、いよいよ最終盤に入ってきました。鈴木さんが、ほんとうの西郷さんに見えてなりません。西郷さんがああいう人だとすれば、とても魅力的な方です。毎回みていて涙しています。
父が亡くなり、経営人間学を学んだ事があります。講師は竹内日祥先生でした。
テープで何度も何度も食い入るようにお話を聴いていました。
その際、島津斉昭・西郷隆盛と島津久光・大久保利通を比較した講義がありました。
それぞれを『有機体思想』と『機械的思想』という表現だったと思います。
有機体思想では、悪から生まれる善が真善だと考えます。一方は、善から生まれる善が真善だと考えるのです。
有機体思想では、白もあれば黒も鼠色もあるという考え方。一方は、白黒どちから1つ。という考え方だと言われるのです。
その事が頭にありながらいつも西郷どんを見ていました。
昨日、西郷さんが薩摩に帰る前に大久保さんの自宅にいき、朝鮮行きを土壇場でひっくり返す策を講じたのが大久保さんかどうかを聞きに行きます。
そこで大久保さんがそんとうりだというのです。
西郷さんは、
いちぞうどんは昔から頭が良かった。しかし、おいはこういうまわりくどいやり方はすかん。なぜ、腹を割って話をしてくれなかったのか.. と氣持ちをぶつけたシーンがありました。
その時大久保さんは、自分の目指す方向を邪魔をするものは排除する。と言ったんです。
排除と..。
この言葉、思い出しませんか?
そうです。
小池百合子都知事が同じ言葉を発しました。
まさに機械論的思想です。
そういう私も、以前は、白か黒か・・ そういう考え方の男でした。しかし今は違います。
笑老ライフ人の方々のお話を伺いますと、その多くの方が、西郷さんと同じように有機体思想の持ち主です。
笑老ライフを歩んでいる方は、みなさん有機体思想の持ち主だと思います。
なぜなら、自分が真に苦しい時にでも、前を向いて笑顔で明るく、建設的な生き方をしているんです。それは、有機体思想の持ち主だからこそできると思います。
もし現代に西郷さんがいれば、間違いなく笑老ライフ人だと言えます。
笑老ライフをおくる人には、受け入れる力があるんです。
そんな人間になりたいですね。。
では今週も、どうぞよろしくお願いします。
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