ポンタ

おはようございます。
2月8日金曜日の朝を迎えました。

昨日、脳若ステーション栄光会の日だったんですが、家で飼っていたワンちゃんがお亡くなりになり、暫く立ち直れなかったTさんが、久しぶりにお見えになりました(^^♪
まだ完全に..ではないですが、前を向いて歩んでいこうという姿勢に、勇氣を頂きました。
ありがとうございます。

皆さんは、このTさんみたいな経験をした事がありますか?

私の経験を少しお話したいと思います。

私が小学生から中学の時、ぺスを飼っていました。雌犬です。このぺス、私の部屋の横の屋根かかりのある場所で飼われていました。
ある時、たくさんのワンちゃんを出産したぺス。
部屋からそのワンちゃんを観るとかわいくてかわいくて(^^♪
そして月日が経ち、妹がもう一匹飼いたいと言いだしてミークという犬を飼いました。

ある日の事です。
家に帰ってくると、ペスがいないんです。
『ペスはどうしたの?』
と聞くと、
『氣がついたらいなくなっていた』
とかえってきました。
ええ・・
そう思いながら帰りを待っていましたが、ペスは二度と帰ってきませんでした。

それから十数年後
家族ができ、家を持つことができて生活を始めて間もない時でした。
仕事中に妻から電話があります。
『お父さん、犬を飼っていい?』
そして犬を飼う事になったんです。
その名はポンタ。
私の中では、
『この犬、なんかペスに似ている。。』
そんな思いがありました。

このポンタ、17年の間、数々の思い出がありました。
学生時代に苦しんだ次女を助けてくれたポンタ。
晩年、衰えが顕著になり、もうながくないだろうね・・ と家族と話していた矢先の事でした。

ポンタが消えたんです。
妻と長女と一緒に探しました。その時、ちょうど長女と3人暮らしをしていた時でしたので3人で探しました。
翌日、役場に
『犬が保護されていませんか?』と妻が聴きに行きますと、その日の夕方、妻に連絡が入ります。
『川で溺れていた犬を粕屋保健所でお預かりしています』

妻は砂煙をあげて粕屋保健所に向かいます。
そしてその犬は、ポンタだったんです。
死に場所を探していたのでしょうか?
そこから動物病院に向かい、手当をし、2晩の入院の後に家に帰ってきました。
それからしばらくは元氣でしたが、冬の寒さに耐えれなくなりました。
もうそんなにながくは・・ 
という時、玄関に暖房を持ち込み、妻と長女が交代で必死にポンタを看護ります。
そして朝、私は、ポンタがぐっすり寝ていると思い、起こさずに職場に向かいました。
しかしそれはぐっすり寝ているのではなかったんです。

その夜、2人で火葬場に行き、ポンタと最期のお別れをしました。

ポンタ
ありがとう。今も涙が出ます。

もっと大事にしてやれば良かった・・ と

面倒をみているようで、看て貰っていました。

ポンタ、成仏してね。。

ありがとう。

Filed under: スタッフ日記 — admin 7:04 AM  Comments (0)
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