１０年ひと昔。

おはようございます。
３月２日の朝を迎えました。
今朝は、デイケアの送迎がありませんので、氣持ちも楽に過ごしています。

昨日で、１つの時代が終わりました。１０年ひと昔とはよく言ったものです。

約１０年前
栄光会の事業企画を行っていました。その企画の中に、『コミュニティ・カフェ』を組み込み、その中で「薬膳料理」を提供する企画を立てていました。その運営を誰にして頂くか？について候補を探していたのです。
栄光会側から『鷹尾さんのお知り合いで良い方はいらっしゃいませんか？』という話があった時に推薦できる準備をしていたのです。
するとやはり聞かれました。
そして推薦をした会社と栄光会で売店を承っている会社が同じだったんです。

それからというもの
私の構想と売店の現実が合わなかったのですが、体制が整えばいつかは・・
そう想い、売店を利用し、売り上げ協力も行い、その時が来る事をじっ・・と待っていました。
しかし・・
私の協力が足りず、昨日からバトンタッチとなりました。
人手不足の為、現場運営撤退の申し出があり、昨日から私たちが現場運営を行う事になりました。

１つのスキームが終わったんです。

しかし、
そのお陰で新たなスキームが生まれました。
どういう事かと言いますと、このお店で働いて頂く事になったのは
通所リハビリテーションを卒業された利用者さんが行う様になったんです(^^)/
これはすごい・素晴らしい事です。

このＭさんが笑顔で働いている姿をみて
１人でも多くの方が
『俺も・・　私も・・』と言って立ち上がってくれる事を期待しています。
片麻痺等の不自由さがある為、それがない人と比べるとスピードは確かに遅くはなりますが、おもてなしを含めたイキイキさや氣遣いは、その方々にないモノがあり、生きている歓び、仕事が出来る歓びを体をいっぱいつかって表現して下さるその姿は、その方にしかない財産です。
周りに人を、幸せな氣持ちにさせてくれるほか、生きるエネルギーをくださいます。

１０年ひと昔。

１０年前からこの構想もありましたが、今、ようやくその時がきたのですね。

物事は、絶妙なタイミングで目の前に現れる。
目の前に現れる事象こそが今必要なこと。

そう思います。

やはり
待つこと
これは大事なんです。
教えられます。