人間見聞録・・1つになる事の重要性

千葉ロッテマリーンズ・・・日本シリーズ進出、おめでとうございます。

西村監督の胴上げ、重光オーナー代行の胴上げ、瀬戸山球団社長の胴上げ・・・とても珍しい光景です。

そして、監督以下メンバーが、レフトスタンドで応援してくれたファンのもとに行きます。西村監督と西岡キャプテンが肩を組み、その他選手スタッフも肩を組み、ファンの応援ソングにあわせ、ファンと一緒にリズムにのります・・・これもとても珍しい光景です。

ファンに一礼をした後、西岡キャプテンが、またファンのもとに行き一礼し、ホークスのファンに対しても、帽子をぬぎ一礼をします。

今年、ロッテは、西村監督のもと、『わ・輪・和』をスローガンに戦ってきたそうです。全てが1つにならないと、良い結果はでない・・・と言う西村監督の強い信念に裏打ちされたスローガンだったようです。

昨日の珍しい光景の数々・・西岡キャプテンの深々と頭をさげる光景を見ていますと、西村監督が掲げるスローガンを、皆が心から共有できていたのではないか?と思います。ホントに、良いチームだと思いました。

今年の夏、長崎日大高校野球部は、甲子園に出場する事ができました。夏の大会を前にした春の事です。父母会の総会があり、その後、監督である金城先生の方からお話を頂きました。その時に金城先生が話された内容は、まさに『輪』でした。

『1つ・・・にならないと甲子園には行けません・・・父母の皆さんが、まず、1つになって欲しい・・』この様なお話をされました。

1つの目的、1つのスローガン、1つの理念・・・1つを共有し、それに参画するメンバーが、自分の出来る事を、その1つの為に行う事が出来れば、成し遂げる事が出来る・・という事です。その様な仕組を創る事ができないと、成し遂げる事は出来ない・・と言う事でもあります。

多くの場合、1つを創る事が出来ません。そして、共有する事も出来ません。そういう場合が多いと思います。それには、リーダーが必要で、千葉ロッテには、西村監督、長崎日大高校野球部には、金城先生と言う、敬意を表する事を日頃から行っているリーダーがいます。まずは、そのリーダーが必要で、そのリーダーを中心に据え、1つを打ちたて、唱え、それを共有できる様にする為の人の配置を行い、浸透させていく努力を惜しまない・・感情で物事を動かさない・・社長は偉いというまやかしをなくし、一番責任を取る人とその概念を明確にし、素直に自分のポジションを全うする。間違った時は、社長であろうが、監督であろうが素直に謝る。これらを実践する有機体的思想が根付けば、そのチームやそのチームが行うプロジェクトは強くなると思います。

『1つになる』・・・昨日は、その重要性が確信へと変わった1日でした。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:16 AM  Comments (0)
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