人間見聞録・・認知症の方々へのホスピス・緩和ケア

皆さん、週末はご苦労様でした。大変寒かったですね~

記録的な寒さになった地域、100年ぶりに雪が降った地域 等々、この現実に対応している体の諸君、ご苦労様です。

先週末の金曜日、ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡の幹事会が行われました。

ここでは、2010年度の活動を振りかえる事と、2011年度の展望を行い、2011年度の事業活動計画について協議を致しました。現在、67施設の方々が登録をしていますが、医療・看護・介護に従事する職の方々が、シームレスなケアサービスの提供が出来る為に、互いが互いを知らない現状の中では、そんな事はできません。従いまして、まずは、互いが互いを知り、その中からシームレスなケアが提供できる関係に発展させる為に、どの様な事を行うべきか??に関する真剣な議論がありました。

その中で、『認知症』と『ホスピス・緩和ケア』についての議論になり、2011年度は、このテーマについても研究していこう!!という事になりました。

私見ですが、認知症の方に対するケアについては、医療・看護は、苦手だと思います。しかし、介護は、この病気を有する方々に対する介護を日々行っている為、この病気を有する方々に対して、医療や看護よりも経験値があります。

今回、このテーマを研究するにあたり、介護・医療・看護が同じ土俵の上で、互いが並列の関係で事を進める事ができると、真の意味でのシームレスケアシステムが構築できる突破口になる様な気がします。互いが互いを尊重しあう・・この気持ちがないと、人間関係が上手くいきません。サービスを提供するのは、人間であり、良好な人間関係があってこそのシームレスケアになりますから・・

シームレスケア・・これを実現させて行く上では、医療・看護は、介護の勉強をし、介護は、医療・看護の勉強をし、医療・看護・介護の人間関係のバリアフリーを果たし、シームレスが出来る人間関係の構築・・ここがとっても大切なポイントになると思いますので、是非、2011年度は、そこに重点を置いて、事の進行に寄与したい・・と思います。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 11:28 AM  Comments (0)
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