人間見聞録・・牟田裕彦さんから学ぶ

牟田裕彦さん・・

私より、8歳程先輩になります。

出会いは、今から3年前の夏でした。

とっても子供達が頑張っている姿、何かに夢中になっている姿、成長している過程を見る事が好きな方で、それに対して、惜しみなく協力・サポートをされる方です。寸分もぶれる事無く、ただひたすら子供達の成長の為に尽くされます。ホント、頭の下がる方です。

また、同じ目的を持ち、同じく行動される人に対しては、とっても面倒見がいいんです。

なぜ、こんなにも目的だけを見つめて、献身的に行動できるんだろう?って思います。まるで、イチロー選手の様な感じです。

牟田さんの息子さんと私の息子は、須恵バッファローボーイズというボーイズリーグの福岡県南支部に加盟するチームに在籍し、子供つながりで、共に汗をかいてきました。去年の夏は、沖縄の九州大会、大阪での全国大会、秋の30周年記念大会、台湾大会等、とにかくこの3年間は濃いお付合いをさせて頂きました。時には、激論したり、時にはドンちゃん騒ぎをしたり、時には共に涙し・・・

去年の秋、熊本県の山鹿市で行われた大会に参加し、夜、一緒に風呂に入っていた時の事です。昼間の喧騒から開放され、ゆっくりのんびり風呂に入っていました。『鷹尾さん、気持ちいいね。息子が最初に野球をしたい・・と言った時、少し心配したけど、させて良かった~。子供のお陰で、こげんしていろんな人と知り合う事ができたし、こんな気持ち良い風呂にも入る事ができたし、ほんと、良かったと思う』としみじみ話をされたのです。

牟田さん本人は、バレーボールの選手で、今は、協会のお偉いさんでもあります。本当なら自分の好きなバレーボールを、子供さんもさせたかったんじゃないか?と思いますが・・・(私の場合は、自分の好きな野球をさせてしまいました。)

その話をされた牟田さんの表情は、仏さんの様な表情でした。

見栄・おごり・変なプライドもなく、ただひらすら、ただひたすら、純粋に頑張っている子供達を、献身的にもくもくと支えている牟田裕彦さん、頭が下がります。

目的達成に向けて、ただひたすら邁進する力が欲しい。それを身に着けたい。そう思います。これもそう仕向けるのは自分。自分との戦いは、永遠に続きますね。

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人間見聞録・・謝友の会さんから学ぶ

底知れぬパワー、底知れぬ力・・

謝友の会・・という会があります。この会には、生涯現役・・という事で、多くの男性人がいます。年齢の幅で言うと、40代の方から80代の大先輩の方々がいます。経験・智恵・人脈・資金と、兼ね備えた方々です。

以前より、この会の会長である梶栗さんと交流がありました。私がこの様な会に興味を持ったのは、約12年前の事になります。

佐賀県武雄市に、ジーバと言う会社が出来、とっても面白い商品を創っているという新聞記事が出ました。凄く興味を持ち、すぐさまアポイントをとり、その会社を訪問させて頂きました。

この会社の社員の資格は、60歳以上。約150人の60歳以上の方が出資をし、自分達に必要になる商品を創っていました。例えば、ベンツのシートの様なシートで出来、自宅の狭い廊下でも曲がったりできる高級車椅子・・車椅子の概念を変える様な商品でした。また、ゆっくり回る円卓。ゆっくり円卓がまわり、自分が食べたい料理が、筋肉を伸ばしたり、ちょっと立ち上がったりしなくてもとる事が出来ます。醤油さしにぶつかったりすると、円卓はストップし、醤油がこぼれなくてすむ様になっていました。また、座っている体制から起き上がる時の体の動きそのままで起き上がることのできる座椅子 等々・・・

『そうそう、こんな商品が欲しかったのよ・・』と言う商品がいっぱいあります。当時の社長、北川さんにお話を伺うと、『自分達が欲しいものは、自分達で創るんだ!私達の年代こそ、本当の意味でのベンチャー企業になれる。だって、経験・智恵・人脈・資金 これらが揃っているから・・』といわれていました。確かにそうだな~自分達の欲しいモノを、自分達で創って利用する。そしたら仕事もする事になるし、いつも智恵を出し、商品やサービスを開発するとなると、頭も使い、社会と関る事にもなるから、とってもいい事だな~と思いました。

そんな出会いがあり、福岡でもこの様な事をした方がいいな。と思いながら、常にそれが出来る集団と出会いたいな~と思っている時に、あの梶栗さんと出会った訳です。

この会の皆様は、常に、世の中の役に立ちたい。人間的に成長したい。と考えられています。そんな先輩達と是非関りたい・・と思い、それからいろいろと提案してきました。しかし、私の提案力不足、人間力不足等々・・で、中々事が進みませんでした。

しかし、昨年、植木理事長と共に会に伺い、理事長に講演をして頂いた頃から、今までの関係を一変させる事になったのです。さすが理事長!!

今、この会の皆様方と、Sプロジェクト(今日、命名されました)を立上、会に属する先輩方々が、『この様な生活がしたい。この様な人生をおくりたい。この様なサービスが欲しい』を、伺い、私達がその思いを企画し、ジーバさんの様に、真に必要な商品やサービスを創りましょう!!と言う事になったのです。

あのエネルギー、後輩達に、しょぼくれた老後は見せられない。いつも元気で、いつまでも活躍し、常に笑っていられる状況を創っている姿を見せたい・・その思いを強く感じます。

本当は、私の様な洟垂れ小僧が元気を提供しないといけないのですが、逆に元気を頂いています。今日、梶栗会長から、『鷹尾さん、私達には、人脈と智恵と経験はある。今からは、それを、君が活かして下さい。頼んだよ!』と言われました。心で涙がホロリと・・・

私があの年齢になった時、同じ様な言葉を後輩に伝えきるだろうか?はなはだ疑問です。しかし、そうありたいと思います。

梶栗会長、1つ1つ形にしていきましょう。宜しくお願い致します。

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人間見聞録・・長崎日大高校野球部より学ぶ

7月27日(火)、この日は、忘れられない1日となりました。まず、息子が在籍している長崎日大高校野球部が、2年連続9回目の甲子園出場を決めました。凄いエネルギーを貰いました。そして、ある場所での特別養護老人ホームの事業者選定競争で、我がチームが選ばれました。そして、いろいろ関係の深い方々の誕生日等々・・・その中でも、甲子園出場は、長年の夢でしたので格別な想いです。

決勝戦は、海星高校との対決でした。

能力的には、どちらの高校も同じ位だと思います。しかし結果は、4対1でした。この差は、どこにあるんでしょうか?

私は、持てる力を、この決勝戦で、100%出し切る事ができたか?出来なかったか?の差だと思いました。

長崎日大高校野球部の金城監督は、日頃より、『人間力』をテーマに選手の指導を、選手と寝食を共にしながら行って頂いています。平常心を保ち、いつでも自分の持てる力を100%発揮できる人間を創る為に・・・

あのイチロー選手は、毎日、同じ日課を掲げ、毎日、それに前向きに取り組んでいるそうです。そこから何が見えてくるのか?毎日同じ事を、同じ時間にしようとしても、何かが少しづつ変化しています。その日の体調、その日の気候、その日の気持ち 等々・・・

その少しの変化に気づき、その変化の中で、どう対応するか?その変化を好転させる為にどうするか?を考えながら行動する。その中で、自分と戦い、上手くいかない・・自分が悔しい・・もうあきらめようかな~・・でもこうすればこくふくできるのではないか?・・その繰り返しの中から状況を好転させ、自分との勝負に勝ち、自分に芽生える自信。

日々のこの経験が、自分との戦いに勝った自信と山の様に積み重ねた経験となり、大きな舞台にたっても平常心で自分と戦う事ができ、自分の持つ100%の力を発揮できるのだと思います。

長崎日大高校野球部の金城監督も、このように指導してくれているのではないか?と思います。この決勝戦で先制の2点三塁打を打った平田君のコメントが、昨日のニッカンスポーツに載っていました。

『日頃の生活の方がきつくて、今日は、緊張しませんでした。』だったと思います。

毎日100%、自分の持てる力を発揮する・発揮できる人間・・・私もこうなりたいです。自分で自分の限界を決めず・・・

勝負に勝ち続ける・・この裏には、そうした日々の自分との勝負の結果がある事を肝に銘じて自分にも擦り込めたいと思います。

長崎日大に行く為に、いろいろな反対を受けましたが、説得し、努力して自らこの環境の中に飛び込んだ息子を尊敬しています。

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『変わる』・・その時、どんな考えで、どう行動するべきか?

毎週土曜日と日曜日に楽しみにしている番組があります。いづれもNHKです。

土曜日は、21:00から放送されている『鉄の骨』?だったと思います。談合を中心に据え、ドラマが展開されて行きます。

日曜日は、20:00から放送されている『龍馬伝』です。これは皆さんもご覧になられていると思います。

いづれのドラマも、『変化・変わる・方針が転換する』『自分を守る・組織を守る・国を守る』『人間の欲望・愛憎』等の要素を含んで話が展開されて行きます。

変化・・・今までの思想、考え方を変える。今までの仕組みを変える。この変化は、目的を達成させる為に、手段が変化するのか?それもと目的自体を変えるのか?これにより、大きく違ってきます。

今までのやり方で成功した。しかし時代が変化し、人の考えや心やニーズも変わってきている。もしかしたら、今までのやり方と間逆の事をやらないといけないかもしれない。その時、目的を達成する為に手段を変えるのか、目的自体を変えるのかによって、また、今までを『悪』と位置づけるか、『善』と位置づけ、その上に変化していくか?によって、随分違う歩みをする事になろうかと思います。

例えば、日本は今借金がとっても多い国です。従って、これを返済していく世代は、何でこんなに多くの借金を創ったのか?と言います。借金を創ってきた世代は、そのお陰で今日の様な生活が出来るんではないか?と言います。ここで、目的が各世代で、同じであるか、違うのか、によって、議論が進行していく場合と、そもそも全く噛合わない場合とに分かれて行くと思います。

同じ国で生活をしていて、その思想や目的自体が全く世代によって違うとして、世代の間でバトルが繰り広げられる事になったら、この国はどうなるでしょう?

私は、先人は、敬うべきだと思います。その時、その当時の判断として、その道を選び進む事はその通りだったんだと思います。しかし今後の事を考えた場合、人口も減少する中で、この大借金を返済していかないといけない・・

これからの世代は、先人を敬い、先人の智恵を頂き、先人の方々の経験を活かして、共に未来を描いて、どこから着手するかを、共に模索していく体系を、先人の方々と創っていく事が大切だと思います。

借金を多く創った事を、『悪』と否定し、排除する考え方になってもらいたくない・・

この2つのドラマは、談合からの脱却、徳川幕府からの脱却、という色彩があります。自殺者を生み、戦争があり、やはり多くの人が死んでいきます。坂本龍馬がドラマで言っていました。『日本人同士で争ってどうするんじゃ』と・・・

先人が経験してきた事、先人がその経験から産み出した智恵・・・(笑老ライフ研究所には、小柳ちえさんというとっても幸せな名前をつけて貰っている人がいますが・・・)

今からの時代、是非是非その『智恵』を集約し、皆が活きる為に、それを活用していく事を始めるべきかと考えています。

皆さんからのご意見をお待ちしています。

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人間見聞録・・服部美智子先生から学ぶ

それにしても、毎日暑いですね・・・自然の法則に則って、皆さん、生活しましょうね。

昨晩、次女を迎えに行き、いろいろ語り合いながら帰っている途中、24日準々決勝を迎える長男に電話をしてみようか?うん。と決まりましたので電話をしました。次女は、3月に長男が寮に入る前以来会話をする事になります。

『もしもし、鷹尾の家族のものですが、〇〇はいますでしょうか?』『少々お待ち下さい』と野球部の寮生が取り次いでくれました。『よし、これで電話にでるな』と思いましたので、次女に変わると、『あっそうですか。わかりました。ありがとうございます。』と、とっても可愛い声に大変身!!『んん、おかしいぞ』と思いきや、『今、ミーティング中なので、後で本人がかけなおす』って言われたそうです。それにしても、見事にコロっと声がかわるもんですね。

家に着き、食事をしようとしたその時、長男から電話が・・・次女と久しぶりに話していましたが、何かぎこちない・・・お互いにはずかしかったとの事。

『さあ、ダイエット食を頂こう!』と食卓に目をやると、高校からの手紙が届いていました。

送り主は、長男の担任の服部美智子先生でした。

実は先日、服部先生と妻と三者面談の件でメール連絡をしていました。その際、先生からのメールに『鷹尾君に渇をいれました!』との追伸が入っており、詳しくは三者面談で・・・となっていました。妻も私も『あいつ、どうしたんだろう?』・・

服部先生に、お礼と、長男に対する私の率直な想いをメールでお伝えして、後は、三者面談の時にいろいろお話を伺おうと想っていました。

今年の4月、入学式の後、クラス懇談会があり、その時初めて服部先生とお会いさせて頂きました。私も、どんな先生かを知りたい。親の想いを先生にお伝えだけしたい・・と思っていました。

会が始まり、先生の考え方や方針に関するお話がありました。先生は、初めて会う親同士の独特な雰囲気を察知し、和やかに且つ意見が出やすいように、工夫しながらこの会を進めようとされていました。その中で、私が発言する番がまわって来たのです。私は率直に、『今日は、参加して良かったと思います。先生と会えて安心しました。彼はいい選択をしたと感心します。何が安心したかと言いますと、先生の洞察力・観察力・前向きでとっても強い気を持っている・決してあきらめない・生徒と一緒に成長したいという気がとっても強い。それを感じましたので、安心しましたし、この学校に入学できて幸せだと思います』とお話させて頂きました。

それから、先生とは、2度程、長男の様子を知りたくて、メール交換をさせて頂き、私達夫婦の想いや考え方もお伝えしてきました。

先生から頂いたお手紙をあけ、文章を読みました。先日の渇!に関する内容でした。私達夫婦が心配しているだろう。という事から配慮して頂いたお手紙でした。お手紙を読みながら、自然と涙が出てきて、最後は、止まらなくなりました。

すごく嬉しかったんです。本当に嬉しかった。

新しい生活に慣れてきた長男の気が緩みかけている事に対し、野球と勉強と生活を区分して生きている。人に流されて生きているんじゃないか?全ては、基礎の上に成り立つ。生き方の信念、目標をきっちり持ち、そのゴールを目指して、いつもどんなときも前向きに鍛錬する。かいつまんで言えば、そのようなメッセージでした。

何故、今、渇を入れてたか?そのタイミングに関する事、渇の入れ方、その内容等・・・その手紙を読みながら、その場に私もいるかのようなサッカクに陥るくらい映像化されましたし、心に響く、愛情を感じる内容です。

本当に、彼の事を良く見てくれ、理解してくれ、成長して欲しい・・との願いからの渇を入れてくれ、本当に感謝・感謝です。

今、私は、介護に関する仕事を行っています。親御さんを福岡に残し、遠方で生活をしている子供さん方は、今の私と思いは同じで、立場は逆なんでしょうね~

今回の『渇!』の1件で、服部先生から多くの事を学びました。以前、このブログでも書いた事があると思いますが、ナイチンゲールは、看護の方々へ、『看護とは、観察する事』と言う趣旨の話をされていたそうです。服部先生の基本も同じです。

そしてその後の対応も、その観察が大切だとわかっている方は、やはりとっても意義ある行動をとられます。

介護に関する仕事を行う私達も、この基本をしっかり身につけ、大事な事の優先順位をつけたプロの仕事が出来る様に・・と感じます。職は違えど、人間が行う事の基本は、やはり同じです。

服部先生、親子共々、今後も宜しくお願いします。

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人間見聞録・・林田ひろみさんから学ぶ

昨日、笑老ライフ研究所の第6回勉強会を行いました。テーマは「はつらつと元気に暮らすために」です。

講師は、福岡県健康増進課健康栄養係の林田ひろみさんで、福岡県が行う県政出前講座を活用させて頂きました。

林田さんは、勉強会の1時間前に会場入りされました。勉強会のスタイルの説明、テーブルとイスの配置等、この勉強会を迎えるにあたり、どんな会にするのか?どうすれば良い会になるのか?を練り上げてお見えになられた事がとっても伝わります。

その時から「すごいな~この方は」と思ってはきてましたが、その後、その意が増していきました。

それは、私達、笑老ライフ研究所の理念や事業目的をしっかり押さえ、それを基にして、この勉強会を活気のある会にする事を、深く深くイメージされてこられたのです。「ビックリです」

従って、会が進むにつれ、参加者が林田さんに吸い込まれるようになっていきます。そして、1つに・・・

その結果、活気あり、笑顔あり・・と、何ともその場に活力がある状況になりました。

私の林田さん像は、とっても引き込まれるような「人」で、人間的な魅力がある方です。

「みんなとつながりたい・・・みんなとわかちあいたい・・・みんなとの時間を価値ある時間として共有したい・・・」そんな気持ちがストレートに響く人です。

使う言葉、気持ちを伝える擬音、気持ちを伝える表情、気持ちを引き出すささやき・・・全て、ストレートに自分の感じたプラスの気持ちを伝えようとされます。  この様に書きますと、完璧の様に聞こえると思いますが、それでいて、人間味のある天然さ・・

とっても素直な感じと自然な感じと、誠実な感じがする人です。

珍しく、多くの方々が、名刺交換をする為に、林田さんのもとへいかれます・・・

約90分で、多くの人と結ばれる、多くの人に名刺交換をしたい・・という行動を興させる・・この様な人は、貴重な人だと思います。その様な人と出会えた事に感謝です。

昔、ポッポメールを行っている夏山社長からこんな事をアドバイスして頂いた事があります。『鷹尾さん、感情を言ってもらった方が、伝わりますもんね』・・メールで、人と人がより固い絆で結ばれる文化をつくりたい・・という思いで事業をされている夏山社長らしいつぶやきでした。

私は、これが苦手です。伝えたい・・心から伝えたい・・と思っても、中々上手く真意を伝える事が出来るひとではないと自分を評しています。どうしたら、林田さんの様にできるのかな~とあれからずーと振り返っています。林田さんに弟子入りしたい・・とさえ思います。

伝えたい通りに伝わる時・・伝えたい事と逆に伝わる時・・伝えたい事が全然伝えきれてない時・・伝えたい以上に伝わっていた時・・といろいろな場面があります。「1を100回伝えて、1が100回伝わる。」これができる様になりたいです。

昨日の林田さんとの出会いは、とっても価値ある出会いでした。林田さんとは、是非、栄光大学の人間関係学部とヘルスケア学部の教授になって頂けるようにお願いしたいと思います。そして、私も学生となり、勉強させて頂きたいと思います。

「伝え・伝わる」 これが日々、出来る事が、今、私の一番の目標です。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:52 AM  Comments (0)

笑老ライフ研究所 第6回勉強会が行われました。

昨日、福岡市南区高宮にありますアミカス高宮にて、笑老ライフ研究所第6回勉強会を開催致しました。

勉強会は、「はつらつと元気に暮らすために」と題して、福岡県保健医療介護部 健康増進課 健康栄養係 技術主査の林田ひろみさんに講師を務めて頂き、45名の方々の参加のもと行われました。

林田さんが、参加者を1つの方向に向けて頂いたお陰で、参加者の方々が、1つのテーマを基に積極的にお話をされ、多くの笑顔を見る事が出来ました。

まずは、参加者の方に、血液型別に分かれて頂き、それから班分けが始まります。昨日の参加者の方は、O型の方が圧倒的に多く、AB型は、2名という状況でした。これも面白い結果でした。その後、各班が4人1組になり、林田さんを囲むように座ります。

まずは、班の人同士で、「宜しくお願いします」から始まり、その後は握手です。礼節とスキンシップを取った後、いよいよ開始です。班ごとにお話をしたり、いい内容の話は発表して頂いたりと、その場が前向きな雰囲気にどんどん進んで行きます。そして、笑顔が・・たくさん・・・

会が終わり、口々に「今日の会は良かった・・・」という言葉を聞けました。

これは主催者側にとっても嬉しい事ですが、何より、林田さんのお陰で、皆さんに価値ある時間を提供できた事が何より嬉しく、ありがたい事でした。

今後の勉強会を含め、会を主催する場合の参考になる昨日でした。

Filed under: 笑老ライフ情報 — takaotsuyosi 9:02 AM  Comments (0)

『日本人同士がいがみあっている状況ではないぞ!!』

『日本人同士で争ってどうする。おまんらの敵は、異国だ!』

この言葉は、正確ではないと思いますが、この様な意味で、日曜日に行われている龍馬伝で、坂本龍馬が言った言葉です。いがみ合う、長州と薩摩の武士に対して言った意気のこもった言葉でした。

昨晩、BS放送を見ていました。その中で、世界の経済事情を扱っている番組があったのですが、スペインについての特集がありました。ギリシャに続き、スペインも逼迫した状況にある様で、見ていて、人事ではなく、明日の私と考えさせられる様な内容でした。

坂本龍馬が言った言葉、スペインの状況・・これらの事で、感じる事がありました。それは、自己変革と言う事です。

今までのやり方で、とってもいい思いをしてきました。しかし、いつまでもその上に胡坐をかいては、滅亡するだけです。坂本龍馬の言った内容を、今風に言い換えれば、『過去の成功体験からの決別、自己変革せよ。思想を切り替えよ!!』だと思います。

長い時間を積み立て、今日を作る基盤が大きく出来たと思います。しかし、今、それに係った時間をかけて崩れていると思います。その時代の中で生きる私達は、自己変革する必要があり、そこが唯一のチャンスだと思います。

1つの事象に、何を感じ、どんな行動を興すか?この為には、『人との出会い』が欠かせません。『出会いにより、人は変わる』からです。

世界的なシステムの崩壊と新システムの構築、私は、どの様な思想を身につけ、どの様に行動するか?それが、世界の潮流と方向性が一緒なのか、反対なのか?を冷静に対処していかねばならないと思います。

『攻撃は、最大の防御なり』・・・自分の気持ちを、常に前向きにし、行動行動、実行実行のチャレンジこそが、自分にいろいろ気づかせ、変化できる人間へと成長させるよ~と言う意味だと思います。

『変革を時代が求める』・・・これは、どの時代でもあるのですね。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:47 AM  Comments (0)

人間見聞録・・・高校野球観戦から学ぶ

この休み中、高校野球一色・・・の時を過ごしました。

長崎日大高校野球部も、昨日、辛くも勝ち、ベスト8進出を決めました。昨日の試合は、監督采配と野球の勉強の差が出た試合だと思います。野球の能力的には、そこまで遜色が無いと感じたのですが・・・

高校野球観戦に行くと、いろんな事が勉強できます。

私が、最近不思議だし、面白いな~と思っている事は、日頃、全然お話をした事のない父母の方でも、応援中は、手を取り合って喜んだり、野球談義をしたりします。まさに、昔から付き合いをしている友人同士の様に・・

何故、自然とあれができるんでしょうね。この中に、私も含まれていますので、なおさら不思議です。

私が20代中盤~後半にかけての上司で、かなり影響をうけた谷口さんと言う先輩がいます。大変、可愛がって頂きました。ある日の事、谷口さんが、『鷹尾、愛とは何だと思う?』と、突然質問してこられました。『わかりません』『お前はアホだな~』『俺は、愛とは衝動だと思う』と言われたのです。『愛とは衝動・・・』私には、その意味がわかりませんでした。『何故、そう思うのですか?』『鷹尾、お前は、自分の子供が海で溺れている時、何か条件をつけて助けるか?』『いいえ、すぐ飛び込んでいくと思います』『そうだろう。だから衝動なんだ。お前が認識している衝動の意味とは違うんだ』『ありがとうございました』

私は、それから『愛とは衝動だ』と思うようになりました。

野球観戦に行き、長崎日大の帽子、ポロシャツをきている父母の方を見ると、それだけで安心し、仲間がいる事の嬉しい気持ちになります。増してや、今は、甲子園をかけた大勝負。

幼い時から、甲子園に憧れ、今、その夢をかなえようとしています。その選手達の積み重ねてきた努力や想いを父母の方は良く知っています。だからこそ、皆で応援して、皆で夢をかなえよう!と言う雰囲気が自然と出来てきますし、そうなります。

あの自然な団結、自然な結束が、会社でできないものか?社会でできないものか?と想います。ちなみに、植木理事長は、会社で、母性教育を徹底的に行っているそうです。私は、その場に参加した事がないので、どの様に行っているか分かりませんが・・・

私達は、高齢者住宅と言うカテゴリーを設け、仕事をしています。これは、高齢者だけをひとくくりにする考えだと想います。これが果たしていいでしょうかね?

私は、その様なカテゴリーはなくし、多世代が入り組みあう状況を創っていき、全員が1つの方向に意識が向けれる様な大会・イベントを設けると、あのような自然発生的な団結がうまれるのかもしれないと想います。もっと大切なのは、植木理事長が提唱し、実践しているという母性教育。いわば、思想教育です。

父母が自然と協力し、団結する。これが、地球全体に広がり、輪となると、いろんな事ができる社会になりますよね。

皆さん、どの様に思いますか?

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研究者見聞録・・・サード・プレイス

以前から、一言で表現できる言葉がないかな~といつも考えていました。

何を?かと言いますと、コミュニティーを創る・コミュニケーションをする・・くつろげる・・・仲間を創る・・・・などの事をひっくるめて、皆さんがその言葉を聞けば『ピーン』とイメージできる様な言葉の事です。

現在、〇〇法人さんが所有する土地がありまして、その土地を、今後どの様に活用するべきか?についての提案依頼を受けています。その場所が、今までのその地域から新しく生まれ変わる為に区画整理された中にあり、どう活用した方がいいのだろう?と言う依頼です。

これだけストックが多くなり、ストック内のスペースが余っている時代の中で、どの様に考え、どの様に活用するべきか?

非常に大切な事は、コンセプトを明確にし、どうやってその場所を活かすか?ですね。その場所でしか出来ない役目がその土地にはあります。まさに人間と同じです。それを探し当てる必要があります。それとは逆で、どの場所にも共通する事もあります。それもしっかりおさえておきながら活用案に反映させないといけません。

ある日、図書館に行き、むさぼる様に本を見ていました。自分の中にあり、もやもやとして表現できないワンセンテンス・ワンワードと出会う為に・・・

その時、ある言葉と出会いました。それが、『サード・プレイス』です。

ヨーロッパで言えば、『パブ』の様な場所でしょうか?アメリカで言えば、???日本で言えば、カウンター越しのお店、喫茶店、かくうち、福岡で言えば、屋台・・・の様な場所でしょうか??

自宅(ファースト・プレイス) + 職場・学校(セカンド・プレイス) + サード・プレイス  この様な場所が必要ではないでしょうか?

私の場合で言えば、自宅(特にリビング) + NPOの事務所・各事業所・各お仕事先 + 野球場・野球練習場とその後の野球談義がとっても重要で、はずせないプレイスです。

〇〇さんで言えば、自宅(ワンちゃんとゆったり過ごせる寝室) + 職場のマイデスク + ドックラン・ワンちゃんとのお散歩コース・ワンちゃんと一緒に出かけられる全ての場所 となります。

これは、皆さんにもあると思います。つまり、サード・プレイスは、ただ、その場所・・と言うのではありません。その人の愛(愛とは衝動なり・・)が込められたりだとか、とっても居心地が良いだとか、良くいいますけど第二の〇〇・・と呼べる場所の事を総称してそう表現する、何か心を充たす場所・・の様な気がします。

デイサービスが、果たして、サード・プレイスになりうるか?

もし、そうなって頂ければ、助かるご家族やご本人さんが多くなると思いますね。今からのデイサービスには、皆さんに、このサードプレイスを意識してもらう必要があるのではないか?と思いますが、皆様如何でしょうか?

活発な議論が、このブログを通じうまれると嬉しいです。

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