人間見聞録・・・ある参議院候補者から学ぶ

あともう一歩・・あともう一息・・夏はもうすぐ・・・

今朝、食事をしている時に、めざましテレビを見ていました。その番組の中で、静岡選挙区から今回の参議院選挙に立候補し、落選した候補者のドキュメントが放映されていました。

この候補者は、目が見えない方で、みんなの党から立候補していた様です。

小学校か、中学校の時代に目が見えなくなられたそうですが、念願だった教師の仕事に就く事ができたのです。多分にご苦労があったと思います。その後、結婚され、お子さんも出来、この方のご両親からすると良く頑張ったね・・・という状況だったと思います。

そんな時、参議院選挙に立候補する事を決意されました。お母様からすると、『せっかく・・・』という思いがどうしてもぬぐいされないままの選挙戦突入。それでも、候補者を支え、候補者も目が見えない分、人々の心の声を聞こうと必死にかけづりまわっていました。

そんな時、選挙事務所にある電話がかかってきたそうです。『目が見えない奴に議員なんかできるか!!』何ですかこれ。

また候補者が街頭演説をしている際にも『目が見えない奴に国会議員は務まらない』やってみないとわからないではないですか?

私も身体障害を持っていますので、この様な言葉を聴くと、角がはえ、牙をむきます。障害を持っている事は、健康で、五体満足な方に比べると、確かに凄いハンディーはあります。また、いろいろと劣る所もあるかもしれません。しかし、五体満足な方にできない事が逆にできます。この候補者の場合、目が見えない分、一生懸命こうして欲しい・・と言われる市民の方の声を耳で・心で聞き、感じる事ができます。『感動は、Can と Do 出来る と する、感じて 動く ことから産まれるものである』ですから・・・

〇〇だから出来ない・・こういう考え方は、通用しません。  

この候補者は、落選しましたが、立候補に反対していたお母様は、投票日前日に候補者が演説に行った、あの日の中学校での子供の演説を聞き、気持ちが晴れ、最後は、いの一番で、『どうぞ宜しくお願いします。』と言う思いを込め、お母様が中心となり、お父様・候補者と土下座をしてお願いされていました。そして最後に以下の様なお話をされていました。

『落選はしましたが、必ず、あの子は這い上がってくると思います。気持ちの強いあの子ですから、今までと同様、必ず這い上がってくると思います』

私は、朝から涙が零れ落ちてきました。

『目が見えない奴に、国会議員は務まらない』・『必ずあの子は、這い上がってくると思います』

この1人の行動が、多くの方の心を動かし、いろいろな人に考えさせ、やっぱり俺は、こう生きる・・と強く感じさせてくれた事に感謝です。

事は、1から始まる。その最初の意志・石に私はなりたい・・・

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人間見聞録・・・高校生から学ぶ

今日も雨・・・お先が見えない心持になりますね。  

しかし、その中でも、時より見える明るい空・・山肌も見える様になってきました。先程は、今年初、セミ君の声も聞こえましたよ・・

梅雨も最終版になり、いよいよ、熱い・暑い夏の到来を予感させます。

私は、三人の子供の父親です。長女は、大学2年生で、看護師を目指して、この夏実習に行く事になっています。今は、鹿児島に住んでいて、親に似ず、しっかりとした生活をしているようです。次女は、高校2年生で、私達と一緒に生活しています。長男は、高校1年生で、現在、長崎の高校で、寮生活をしています。

私が高校生の時は、野球一筋であった為、野球部の仲間くらいとしかしゃべっていなかったと思います。自転車で30分程通う⇒授業⇒野球の練習⇒自転車で30分かけて帰る⇒食事⇒勉強⇒自主練⇒バタンキュウ の繰り返しでした。おまけに携帯もないので、もの凄く狭い範囲で生活していたと思います。

今は、選択肢が多くありますよね。その中で、自分がエネルギーを注ぐ事を見るける事がもしかしたら大変なのかもしれません。実は、昨日、次女からメールが来ました。『お父さん、私は、自分を変えようと思って、いろいろやってみてるけど、やっぱり変われない。ごめん。ごめん。』その様なメールでした。

長女は、中学の時、ブラスバンドの部長を務め、私から見ても、熱中して頑張っているな~と思う位、頑張っていました。高校に入ると燃え尽き症候群なのかもしれませんが、出だしにつまずきましたが、ふとした事で野球部のマネージャーになり、3年間、これまた一生懸命やったと思います。そんな中、高校3年になる時点で、進路を決める必要が学校行事としてありました。彼女は、文系にいたのですが、突如、看護師を目指す!と言い出して、理系に変わり、先生達からも難しい・・と言われていましたが、見事、第一志望の大学に入りました。長男も、長女に似ていて、突如、長崎の〇〇監督の下で野球がしたい・・・と言い出し、先生達から難しい・・と言われていたのですが、見事、やり遂げました。

そんな姉弟の間に挟まれた次女・・・

今、一生懸命、自分と戦っている様です。自分の進路を探している様です。でも、中々見つからない・・その焦りを痛いほど感じます。

『〇〇、お父さんは、〇〇の事を、素晴らしい人間だと、心の底から思っているよ。今、エネルギーを注ぎ込める何かとまだ出会えていないだけだよ。これは、きっと見つかるから心配しなくていいよ。だから、自分を変えようとしなくていいよ。今は、積極的にいろいろな事にチャレンジしてみたらいいよ。その中で、自分がエネルギーを注ぎ込める何かと出会う。その基準は、〇〇だから。何も心配しなくていいよ。』と仕事中にもかかわらず、次女にメールを送りました。

その夜、友人と会う・・との事で家を出ていた次女から電話がかかってきました。『お父さん、〇〇まで、迎えに来てくれますか?』声が涙声です。『直ぐ行くから待っておきなさい』私は、直ぐ迎えに行きました。

その場所に着き、待てども待てども来ません。それから1時間が経過し、ようやく次女が車にやってきました。

今までの私なら、どなっていたかもしれません。ガツン!!と言おうとも思いました。しかし、昨日は言えませんでした。なぜでしょう。私にもわかりません。

『今日、何があったんか?』『〇〇さんと喧嘩した。』『そ・う・か。』

『今日、お父さんにメールをしてきただろう。お父さんの返事は見たか?』『見たよ。』『〇〇は、何故、お父さんにメールをしようと思ったの?』『言葉をくれると思ったから・・・』

少しは、頼りにされているのだと思いました。

次女とは、いろいろな思い出があります。本当に、いろいろな事がありました。時には、ぶん殴り、取っ組み合いの喧嘩もしたり、包丁を胸に突きつけ、生きるか死ぬかの大勝負をかけた事もありました。ここだ!と言う時に、一歩も引き下がる事無く、胸倉を掴み、骨の髄まで届く様に伝える事を何度と無く行ってきました。

今、揺れています。焦っています。でも、自分の行く道を見つけたい・・と一生懸命、自分と戦っています。私は、その真っ直ぐな思いを真正面から受け止め、見守り・支えたいと思います。きっと見つけるはずです。その時が、いつくるかはわかりませんが・・・

真っ直ぐな思い・・真っ直ぐな心・・もしかしたら、我々大人が忘れている事かもしれません。大人が良く使う言葉に、『裏切られた・・・』があります。これは××・・

私達の子供に産まれてきてくれた次女。君には、本当に沢山の事を教えてもらいました。今も、教えて貰っています。心配する事無く、このまま真っ直ぐ前に進める様に、支えて行きます・・・

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自然見聞録・・・猛雨から何を学ぶか?

昨日、田川高校野球部が、惜しくも延長10回 0対1で負けました。その前の試合を合わせると、都合25回戦って、1対2で負けた事になります。田川健児よ、この悔しさを、来年に活かそう!健闘を讃えます。

ところで、今日は、凄い雨が断続的に降っています。川は増水し、池も増水していました。バケツをひっくり返した雨が降っている時は、身動きも出来ないほどです。この様に怖い雨の中、私は、ある人を目撃しました。

①傘をささずに歩いている人 ②傘はさしているんですけど、自転車に乗っている人 ③歩行者の傍を、普通の速度で走りぬけ、水を飛ばしている車・・

①傘をささずに歩いている人・・・何か、させない理由があるのですかね?自然の法則として、雨がふったら傘をさす。ですよね。何故、わざわざ濡れるのでしょう???こんな話をたまに聞くことがあります。銀行は、雨が降ったら、傘を引っ込める。しかし、晴れてきたら傘を差し出す・・この両者は、おかしいですよね。自然の法則とは逆に向いています。だから、湧き上がる力が出ません。ただでさえ、雨が降っていると、何か気分が滅入るのですが、その時にずぶぬれになり、傘を引っ込められたりすると、気持ちが余計に滅入ります。わざわざ、そんな事をしなくても・・・

②自転車に、傘をさして乗っている人・・・危ないですよね。片手運転ですよ。そして、地面は滑り易くなっています。何で、わざわざそんな危険な事をする必要があるのでしょう???            

③歩行者の傍を水しぶきをあげて走り抜ける車・・・気が利かない、自分だけ良ければいい、最悪ですよね。水をかけられた方は、どんな気持ちでしょう。このドライバーの行動も???

雨を含めて、自然のなす事・・これに、人間は立ち向かえません。かなわないですよね。①~③までの方は、それが分かっているのでしょうか?いいえ、人間の方が凄い・・と思っているのではないでしょうか?

雨が降ったら傘をさす。カンカン照りの日は、日陰に入るか日陰を創り、涼しくする。この様な、自然な対応が出来る人と出来ない人がいるようです。何が違うんでしょうね?

実は、私も、20代までは、出来ない人の部類でした。今思うと、恥ずかしい限りです。ある時、住職さんの講和を聞かせて頂きました。この時、背中にドスン・・・と稲妻が走り、それからというもの、自分を支配する考え方に変化が現れてきました。衝撃が走った言葉は、『無常・・この世には、常などない。』です。

私は、この間逆を望んでいましたし、それがある。と思っていました。しかし・・・住職のいう通りです。それからというもの、人間の体について再認識(例えば、何故、目は前についているのか?背中にないのか?とか・・・)をし、それからというもの、自然の法則を勉強する様にしました。

『無常・・・この世には、常などない。』  皆さん、皆さんは、この言葉の意味や、内容を認識していると思いますが、もし、私と同じ様に衝撃が走った人は、是非、この梅雨の時期に、この勉強をされてはいかがでしょうか?特に、農業を営んでいらっしゃる方に話を伺うと、よくわかると思いますよ・・

梅雨は、人々に、自分の足元を見つめる機会を与えてくれます。梅雨は、人々に、自分の弱さにきずかせてくれます。梅雨は、人々に、生きる糧を与えてくれます。どうぞ、これからもこの季節が、短期的にきてくれますように!!

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イベント見聞録・・・『第二回 栄光 健康すこやかライフ・フェアー』から学ぶ

先週末は、出会いあり、感激ありの2日間でした。

土曜日は、第92回全国高校野球選手権大会の長崎大会が開催され、開会式に行ってきました。入場行進・・いまだに鳥肌になります。感動し、涙・・がこぼれてきます。長崎日大高校野球部、結果を意識しすぎず、1投1打に集中して、甲子園を掴み取って下さい・・開会式が終わり、諫早のグランドに行き、息子が練習している姿を、遠くから眺めていました。上手になってきましたね(親バカと言われました・・)。

その後、福岡に帰り、九州産業野球部に先輩の息子が行ってますので、県大会をかけた大一番の応援に行きます。1対0負けていましたが、4番のライナーで入るライトスタンドへのホームランからチームが元気になり、6対3で県大会出場決定!!コウキ君、おめでとう。おかげで、ずぶ濡れになりました・・・また母校の田川高校、県大会をかけた大一番で、延長15回1対1の再試合・・頑張れ!!

シャワーを浴び、夜は、社団法人長寿社会文化協会常務理事・NPO法人市民福祉団体全国協議会専務理事の田中尚輝さんとお会いさせて頂きました。コミュニティーハイツ事業の件でお会いさせて頂きましたが、お互い、ピンピンと来るものがあり、直ぐ共鳴しあう結果となりました。私が描くストーリーと同じストーリーを描いておられ、既に20数年前より、具体的に取組をされています。脱帽でした。

 

日曜日は、すこやかライフ・フェアーです。土曜日の夕方から夜にかけて、猛烈な雨が降っており、『フェアーは大丈夫かな~』と思っていましたら、何と、日曜日の朝、雨が降っていないじゃないですか。

8:30 スタッフ全員が集まり、朝の会です。そこで、下稲葉理事長から一言、挨拶がありました。『あはようございます。昨日からの雨が嘘の様にあがりました。私、昨日の夕方に、〇〇さんと廊下でばったり会いました。すると、〇〇さんが、先生、電話しときますから。どこにですか?天国ですよ。そうですか、電話しといてくれますか?ええ、明日、粕屋南地区に雨が降らないように注文しておきます。』何ともいい会話ですね。『この効果があったのですかね~、皆さん、今日は、日頃からお世話になっている地域の方、職員の皆様のご家族様、お取引業者の皆様への感謝の気持ちを込めて、1日、ご奉仕をさせて頂きましょう。』

理事長の挨拶も終わり、和やかな雰囲気の中、よーし、1日頑張るぞ!と気合が入ってスタートです。健康診断コーナーには、早くも開始前から予約の人がたくさん・・・特に乳がん検診の予約の方々が多く見られました。次に多かったのは、クワガタくじのコーナーです。親子づれの方々が、クワガタ目当てにこられます。栄光病院のドクターが、この日の為に、クワガタを育てていたらしいです。その次に多かったのは、リハビリ・ヘルストロンコーナーです。2時間待が出来るほどの盛況です。11時からは、7組のアーチィストによるコンサートが16時まで。野菜の直売、出店、プチ健康教室、アロママッサージ等々・・・終わってみれば、550名の方が来場されました。

フェアーが終わり、最後に、下稲葉理事長より挨拶がありました。先生は、1日中、玄関入口の所に立って、来場者をお迎えし、お送りしていたのです。頭が下がります。

『今日は、皆さん、お疲れ様でした。皆さんのお気持ちが、天候を回復させ、多くの方々の笑顔を見る事ができました。ありがとうございます。今日、この日が、記念日であり、大切な場である2人が、お見えになられました。1年前のフェアーの時、ある婚約中のカップルがお見えになりました。私は、ご主人になられる方にお世話になっていた関係もあり、私で宜しければ、結婚式の中を取り持ちますよ。そしたら、奥様になられる方から、先生、宜しくお願いします。と本当に申し出があったのです。そして、このチャペルで、私が牧師になり、式を開かせて頂きました。だから、そのお二人にとっては、かけがえのないフェアーになります。そのお二人は、先生、1年を迎えることができました・・と言われていました。そのお顔が何とも嬉しそうで、幸せそうでした。』

『皆さん、1人でも、このフェアーを大切に思い、このフェアーを楽しみにしておられる人がいれば、その方の為にも来年も、このフェアーを行いたいですね。私達は、そんな1人の為に、ご奉仕の出来る人・集団でありたいですね』その様な事をおっしゃったように聞こえました。

『してあげる』 ではなく 『させて頂く』・・・『1人しか』 ではなく 『1人でも』・・・とっても大切ですね。

家に帰ってバタンキュー・・でしたが、とっても幸せな雰囲気の中で過ごせた時間でした。私も、あんな雰囲気を創れ、『1人でも、させて頂く』が出来る人間になりたーい!!

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ラジオ聴聞録・・・官僚化している

7月11日 参議院選挙の投票日・・皆さんは、投票に行かれますか?

私は、その日、社会医療法人 栄光会が主催する『栄光 すこやかライフ・フェアー』にて、新介護事業のブースに1日いますので、そのイベントが終わって投票に行こうと思います。

先だって、とあるラジオ番組を聴いていました。その番組に2名のパーソナリティーの方が出演していました。話は、より深く、核心部分に向かい進んで行きます。

『つまるところ、日本は、今、何を大改革しないといけないのか?』その議論に入っていきました。その中でお二人に共通して内容が、『今、国民の多くが、官僚化している状況ではないか?』という内容でした。

物事、何でも 良い面・悪い面 がありますよね。今の社会状況を考えた時、この官僚化が、時代状況から判断すると、カイゼンした方が良い・・と私も思います。ただ、どうやってカイゼンするか?これが難しい・・・

 

問題意識・・宿命・・使命感・・出来る・出来る・私になら出来るという自信・・・行動という創造・・・あきらめない・・・苦しい、しかし、私はにげない。どうしてもこれをやり遂げないと、あの問題は解決しない。・・・人の役に立てる

官僚的な方が多くいても良いのですが、創業者的な人が、それ以上必要だと思います。

今度の選挙、そんなリーダーとなりうる候補者がいますかね~    投票日までによ~く調べておかねば・・

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人間見聞録・・・姪との会話から学んだ事

昨日、このブログで、マザートークの事を書かせて頂きました。

妹とは、もっといろんな事があったので、運転中にいろんな事を思い浮かべていました。そうしたら、どうしても、姪のじあいちゃん、あっちゃんの声が聞きたくなり、夜、電話をしたんです。じあいちゃんとの会話で楽しみにしていたのは、『ちよしおじちゃん!!』と呼んでもらう事で、あっちゃんからは、『つよしおじちゃん』でした。

まず、マザートークと話をしました。『元気にしてるか?』『あっ、兄ちゃん、元気にしているよ!』と世間話をひと通り行った後、『所で、今、じあいちゃんおる?』『おるよ、代わろうか?』『うん・・』その後、ごそごそじあいちゃんと話しています。電話に出ることを決意したのか、いつもなら話すまでに時間がかかる女の子が、猛然と、今日、保育園であった出来事を話してきます。

『今日ね、織姫様と彦星様の絵を描いて・・・・』『そうか、良かったね。美味しかった・・・所でじあいちゃん、今、電話で話している人はだーれだ?』と質問しました。すると、『いやだ、もう、・・・・・』電話口でそういい、逃げていきました。『ガックリ・・・トホホ・・・』です。

がっかりしているとじあいちゃんが電話に戻ってきました。『おっ、さすが じあいちゃん』と思った次の瞬間、『あっちゃんと代わります』とだけ一方的に言い、電話口から消え去ります。

『こんばんは。』次はあっちゃんです。『あっちゃんね、猫ふんじゃったを弾けるようになった。』実は、私の家にあった、母からプレゼントをして貰ったピアノを、あっちゃんに、最近プレゼントしていたのです。あっちゃんからすると、ピアノの成果を報告しないと・・・と思ったんでしょうね。一生懸命、その上達振りを伝えてくれます。

『おじちゃんはね、あっちゃんは、素晴らしい人間だから、素晴らしいピアニストになると信じているよ』と伝えました。するとあっちゃんは『嘘やろ?』とすかさず言います。『だってね、お父さんが、あっちゃんが猫ふんじゃったを弾いていたら、何回もその曲を聴いたから、別の曲を弾いて・・・って言ったもん。』『あっちゃん、おじちゃんは、本当に、あっちゃんは素晴らしいピアニストになると自信を持っているよ。あっちゃんならなれると思っているよ』『ほんと・・あっちゃんは、猫ふんじゃったが弾ける様になってとっても嬉しい』『そうか、それで良いんだよ。他の曲が弾きたい・・と思った時に弾けばそれで良いんだよ。』『そうだ、あっちゃん、おじちゃんの歌を創ってみてよ』『ええっ・・おじちゃんの曲・・・あっちゃんはできんよ・・』『そうかい・・おじちゃんは、あっちゃんと一緒に歌いたいな~、あっちゃんならおじちゃんの曲を創れるとおもうけどな~』『ええっ~』あっちゃんに、自信を持ってもらおうと思って話していたのが、私が変な事を言った為に、違う方向へと向かいそうになったので、そこからハンドルを切りなおしました。

『あっちゃん、おじちゃんが今度遊びに行った時に、猫ふんじゃったを弾いてね。おじちゃん、楽しみにしているからね・・・』『うん。そして、あっちゃんが、おじちゃんの曲を創っていたら、一緒に歌おうね・・』これには、ビックリです。

マザートーク家の2人の姪は、話をしていて、とっても怖いし、とっても面白いです。

テレビもラジオもない山の中での自給自足的な暮らしをしている為、良く会話をしたり、本を読んでいます。また、毎晩ピアノを弾き、とっても音感の良い子です。ある種、毎日決めた事を、楽しみながら出来ている子供達です。

だから、話していても真っ直ぐ私の目を見ますし、真っ直ぐな心を持っていると思います。そうそう、年齢ですが、あっちゃんは、6歳。じあいちゃんは、3歳です。

まだまだ小さい小さい人間ですが、とっても話がいのある人間です。

嘘でも何でもなく、純粋に『素晴らしい』と思っています。しかし、彼女からすると『嘘やろ』と思える言い方だったのかもしれませんし、猫ふんじゃったの曲で、お父さんと生じた『あきた。別の曲を弾いて・・・』にとっても傷ついたのかもしれません。

私達大人は、子供の持つ『素晴らしさ』や『可能性』を、閉じ込めているのかもしれません。

多分、私も、自分の子供達にそうしてきている。と思います。

正月に家族が全員集合します。その時、子供達に聞いてみます。もし、そうであれば、素直に謝りたいと思った昨晩でした。

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人間見聞録・・・マザートークから学ぶ

マザートーク・・実は、8歳下の妹の事です。

今、娘を2人持つ母になりました。

ここの家族は、音楽と介護に明け暮れるナジオ君、マザートーク、あっちゃん、じあいちゃんの4人で、山の中で生活し、テレビもない原始的な暮らしをしています。

マザートークは、私より8歳も下の妹なので、やはり可愛い・・と思える存在です。(私と違い、性格がとってもいいんです。)

幼少の時から、『にいちゃん、ちよしにいちゃん(本当はつよしです)・・』と言って、くっついてきてました。ある時は、私が素振りをする為にバットを持って外に行き、体を少しほぐした後、素振りを始めました。『ブルン・・』と振った後、『ゴツン!』・・・あっ・・と思った後、後ろを振り返ると、マザートークのおでこにバットが・・

ある時は、野球の試合が終わり、家に帰り、玄関のチャイムを鳴らします。『ピンポ~ン・・ただいま~』。すると歩行器に乗ったマザートークが、『あっ、ちよし兄ちゃんだ・・』と言って、歩行器を足でこぎ、私めがけて突進してきます。玄関には段差がありますので、段差付近で止まると思い込んでいた私は、手を広げて『おいで・・・』のポーズをとっていましたら、そのまま突進・・歩行器ごと玄関下へ落下・・

元来、スポーツと音楽をこよなく愛する鷹尾家でした。私も、2歳下の妹もスポーツを行っていましたので、マザートークも体を動かし、スポーツに熱中したい・・と言う気持ちがあったと思います。しかし、腎臓が弱く、スポーツを行えば寝込み、入院する・・という状況を繰り返していました。家の中でも、母が心配し、体を動かす事に対して拘束される様な感覚が妹にはあったと思います。

私が、大学3年から4年にかけて、就職活動を行っていたある日の事です。『剛、お前のところに淳子が行ってないか?』と父から電話がありました。『いいや、きてないよ』

その頃私は、アパートで1人暮らしをしていました。『淳子が、兄ちゃんのところに行ってくる。と言って家をでたんよ』

その後、父と私は同じ心配をし、天神・中州と繁華街を捜索したのです。中々見つからず、警察に捜索依頼をかけようか・・と話していた矢先に、『兄ちゃん、迎えに来て・・』『お前、今どこにいるんや』『別府におる』『詳しい事は後で聞くから、何て言う所におるんか?』・・・

その後、別府に迎えに行き、その後1ヶ月マザートークと共同生活をしました。

彼女に、何か打ち込めるものを見つける為に・・・

それからと言う日々、就職活動に同行させたり、デートに同行させたりしながら、コンサートや美術館巡り、演劇鑑賞、歌を歌いにカラオケへ、サファリパークや動物園巡り・・・

運動ができない、しかし、自分の中にあるエネルギーを燃やしたい・・そんな悶々とした日々から少しづつ解きほごされてきたと思います。

そんな妹が、今では、自給自足の様な生活の中、自宅分娩をし、全国の人に向けて、命の大切さに関するコンサートやライブを、ヒーリング・フャミリー・ミュージックの様な形態で、いろいろな場所で行っています。

そんな妹から、『兄ちゃん、この生活は良いよ!!』って言われて早3年。

いよいよその時が、1昨日から始まりました。今まで体験をした事のない『テレビのない生活』

1日たりとも続かない・・・と思いまじめた生活。しかし、2日体験しましたが、時がゆっくりと、かみ締めるように過ぎて行く様に感じます。自分の時間、夫婦の時間、子供との時間、それぞれがしっかりとれ、1日の整理と明日の展望がしっかり出来ますね。

元来寂しがり屋な私は、音楽が流れていないと嫌だ!という側面がありましたが、以外にも、マザートークの言う事に納得しているこの2日です。

あの子の行く末を心配して死んだ父に、『母と淳子の事は、任せとけ』って、約束をしました。

しかし、今、妹から『兄ちゃん、〇〇したらいいよ』って、逆になっている様に思います。あれれ・・・

マザートーク、これからも宜しくね・・・

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 9:45 AM  Comments (2)

イエロー!!

今日は、母校の初戦日!!

OB会事務局より、勝ちました!!メールが届きました。何よりです。

また、今、願い事が、結構な確率でかなっています。

『幸せの黄色いハンカチ』と言う映画がありましたよね。

最近、不思議とイエロー・オレンジ・メロングリーン・・の様な色を好むようになってきました。

幼少から言えば、紫・ブラック ⇒ 深いブルー ⇒ 薄いブルー ⇒ 赤 ⇒ イエロー・オレンジ・メロングリーン・・・でな具合です。何で、これらの色を好むようになったですかね~

昔好きだった色の時代は、自分の願いがかなわない事が多かった・・・

今好きな色の時代は、自分で選んでいるのではなく、勝手に動かされている感じと、願い事が叶う感覚と両方あります。

色 ・ 出来事 何か関係はあるでしょうか?

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 8:01 PM  Comments (0)

自然とは、ありのままとは・・・

雨が降れば、傘をさす。 カンカン照りになれば、帽子をかぶる。 寒ければ服を着る。

皆さん、どれも当たり前ですよね。

しかし、雨が降っても、傘をささずに歩いている親子、高校生がいたのです・・・

何故だろう・・・

この方々は、お爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さんから、自然の道理を教わっていないのでしょうか?それとも、教えてもらっているけど、そんなの関係ね~で、わざとさしていないのか?・・・なんなんだろう?

この光景は、最近良く見ます。何かがおかしい。怖さを覚えます。

私は、毎晩、素振りをするのですが、最近、自宅の庭木を見て、凄いスピードで草木が伸びている事を感じます。キャタツに昇って、剪定が出来ない高さに行くのではないか?と心配しています。草木の成長スピードが、こんなに速いと感じたのは、恥ずかしながら、この歳になって初めてです。

今までは、あまりこんな事を感じる人間ではありませんでした。庭木もみている様で、見ていないし、傘をささずに悠然と歩いている人をみても、あんな感じ方はしないし・・・

何らしかの変化が私にきたのかも知れません。自分では、今の様な感じ方が出来る自分は好きです。

この様に感じる事ができる様になってきたら、次は、動ですね。直ぐ動く・・ 自然と、体が、直ぐ動く・・・これが産まれてくると、もっと自分が好きになれます。

『感じ、直ぐ動く』『CAN と DO』『愛とは、衝動』

子供が、海でおぼれていました。あなたは、すぐ助けに行けますか?

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人間見聞録・・・とある会社の会議より~

おはようございます。今朝は、とても目覚めの良い朝を迎えました。とってもすがすがしいです。

昨晩、笑老ライフ研究所の会員企業様の全体ミーティングにお呼ばれされ、出席してきました。どの様なミーティングをするのか、とっても楽しみです。

『こんばんは~』と事務所の中に入りますと、車座にイスがセットされていました。テーブルは置いてなく、いわば、『膝と膝を付け合せる』と言う感じです。

会が始まり、〇〇社長が、『今日は、自分が思っている事を、出そうじゃないか?』と開口一番お話をされます。周囲が一瞬『シーン』と静かになります。そこですかざす、〇〇さんが話し始め、いよいよ議論開始となりました。

いろいろな話が、月に飛び、太陽に飛び、アフリカに行き、北海道に行き・・・ようやく福岡に帰って来た時の事です。

『我々が入居されている方に提供しているサービスには、自由がない』と〇〇社長が言われます。『そんな事ないですよ。私達は、皆さんが好きな事ができる様にサービスをしていますよ』と職員さんが言われます。『いいや、違う。』『そんな事はありません。』と〇×〇×・・・

この様な展開は、会議に限らず、1対1の人間関係の中に、よくありませんか?

私は、他の方々が、どの様な反応をするのか様子を見ていました。しかし、その掛け合いの中に割って入り、論点を整理し、点を線にする動きが出てきそうになかったので、割って入る事にしました。

『自由。と言う言葉の意味が、お互い違っているんではないですか?』『実は、ある法人さんがあって、その法人さんは、以前集団ケアを行っていました。しかし、果たしてそれが入居している人生の大先輩達が、自立した生活を行う事に役立っているだろうか?と問うた時に、NOと至ったので、個別ケアに切り替え、自分で、自分の事を決め、自分で出来る事はして頂く事に切り替えたのです。その結果、そこで生活する方々から、不満の声が消え、前向きな発言が聞こえ始めたそうです。』『私は、先ほどからの話を伺っていて、〇〇社長が言っている自由とは、その法人さんが言っている内容だと思います。しかし、〇〇さんが言っている自由は、自分達がルールを決めた枠の中で、好きな事をして良いですよ。って言う自由じゃないですか?』

『多分、入居されている方々は、〇〇社長が言う、自由を欲しているんだと思います。〇〇社長が言う事を行うと、入居されている方が、とある法人さんの入居者さんの様に、受身⇒能動的に変化していくのではないでしょうか?そして、俺たちは、自由に生活している。と胸を張って言われる様になるんではないか?と思います。』

と厚かましく割り込みました。

その時の場の雰囲気からして、『あ、そうか。そうだよな。そこを整理した方がいいよな。』となったような感じがします。その後、話はまた宇宙にいったり、ブラジルに行ったりしましたが、一応の前向き方向に進んだと思います。

A ・ B ・ C ・・・ 人間関係と言いますか、社会と言いますか、『3』と言う数字は大切ですね。長島茂雄さんは、背番号3でしたが、3と言う関係は、大切だと思います。そして、その3が、意見vs意見⇒対立 になる関係ではなく、意見 整理 意見⇒理解⇒前向きな行動 になる関係性を持てる状況になる事が大切ですよね。

この会社の方々は、皆さん、素晴らしい人ばかりです。ただ、その人達が、点になっていた。と思います。

今からは、未熟者ですが、私が、介在役と言いますか、皆さんの気持ちを結びつけて行く為に、それに合う言葉をチョイスして、既存でなければ造語して、きっかけを創り、職員さん同志の関係の中で、主役 介在役 主役 の関係性が自然とできる様に貢献できれば・・と思います。その結果、チームが、線になり、面になり、らせん状に上昇していく様になって頂ければとっても嬉しく思います。

人は、素晴らしい・・人は、どの人も素晴らしい・・・

植木理事長が、よく言います。その人が行う行為は、良もあり、不良もありはするけれど、どの人も素晴らしい・・・

笑老ライフ の 『笑老』の意味 と出会えた昨晩の会議でした。

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