人間見聞録・・二兎を追うもの一兎も得ず
台風も過ぎ、今日は青空を拝む事ができました。お盆となり、お墓参りに行きたいのですが、今年は、仕事と甲子園となかなか時間を創る事が出来ていません。甲子園大会が終わったら、お墓参りに行きたいと思います。ご先祖様、どうぞお許し下さい。
昨日のキーワードは、『久しぶり』でした。いろいろ久しぶり・・な事があった1日でした。
17:00からのSプロジェクトのミーティングが終わり、天神から薬院に向けて早歩きをしていますと、向こうから三好社長が真剣な顔をして歩いてきます。『お久しぶりです』『おっ、ゴメン時間が無いんですまんな』・・・あっけなく沈没・・・
18:00からお久しぶりの方々とお食事をご一緒させて頂きました。
食事を頂きながらの会話の中で、いろいろな話を伺い、私も自分の事をお話させて頂きました。その中で、〇〇さんから、頂いたメッセージが、今も私の心の鐘を、『カンカン』鳴らしています。
『二兎を追うもの一兎も得ず』・・この言葉、皆さん1度は聞いた事があると思います。人には、いろいろなタイプの方がいますよね。器用な方、不器用な方、いろいろな事を成し遂げていく方、中途半端に事が終わる方・・・等
私は、この『二兎を追うもの一兎も得ず』という言葉に、コンプレックスがありました。20代の時だったでしょうか?上司の方から、事ある時にこの言葉を言って頂いていました。その時、私は、自分に言われているんだとの自覚はありましたが、私がその様にしているのかについては、全然分かりませんでしたし、そうしている意識がありませんでした。後から、誰かに『鷹尾君は器用だから・・・』と言われ、『そうかな~』と自分では、そんな意識は全然ありません。
その時の上司の方は、こう言われました。『1つの事を成し遂げるには、1つを捨てて、1つにかける。1つに集中しないと出来ない』それは、その時は分かるような気がしました。それからモンモンとする日々が続き、結局、何の答えも出さずにその事については過ぎ去っていきました。
それから〇〇年、昨晩、久しぶりに『二兎を追うもの一兎も得ず』と言う言葉を伺い、『1を成し遂げるには、1を捨て、1に集中する』と言うお話を伺いました。そのお話を伺い、あの時の事を思い出しましたが、不思議にあの時の様なモンモン感はありません。それよりも、その話が良く分かるようになってきていた自分、そうしたい・・と思う自分と出会う事が出来ました。多分、自分の中で、成し遂げたいと本当に思う題材・テーマが見つかっているのだと思います。これを実現させる為には、その通りですもん。時間がもったいない・・とも思います。
私の心の鐘は、今も、カンカン鳴っています。このブログのお陰もあり、上司の方のあの時の説教もあり、昨晩の尊敬する方々のお気持ちもあり、今、自分の中で掲げるそのテーマ実現に向けて歩み始めているんだと感じます。
『どうしても成し遂げたい事がある』・・前進あるのみ。全力投球!!