年末のご挨拶・・
会員の皆様、そして、笑老ライフ研究所に関って頂きました全ての皆様、今年1年、本当にお世話になりました。謹んで御礼申し上げます。
1年は、『あっという間』ですね・・・
1日1日をしっかりかみ締めながら、社会の役に立つ価値ある事を行っていくNPO法人笑老ライフ研究所でありたいと思います。
皆様、来年も、どうぞ、お付合いの程、宜しくお願い申し上げます。 NPO法人 笑老ライフ研究所 スタッフ一同より
会員の皆様、そして、笑老ライフ研究所に関って頂きました全ての皆様、今年1年、本当にお世話になりました。謹んで御礼申し上げます。
1年は、『あっという間』ですね・・・
1日1日をしっかりかみ締めながら、社会の役に立つ価値ある事を行っていくNPO法人笑老ライフ研究所でありたいと思います。
皆様、来年も、どうぞ、お付合いの程、宜しくお願い申し上げます。 NPO法人 笑老ライフ研究所 スタッフ一同より
このブログを見て頂いている希少価値の皆様、今年もそろそろ終わりが近づいてきました。
今年1年、お世話になりました。感謝致します。
このブログも、今年最後のブログになります。
昨日、来年の4月から社会医療法人栄光会様が運営する『生活支援サービス付高齢者専用賃貸住宅 安息』を拠点とする安息タウンに関する職員さん説明会を実施致しました。
17:30から、参加自由と言う形式で行ったわけですが、なんと、150人もの人がお見えになりました。
グレイト!!
まず、下稲葉理事長が話をされ、次に私が、コンセプトに関する話をさせて頂き、その後、松岡ホーム長から概要の説明、後藤拓さんより、詳しい内容の説明の順番で行いました。
最後に質疑応答の時間を設けたのですが、積極果敢な質問、貴重な質問が沢山あり、この会を設けて頂いて良かった~と身にしみて思いました。
来年、1月6日より、外部の皆様方へ、一斉に情報公開をさせて頂きますが、内部の皆様のこの関心の高さに、感動している所です。
この企画を提案して1年が経過致しました。この企画の趣旨を受け止めて頂き、それを形にし、期待をされている、興味のある方が、身内にあれだけの人がいる・・改めて、今、社会に必要な企画なんだ・・と思います。
管総理大臣が、『有言実行内閣』と言われました。
多くの人生の先輩達は、『まず描け・・そして念じれ・・次に言葉に出せ・・そして最後に、智恵を持って行動せよ』と言われました。私も、それらの先輩達の言葉を胸に刻み込み積み重ねてきた積りです。この企画を言葉に出した時、これらの事業が成功するかどうか?に関する根拠はありません。ただただ必要だ!それのみでした。
時代 ・ 人 ・ 環境 ・・・・事が進む時は、幾つかの要素が揃わないと難しい・・と思いますが、今回は、それらの要素・タイミングが揃った結果だったのでしょうか???
今年は、いろいろな事が多くあり、勉強になった年となりました。
来年は、今年同様『前に!前に!』を再び自己スローガンとし、4月から始まる事業を計画通りに進行させ、笑老ライフ研究所で進めています『コミュニティ・ハイツ事業』これを、世の中にリリースしたい・・と思います。
今、この時代、何をすればいいか?
自分の中にある理想とそれを実現させる為にどこからスタートするか?
常にその命題を持ちながら、価値の創造ができる人間であり続けたい・・と思います。
来年が、皆様にとって生後最良の年になりますように・・どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
今年1年、本当に、ありがとうございました。。。
26日(日曜日)・・雪・・寒い・・
腰をさすりながら、大掃除です。
窓拭き・・貯めたものの整理・・
整理をしている時の事でした。
私がハウスメーカー時代、アパート受注を頂いたお客様より、自宅の新築祝いで頂いた色紙を、収納ボックスの中から発見!!
少し色あせた包装紙・・
包装した封をあけ、色紙を取り出すと・・
『転がせ、転がせ、まだ角がある・・』と書いた達磨の絵・・
懐かしく思い出しました。
先日、ある方よりとても良い示唆を頂きました。
それは、『腰を立て、背筋を伸ばし、少し前かがみになって座る事。そして、ハイ・・と言う返事をする事』この話を頂きました。
そうすると、我がなくなる・・と言う事なのです。
そのお話 と 色紙 ・・・
これは、今、私に我が張っている状態であるから気がつけ・・と言う事なのでしょう。
自分にまた言い聞かせなくては・・
月曜日の事でした。
多くの先輩達に向けて、メッセージを伝える機会を頂きました。
その後、忘年会に突入・・
そこで、2名の大先輩から助言を頂き、大感動・・・
私達笑老ライフ研究所では、『皆様が、笑老ライフをおくれる社会つくりを・・』を目指し、研究と実践を行うようにしています。その中で、今年は、福岡県の方々をお呼びしながらいろいろ勉強をさせて頂いてきました。その中で頂いた示唆をまとめてみますと、以下の内容になったのです。
①健康 ②生きがい ③仕事 ④住宅
これらのキーワードが、いくつになってもどの人にもバランスよく人生の中に組み込まれている・・それが笑老ライフへの道に繋がる可能性がある・・という事がわかってきました。
そこで、私は、コミュニティ・ハイツ事業(市営住宅と高齢者専用賃貸住宅の中間)と笑老ライフ大学を同時に行う事で、この上記が実現できる・・と考え、走り始めました。
走り始めて2週間後、ある要素が欠けている・・と気づき、その要素を埋める動きを始めました。それは、老の年代の方々のニーズを吸収できる環境と、老の方々のコミュニティと深く付き合える環境でした。
そこで、高齢者の方々が約130人位いらっしゃる会の会長様に、この気持ちと必要性について話をさせて頂き、私達笑老ライフ研究所とその会が連携して、その様な環境を創っていこう!!との話になったのです。しかし、会のメンバーの方々が、この話に積極的に乗って頂かないと、何も意味がありません。
そういうことで、その会の総会が、月曜日に行われましたので、その席で、構想についてお話をさせて頂き、今後、この構想を進めるかどうか?に関する決をとって頂いたのです。
最初は、人生の先輩方々ばかりでとっても緊張しましたが、私の提案は、私の為に行う提案ではありませんので、必ず理解してくれる・・と言う信念を持ち、説明に入ったのです。
説明や質疑応答の中から、『この提案を受け、〇〇会として、今後進めて行くとの事で宜しいでしょうか?』『異議なし。進めて下さい』その返答が返ってきた時、ホッ・・と胸をなでおろしました。
その後、忘年会に出席。
この会でも最長老になられる〇〇さんと〇〇さんより、お話を頂きました。それは、とっても嬉しい内容で、益々やる気がみなぎるお言葉でした。私も、歳を重ね、後輩達に、あの様な言葉がかけれる人間になりたい・・と思った次第です。
いよいよ、本格的にスタートをきる事になりました。
コミュニティ・ハイツ事業 と 笑老ライフ大学(この事業については、栄光すこやか大学で実践します)。この2つの事業の背骨になる機関をこの会と一緒に、会員制住替支援センター『ピ謝っと』として発足させ、3輪を回しながら、笑老ライフへの道を模索していきたいと思います。
〇〇さん、〇〇さん、あのお言葉、一生忘れません。ありがとうございます。
金曜日に、今年最後の栄光会様のプロジェクトチーム会議を終えた後、4月から、栄光会の高齢者専用賃貸住宅に併設してオープンするカフェの試食会がありました。ご飯もの・汁物・サラダもの等々、数十種類の予定料理と食する方式を体験させて頂きました。この食事なら、狙い通りの効果がでそうだ・・・とかなり手ごたえを感じながら、意気揚々と家に帰りました。
家に帰ると『お父さん、今日、久しぶりにお父さんのブログ読んだよ・・なんかね~、途中で読むのをやめた。。。』といきなり評論会のスタートです。
ボクシングで言えば、カウンターのアッパーが入った感じです。
『そう、何で読むのをやめたん??』『ん・・何かね・・今いちね・・でもいい内容だと思ってるんよ・・』
ズバッ・・と言うと、傷つくんじゃないか?と思ったんでしょうか・・中々本音を言いません。
『文章が硬い・・内容が重くて硬い・・??』『ん~。そうやね、硬いの1本調子やね・・お父さん、真面目すぎるんよ。よ~あんな事までいろいろ考えとるね・・息が詰まるんじゃないと??』『そうやね・・確かに1本調子かもしれんね・・ずーと硬いままだったら疲れるかもしれんね・・』
娘からのダメだしから、ブログの評論会に入り、その後は、話が本質的な所まで行きました。
何で娘が久しぶりに私のブログを読んだのか??
日頃から、この娘との繋がりは親子の中でも一番繋がりがある様に思っています。朝、学校に送って行き、車から降りたはずの娘が、まだ車に乗っている様な気がいつもするのです。気がついたら、話しかけていて、返事がないのでミラーから後ろを見ると『ああ、そうだった』と言う事が多々あります。この娘は、もしかしたら、自分で人生を歩んでるのではなく、歩かされているのかもしれない・・と感じる事も多くあります。
その娘が突然言い出した・・・これはきっと何かの意味がある・・気づきを与えてくれた娘に感謝・・
そう思った事でした。
気づかぬ人よ・・気づく人になろう・・
そして、気づくきっかけを与えてくれた事象に対し、心から感謝しよう・・
血圧が、上がったり、下がったり・・・ジェットコースターに乗っている感じがした金曜日の夜でした・・
昨日は、笑老ライフ研究所のUeki理事長が経営する悠愛デイサービスの第5回クリスマス会の2回目が、佐賀・大和インター近くにあるシャトー文雅でありました。私は、いつもの通り司会として参加しました。会は、悠愛デイサービスのモットーである『あっという間に時間が過ぎる』その事を体現したかの様に、あっという間に終了する位、皆さん楽しまれていました。
この会の中で、私は初体験した事がありました。それは、利用者の方のお1人が、携帯で写真を撮っていたのです。年の頃でいうと、70代中盤ではないでしょうか?また、カメラをもってきておられ写真撮影をする戦場カメラマンではなく、劇場カメラマンの利用者さんもいました。この方も同じ年齢位です。私の認識を変えないといけない・・その様な示唆を与えてもらいました。
話は変わりますが、昨夜、ZEROを見ていました。すると、オノヨーコさんが出演していました。私の従姉弟に、旧姓オノヨウコがいますので、昔からとっても親近感がある方です。
村尾キャスターとの話の中で、『継続』と言う話や、ジョンレノンの心にとまったオノヨーコさんの作品の話等々を行いながら、私の心に留まった話になりました。
ジョンレノンの心にとまった作品は、キャタツに乗った人間が、天井に向かい、虫眼鏡をあてているのです。そして、そのめがねから見えてくる文字が、『YES』でした。当時、オノヨーコさんは、事を否定する思考傾向だったのでしょうか??物事が上手く行かなかったそうです。それが、ある時に決断し、1日に3回、人を喜ばす事をしよう!!と決めて日々、継続しながら生活をしていたそうです。その結果、その後の人生が、自分の決意した事を、何の迷いもなく回っているコマの如く、活きよい良く回転し始めたそうです。そして、継続する事で、その輪に広がりが出てきた・・と言う風に私が理解した話をされたと思います。
『そうか、1日に3回か・・俺は、そんな意識を持って日々生活してなかったな。よし、今からそうしよう。』と昨日寝る前にその様な決意をした所です。まずは、母に連絡をしよう!!と思います。1人で生活しているので、この寒さは堪えるだろうと思います。そんな母に少しでも温かい言葉をかけたい・・と思います。
オノヨーコさん、とってもいい示唆を頂きまして、ありがとうございました。
火曜日の夜、以前介護の仕事をさせて頂いていました会社のグループ企業で働いていた、後輩の〇〇君が勤務しているハウスメーカーの方々と食事をしました。
先方は、その彼を含め3名です。Fさん、Tさん、それに〇〇君です。
先方と初めてお会いしたのは、11月中旬の事でした。〇〇君から電話があり、そのハウスメーカーさんが、高齢者関連のビジネスを展開しているのですが、中々戦略が描けなくて・・・と言う話でお会いしました。
その日は、私の方から、自分の考え方をお伝えさせて頂きました。すると、先方より、食事を・・という事になり火曜日の夜になります。
まず、Fさんより、何故、この場を設定したか?今から何を行おうとしているか?その為にどの様な仕掛けをしているか?等について、お話を伺いました。それからは、Fさん、Tさんが、ご自身の事等の話をされ、楽しい食事でした。
この食事会で、久しぶりの感覚がよみがえってきました。それは、私が25歳の時、とあるハウスメーカーで、特販課の係長をさせて頂き、5名の部下(ほとんどが私より先輩・・)と一緒に仕事をした事があります。その時は、そのハウスメーカーと食販連、特定郵便局との業務提携を行い、その業種の方々へ、業態転換の提案を行っていました。
これらの仕事は、当時のハウスメーカーでは、先駆的な動きであり、そのハウスメーカーでも初めての動きでした。保守派からすると、我々の様な動きはいらない・・と見られ、身内に多くの敵が存在する様な状況の中、形を創っていく・・と言う状況でした。
Fさん、Tさんの話を伺いながら、その当時の事を思い出します。責任者のFさんは、多分、私と同じ状況にあるのではないか?と思い、今の悩みが良くわかりました。それにしても、Fさんのビジネス構想は素晴らしく良いもので、社内支援が続けば、必ず成功するのではないか??と思うようなプランでした。
私達、笑老ライフ研究所が、笑老ライフを目指し、行うおうとしている歩みと、Fさんがチャレンジしている歩みは、同じ方向だと、双方が心から思え、荒ぶる魂を互いにこすり付ける様な結びつきを感じました。良く気持ちが分かり合えたのだと思います。
先程お話した私が特販課に在籍していた際も、多くの方々とのアライアンス関係の中で事を進めさせていました。その中で、大手不動産管理会社の〇〇常務、〇〇税理士事務所のIさん、これらの方々とは、同志・・と言う気持ちで仕事をさせて頂いておりました。『鷹尾さん、契約になりそうですか??』『うん・・もう少しかかりそうです』『助太刀にいきましょうか?ちょっと待ってて下さい。タクシーに乗って直ぐいきます。』
この様な会話をしながら、兄弟の様な関係で仕事をさせて頂いていました。
この日Fさん、Tさん、〇〇君と過ごしたあの時間は、あの日、あの場所で過ごしたあの時間を、思い出し、あの時感じていた事を蘇らしてくれました。
Fさん、Tさん、信じて、前に進んで下さい。お手伝いできる事はしたい・・と思いますから・・
昨日は、良い表情に随分出会えた1日でした。
笑老ライフ事務局の岡本さん・・いきいきとした表情になり、水を得た魚の様で、大変嬉しく思いました。
次に謝友の会の梶栗会長・・長年苦心し、暗闇のトンネルの中にいる感覚を持っていたと思いますが、夜明けまじかになってきており、その表情に、真の明るさが出てきたと思います。大変嬉しく思います。
続いて、やまとの郷のメンバー・・昨日、月に1度の全体会議がありました。私も出席させて頂いておりますが、昨日は、とっても明るく、闊達な意見や提案が出てきました。住宅に入居されている方も会議前までフロアーにいらっしゃいましたが、ケラケラと笑い声が聞こえ、大変雰囲気が明るくなってきました。その要因の背景には、入江社長がスタッフの方々に仕事を任せ、任せられた方は、それに応える様に意見・提案・実行を行う・・そんな循環が産んだあの良い雰囲気だと思いました。環境が揃ってきましたので、今から仕事が更に飛躍する為の秘策をいれて行く事が可能になってきました。本当に、良かったと思います。この6ヶ月間、皆さん苦心したと思いますが、その甲斐があったですね・・
やはり、笑顔・生き生きしている・・・そんな表情を見るとこちらも嬉しくなり、躍動感が産まれてきます。そして、良いアイデアが産まれてきたり、思わぬ繋がりがある事がわかったり・・と良い循環になりますよね。
謝友の会の事務局長である前田さん・・意外な繋がりがある事が判明しました。私にとっては、大変嬉しい繋がりでした。歳を重ねた時、前田さんの様な事が出来たらいいな~と思っておりましたが、その方と繋がりがあるとは・・・何とも嬉しい限りです。今まで何度となくお会いしてきましたが、昨日、初めてその繋がりがわかる・・
やはり、昨日の嬉しい出来事が、そんなプレゼントをくれたのかもしれません・・
12月11日の土曜日、4月からオープンする社会医療法人栄光会さんが創る街の中に出来る『安息』・・医療・介護支援住宅の営業会議を行った後、国際会議場であった『ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡』の第1回公開講演会に参加してきました。私は、現在、この会の幹事をさせて頂いております。
当日は、金城学院大学学院長・大学長 兼 大阪大学名誉教授 兼 淀川キリスト教病院名誉ホスピス長である『柏木 哲夫』先生のお話の後、社会医療法人栄光会理事長でもあり、当会の代表幹事であります『下稲葉 康之』先生から、会の説明をして頂いた後、当会の登録施設の方々から、事例紹介をして頂きました。
いろいろなお話があり、私としては、原点に帰れた事と、気がついた事、教えられた事がありました。
柏木先生からは、『生命』と『いのち』についてお話がありました。
皆さんは、『生命(せいめい)』・・という言葉を聞いた時、どの様な事をイメージされますか?また、『いのち』・・という言葉を聞いた時、どの様なイメージをされますか?
また、どんな時に『生命』という言葉を使い、どんな時に『いのち』という言葉を使いますか?先生は、この様に言われました。『生命』は、有限性があり、閉鎖性もあり、客観性もあると感じる。しかし、『いのち』は、無限性であり、開放性もあり、主観性だ。・・・
その話の中で、次の様なお話を紹介されました。JALのマナー訓練を行っている部署と、金城学院大学と共同での授業を開講されているらしいのですが、その際にJALの方から聞いたそうです。
重度の心身障害を持って生まれた息子さんの介護を40年間続けた老夫婦がいたそうです。息子さんが肺炎の為に40歳で死亡。悲しみの為に引きこもっていたが、息子さんの写真を持って旅に出始めた。そんなある空の旅での体験・・・ドリンクサービスの客室乗務員にご夫婦はジュースを頼んだ。お二人にジュースを渡した客室乗務員は、窓際の写真に気がつく。そしてもう1つコップにジュースをついで・・・
『窓際の方にもお1つどうぞ・・』
皆さん、どの様に思われますか???
私が、この様な仕事をするきっかけとなったのは父との別れでの体験です。人生の師匠でもある『下稲葉 康之』先生から、今回勉強をさせて頂いた事を、意識させて頂きましたし、学びました。柏木先生が講演でお話されたその事を、下稲葉先生を核とする栄光病院ホスピスチームの皆様に体験させて頂きました。これが始まりであり、原点です。
今回この講演会で、『原点』を見つめ直す事が出来ました。ほんとに良い時間でした。いろいろ感じたことがありますが、今日はこのあたりで終わります。
昨晩、西鉄電車と車がぶつかる事故があり、立ち往生しました。一体、いつになったら動き始めるのか???だんだんイライラしてきました。ハッとその事に気づき、落ち着く様に瞑想したり、深呼吸をしたりして、気を沈めながら平常心を保つ事に心がけました。すると、前の車が動き出してくれ、道が開け、その渋滞を回避し、無事家に到着・・・いつも、どんな時も、何かに捕われず、平常心でいる事が大切なようです。
ところで、笑老ライフを送る上で基本と成る原則がある事がわかってきました。いきいきと生活している老年者の方々に取材をさせて頂いたり、書物を読んだり、介護状態や重い障害を背負っていながらもその様な生活をしている方々を私なりに分析をした結果、自分なりに出した現状での原則です。
①健康:心も体も。その為には、どの様な思想を信じ、自信が持てているかどうか?が大切な要素になると思います。
②生きがい:好きな事楽しい事、心が落ち着ける事等々、何かがあるから・・の何かが自分にあるか?が大切な要素になると思います
③多世代住宅環境:〇〇だけ・・という暮らし方ではなく、〇〇も〇〇も・・という様に、いろいろな人・いろんな世代が暮らす住まい環境が必要だと思います。
④仕事:社会と交わり、自分の個性や能力を発揮し、報酬を得る・・これを生涯行う事が必要だと思います。
これらの4原則がある街を創り、その街を育てる為の政府を創り、様々な政策を出しながら、その街に暮らす人達が、笑老ライフな生活を送れるかどうか?トライしてみようと思います。
来年の4月より、開始しますが、胸の高まる鼓動が聞こえてくる日々を送っていますが、気を沈めながら、平常心で望める様に、自分を調教している所です。
これらを行う上では、1人では到底出来ません。これを理解し、共にチャレンジしよう!と共感してくれる同志が必要です。その為には、組織も必要になり、私だけのチャレンジではない事、私の為にやるのではない事・・等を充分理解して頂きながら、役割を分担しながら行動し、良いバランスを創りながら実行したい・・と思います。
幸い、今回のトライメンバーは、とっても人間的に素晴らしい方が多いと感じています。
言わないといけない事は、本人の為に言う姿勢・・しかし、言いっぱなしではなく、きちんとフォローする。それが、役割分担の中で良くできています。今まで、何度となく会議を開いてきましたが、その甲斐があり、チームが出来上がってきました。途中は、崩壊するんではないだろうか?という出来事もありましたが、皆が目的を共有していたからこそ、本音で話合い、ぶつかり合いながら、連帯感が産まれてきました。
今年行われたサッカーワールドカップ・・日本が活躍した背景に、選手同士の繋がり・・これがあったと聞いています。どん底におちた選手達。しかし目的や目標は見失ってなかったのです。1人のリーダーの呼びかけに、本音でぶつかり合い、結束が産まれ、最後は、自信を感じる位逞しい活躍でした。
私は野球をしますが、今年の夏の甲子園、息子がお世話になっている長崎日大高校野球部も、甲子園に出場するまでの道のりは、これと同じです。
今回、素晴らしいメンバーに恵まれ、トライする事ができる事を、心の底から嬉しく思います。
笑老ライフ社会を実現させるまでに、いろいろな事があると思いますが、最初の第一歩を踏み出せる事になる事が、その実現に一歩近づいたと思っています。日々、1づつ成長すれば、それにまた1近づく事になりますので、常に目的を見失わずトライしていきたい・・そう思います。
1人でも多くの方に笑老ライフを送って頂ける事・・1人にかかわる事・・『1人になるな。1人にするな。』これが合言葉です。