人間見聞録・・壁
山々を見ていますと、薄っすらと雪化粧がされていました。
いよいよ冬到来ですね~ あー寒・・・
12月22日に、笑老ライフ研究所主催の笑老ライフ勉強会が開催されます。今年最後の会になります。
今回のテーマは、Ueki理事長が経営する悠愛デイサービスの照屋施設長プレゼンツの『認知症を勉強し、認知症のサポーターになり、認知症の方、ご家族に必要なサービスや商品をあみ出そう!』と言う内容です。
しかし、現在の所、出席者が16名・・50名を予定していますが、さっぱりの状況です。少ない・・
この原因は、どこにあるのか??
企画内容自体が面白くないのか?タイトルのつけ方がわるいのか??広報の仕方が不十分なのか???
今、壁にぶち当たっています。事務局の岡本さんに依頼し、出席をされる方の分析といつも出席されるのに、今回出席されない方にその理由を聞いて頂く様にお願いしています。
思わぬ状況なので、焦っています。しかし焦っても仕方がないので、できる限り素早く軌道修正をかけ、目標としている50人を達成し、照屋施設長プレゼンツ・・彼に熱く語って貰いたい・・と思っています。
今回の壁は、予想だにしなかった所から発生しました。これは、私達が変化するチャンスであり、成長するチャンスでもあります。その結果、笑老ライフ研究所が、より智恵を蓄える事ができ、笑老ライフ社会の実現に向けて邁進できる力をつける事につながると思います。
ここは、しっかり地に足をつけて、何物にもとらわれずに、空になって事に対処したいと思います。何かにとらわれると、良い結果はでない。
人間見聞録・・きっかけは、いつくるかわからない。
土曜日の事ですが、夜、とあるTVを見ていました。
そのTVでは、商品を注文し、自分の手元に商品が来るまでにかかる時間のランキングがあってました。
万年筆~饅頭まで、幅広い商品が出ましたが、私がとっても印象に残り、私の心をとっても揺さぶった人が登場しました。
名前は忘れましたが、愛知県の方だったと思います。『天使のパン』を創っている方です。このパンを食べた方々から、感動した・・というお手紙が来る位、気持ちのこもったパンだそうです。
どんな方がそのパンを創っているのでしょうか?
それは、競輪の選手です。その方は、競輪競技の最中、事故に巻き込まれ、脊髄を損傷する怪我をされました。通常ですと、半身不随になる所ですが、本人のまた競輪をしたい・・と言う意志、本人にまた競輪をさせてあげたい・・と思う奥さんの意志があり、その周りの専門スタッフが、本人たちのその意志に1つになり、懸命にリハビリをされてきたのではないか?と思います。
様々な後遺症を伴っていますが、体が動くようになり、リハビリの一環で、パン創りを、奥さんの勧めがあり始められたそうです。パンを創り、それを友人知人にプレゼントし、食べた方・食べた方が、美味しい・美味しい・感動する・・・という感想と共に、このパンを販売しては???と言う提案を基に、オーダー制でのパン販売を始められました。後遺症の関係もあり、1日3つの食パンを創る事がやっとの状況ですが、『天使のパン』と呼ばれるパンを創られています。
パンを創る際、オーダー制ですので、食べる人の顔が見えます。生地を練っている際も、食べる人の笑顔や顔を思い浮かべ、美味しくなれ、美味しくなれととっても気持ちを込めて創っていました。
その結果が、上記で書いたように、感動を産む『天使のパン』となっているそうです。
私は、このTVを見て、勇気が沸いてきました。何かが降りてくる感じがしまして、次の瞬間に、次女に話している自分と出会いました。
私は、大学2年の時に交通事故に遭い、右足が8cm短くなりました。今は、右は、ハイヒール状態で歩いています。しかし、今後の事を考えると、加齢と共に、腰に、右足指に負担がかかり、身体への影響が出来る事が考えられます。これまでも、その事が気になり、補装靴を作っては履いていましたが、1年と持たず補装部分が壊れます。いつか、自分で自分の靴を創らんといかんかな~と何気に思ってはいたんですが、いつも、そう思うだけで終わっていました。
このTVを見て、私にも、ある年齢になったらやる事が出来ました。ほんと、あの競輪選手には感謝です。
今からは、体の創り~デザインやいろいろな素材の勉強も行いたいですね・・
自分の体は、自分で守らないと・・そう思う中で、とっても良いきっかけを得る事が出来ました。
人間見聞録・・『チーム・ザ・Ueki』
今日、福岡市博多区麦野に出来ました、『桜花の宴 悠愛』の落成式が、当地でありました。私は、司会で参加させて頂きました。計画段階で図面は見せて頂いていましたが、出来上がりを拝見させて頂き、とっても驚きました。住みたい・・と思わせてくれる様な住環境です。
黒川温泉にある旅館群を彷彿とさせる様な外観・・中にお邪魔してみると、とてもセンスの良い和洋の折り重なる内装に、品と格式の高い調度品、そして、とってもセンス良く、落ち着きを感じる和洋折衷の衣装を身にまとい、ホスピタリチィーのあふれるスタッフの皆さん・・・どれをとっても素晴らしい・・その一言でした。
この『桜花の宴 悠愛』をプロデュースしたのは、NPO笑老ライフ研究所の理事長でもあり、ここの社長である植木理美さんです。この『桜花の宴 悠愛』は、認知症の方を対象とした認知症介護対応型の住宅型有料老人ホームと、入居者の皆さん、地域で介護を要する方々、重介護にならない為にリハビリを行いたいと考えている地域の方々を対象としたデイサービス、訪問介護を行う場所になります。
幼い頃から身内の介護を行ってきた経験を持つ植木社長・・そして、その時の経験を、介護で苦しんでいる方々対して、笑老ライフを送って欲しいとの思いから、この様な住環境と元気になろうと思える環境をプロデュースした植木社長・・その思いをしっかり受け止め、設計・デザイン・監理の面において、植木社長の頭の中にあるものを見事形にしたダイスプロジェクトの橋爪社長・・・そしてこの計画を建築物として形にしたツチモト建設・・・・見事なチームプレーです。また、金融の面や御食事の面、インターネットや調度品等々・・様々な方々が、その思いを理解し、心を1つにして頂いた結果、とっても素晴らしい環境と成りました。
これからは、ホスピタリティー溢れるスタッフの皆さんが、きっと魂を入れてくれ、『ここで生活できて嬉しい・・』と言う声を頂けると思います。
やはり、リーダーが全ての権限を持ち、1つの目的を共有し、途中起こるデコボコを丸く修正しながら進行させる事で更に目的の共有が進み、連帯感が強くなっていけば、今回の様な出来栄えになるんだろう・・と思いました。中々1つになる事は難しく、思いを繋いでいく事は難しいのですが、それが出来れば、こんな素晴らしい事を成し遂げる事が出来るんだ・・と思った次第です。
平成24年に、医療・介護保険の同時改定があります。ますます、両保険とも、必要性のある方以外は、中々利用できない保険制度に変わっていくのではないか?と思う中で、今回の様に『思いを繋ぐ』事の出来るチームであれば、制度が変わろうとも、時代が変わろうとも、お客様方々に喜んで頂けるオンリーワンになれると確信した1日でした。
大切な事・・
それは、思いを目的に・・目的を皆で共有する・・共有するまで粘り強く粘り強くコミュニケーションをとっていく・・その思いの深さと出来るの確信・・自分の思いを信じる事 その様に感じます。
『チーム・ザ・Ueki』 ・・ これからも走り続けると思います。笑老ライフ・・の社会が出来るまでは・・・
人間見聞録・・信じる。
人・・強い所もあれば、弱い所もある。人から良く思われたい・・という気持ちもあれば、人からどう思われようとも、信念は曲げない・・という側面もある。
今日、そんな複数の側面が入り混じった場面を体験しました。
我々と話をしている時は、我々に良い話や我々が必要だ・・と言う話をされるのですが、いざ、決定権者の前に行くと、あの時話していた内容は??約束は???と言う結果。
ここまで見事な経験は、初めてです。
一方で、自分はそんな事をしていないか?その場に入る前に決めていた決心と、その場に入ったその雰囲気で、決めていた決心を変える事はないか?
自分が可愛い・・それは皆さん同じだと思います。人から良く思われたい・・自分の信念を曲げてまでは行いませんが、自分の信念が成就するのなら、その場をへりくだってでも・・・それも皆さん同じだと思います。
やはり、自分・・が先に立ちますよね。
私としては、信じていただけに残念でした。信じていたのは、決定権者の方ではなく、我々と、積み重ねてきた担当者の方々です。その方々の気持ちは良くわかります。しかし、とっても残念でしたし、良い勉強になりました。
人を信じる。ある方が、よく言います。『俺は、騙すより、騙される方が良い』
私は、信じる・・とは、どういう事だろう??と、この事が終わった後に、改めて考えました。人を信じる。自分を信じる。
私は、自分を信じる事が出来るだろうか?信じれない事ばかりです。例えば、タバコの本数を減らそう!と決意しても、いつの間にかなし崩しになっていたり・・・しかし、ある考え方を信じよう!!目的を実現させる為に動く!智恵を出す!と言う事に、自分なりに忠実に行動している自分は信じれます。今、それに集中でき、絞れてきている実感があります。
今回、その方々を信じました。何を信じたかと言うと、考え方やその考え方に忠実に行動しようとしている姿勢を、私が感じたからです。それについては、良かった・・と思っています。そして、そこだけに留めておけ・・と自分にもっと言い聞かせておけばよかったのですが、その仕事がしたい・・その仕事が欲しい・・と言う欲が出たんでしょうね。だから、その方々に、荷の重い事をさせる結果になったと思いますし、余計なプレッシャーや、余計な神経を使わせたのかもしれません。
自分を信じる事 ⇒ 自分に勝つ事 が中々出来ない中で、人を信じる・・何を信じる??
もっともっと自分を信じれる自分に成長しないと・・と思った出来事でした。
人間見聞録・・なぜ、この夢をみるんだろう?
最近、よく夢を見ます。
昔の夢です。なぜこんな夢をみるんだろう?・・と不思議に思います。
どんな夢かと言うと、私が社会に出て仕事をさせて頂き始めた時の事から始まって、だいたい、30代前半の時までの事です。私は2003年の3月から介護現場の運営の仕事をさせて頂きました。つまり、その仕事をさせて頂く前までの出来事に関する夢です。
その夢に登場してくる方々は、その当時、大変お世話になった方々で、今の自分が、その当時の方々と一緒に仕事をさせて頂いている・・夢になっていました。
今日見ていた夢は、3部作になっており、なんだろう?と思います。まさか死期が近づいているとか???
1つ言える事は、悔やんでいた過去の1ページ、あの時は申し訳なかったな~と今になってそう思い、反省する1ページ・・・それは、このブログを書き始めて始まりました。良く考えてみると、悔やんでいた過去については、今の自分がその当時に登場し、その頃悔やんでいた瞬間を、解消する様な夢になっています。申し訳ないな~という夢については、今の自分が謝って、恩を返せるようにスタートするという夢構成になっています。
なんでこのような夢をみるんでしょう?? わかりません。。。