人間見聞録・・変わるのはどっち?
皆さん、こんばんは。
今日は、朝からドップリ、高齢者専用賃貸住宅にはまっていました。。ここには、40名の高齢者がご入居されています。
いろんな人がいます。。
出身地も違えば、年齢も違う。育った時代は近いものがありますが、微妙に違いがあり、生活環境はもちろん違う。生活も違えば、個性も違う。。そんな違いの多い中で共同生活をする人生の先輩達。。
最年少の方で65歳。最高齢の方で96歳です。。その年の差31歳。親子ほどの違いです。そういう人達が住んでいて、我々お世話をさせて頂く世代は、50代、40代、30代、20代といまして、20代と96歳の人と言えば、70歳程違い、相当時代の差があります。。
しかし面白い現象としては、戦中・戦後を生き抜いた人と、現在の20代は、意外と意識は似ているんじゃないか?と思える点です。
復興・・それしかない戦後。。今の時代と言えば、超・高齢社会で、どんどん人口が減少する社会であり、自立・・しないと生きていけなくなります。20代の親世代は、バブルを経験し、右肩上がりの時代の頂点を経験した世代です。だから、親世代と・・よりも、戦後世代との方が息があいそうなんです。
生きていく上での智恵・・これを学び取ろうと必死なように感じます。
その様に、生きる上で、選択肢が少なく、物資も少なく、復興するんだ!アメリカに追いつくんだ!その合言葉で生きてきた時代と、俺たちには年金はない。1人で多くの高齢者の方のお世話をしないといけない。俺達には、人を多く抱えなくても出来る仕事を自立して行うんだ・・その道しかないんだ!という創業期の発想で生きるしか活路はない。。という世代は、似ていると想いませんか?
その途中に挟まれた世代は・・ というと、若い時に良い思いをしてきました。
我々の世代は、どう変身すれば良いでしょうか?
そこは、大きな鍵であり、この中間世代がどう変身するか?いかんで今後の流れも変わる事になるんでは・・と思います。
高齢者専用賃貸住宅の中が、その縮図でありますから、誰が変わらないといけないか?の答えは明白かもしれません。。
船に乗る・・人、船を漕ぐ・・人。 船の中で、船員に魚を食べさせる為に魚釣りに励む・・人。 そういう人を見つめながら、釣った魚の批評をする・・人。
世代とタイプ。。どちらの人が、どう変わるべきか??
私が一番最初に変わる必要がある。。そう感じた1日でした。。