人間見聞録・・偉い人
おはようございます。
雨の朝を迎えています。通所サービスをご利用される方々にとっては、何とも辛い朝となりました。送迎サービスが雨の場合は辛いんですよね。。
昨日、『あの方は、偉い人なんでしょう?』・『そうよ。あの人はお偉いさんですよ。。』
という会話が聞こえてきました。
『すみません。偉くはありません。ただ、責任が重いだけです。。』と説明をしました。。
これは地域に良くある光景であり、役職=偉い人という間違った捉え方が当たり前になっている様です。
例えば、地域活動で、何かの役をしているとします。
〇〇会長・・ やっている本人は、自分の事を偉い・・と思っている人が多い様に思います。その偉い・・も、地位が上になった事自体を喜んでいる人もいれば、重責を担っている自分は偉い。。と思っている人も。。
自ら進んで重い責任を背負う人は、中々いません。。余程の使命感を持っている人でないと、自ら進んで・・という事はないと思います。
ここを良く理解しておかないと間違った判断をし、間違った評価をしてしまいます。。
例えば、使命感を持ってその役を腹を決めて引き受けている人がいるとします。一方、役職者=地位が高い=偉い人の考えを持つ人は、役職者をひとくくりで考えるようですから、その役職者の使命感や腹のくくり方を理解しようともしません。。従って、チグハグな状態にあると言えます。
そういう状況の中で、事は上手く進むでしょうか?
こういう事はとっても多く、かみ合わないまま走っている状況は、いろいろな所でお目にかかる機会があります。そこを正し、言葉の意味する内容を理解した上でコミュニケーションする・・そういう事が出来る様にならんといかんですね。。
年を重ねる毎に、経験もし、残された命の時間も少なくなります。
〇〇をやり遂げたい!〇〇の為に、自分がやらねば!という使命感を感じている事項があったとすれば、重責を担う事を覚悟しないといけない時がくるかもしれませんね。。
日々、人間を見聞し、智恵を養い、心を強く、逞しくしておきたい・・と思います。。