自問自答
おはようございます。
令和3年6月17日木曜日の朝を迎えました。
太陽の光が眩しく、暑くなりそうな予感がする朝を迎えています。
昨日、ZOOMによる事務局ミーティングを行いました。先日来、事務局で何を話し合っているかと言いますと、ヤングケアラーの問題について協議をしているんです。
今年の4月だったでしょうか?
ヤングケアラーの話題がニュースになりました。
調査をしてみると、思った以上のヤングケアラーがいたという実態。
三世代家族→核家族→少人数家族
高齢者増→介護→同居
等々、未成年がヤングケアラーとして介護等の役割を担っている事に対して、国としては、未成年をケアラーとして位置付けることを良しとしない方向で検討しているんだと思います。
2022年から3年間にかけて、この問題を社会に提起し、国民的な議論になって欲しいと考えています。
当法人の理事長、植木理美は、ご自身が幼少期からヤングケアラーであったという経験を持ちます。
そのため、この問題にはほっとけない気持ちがあり、何かのお役に立ちたいという気持ちが大いにあります。
その中、笑老ライフ研究所としては、まずこの問題は、何が問題で、何を必要としているのか? そして、私たちに何ができるのか?について、まず把握しようと動いています。
その中で、グループ法人に、C&S音楽学院があり、そこが経験している事例等について教えて頂き、現場として何が問題で、何を欲しているか?について昨日はお話を伺いました。
4事例程伺いましたが、どの事例も話を伺うだけで心が動きます。
とても印象的だったのは、本人達は、自分たちは可哀想だとか、不幸だとかという感情はなく、家族を支えることは当たり前というスタンスであることです。
うなるだけでした。
そして現場からの要望としては、
もし、彼、彼女らが誰かに相談をしたい!とした時に、誰に、どんな方法で.. そして無料で責任と信頼ある相談ができるか?の仕組みやネットワーク、そして財源を創って欲しいという要望がありました。
現在、それがないことが、周囲で彼ら、彼女らと接する人間としては何とか整備したい!と感じることのようです。
どういう仕組みをつくればいいか? その為に必要なネットワークをどう創ればいいか? そしてそれを動かすための財源をどうつくるか?
これまた大仕事です。
全体的に言えますが、根っこはどこか? それについては、多くの方はわかっていると思います。しかし、その根っこを耕すにはそれ相当な覚悟をもって行うしかありません。
これに取り組むためには、1人でも行う決意と覚悟が必要です。相当なエネルギーになると思います。
しかし誰かが始めないとそこは動きません。
未来のために.. 希望の灯りをともすために..
自問自答の時間が続いています。