人間見聞録・・伝え・伝わる

今日から、会員企業様の営業職の方との勉強会が始まりました。この勉強会は、この営業の方から頂いたとある相談から行う事になりました。

とっても気を遣って相談された内容は『鷹尾さん、実は、社長から、これこれじかじか・・という指令が出ていまして、それを行わないといけないんだけど思いまして勉強しようとしているのですが、どこから勉強すればいいのかがわからないんですよね・・』『そうでしょうね』・・その方の、困った表情を見ますとほっとけなくなりまして、『〇〇さん、良かったら、勉強会をしませんか?来週の月曜日~金曜日の9:00~10:00までの1時間の中で・・』『宜しいんですか?良かったらお願いします。』『何から勉強したらいいかわからないと思いますが、何を知りたいか?についてまとめて置いて下さい』・・・という会話があり、今日からスタートしました。先日、これについて学びたい・・という資料を頂き、『ほんと、勉強したいと思われているんだろうな~』という意気込みを感じました。

そして、いよいよスタートです。今日は、8:45分には先方の事務所に到着し、8:50分位からスタートしましたが、今日は、私にとって、とっても勉強になりました。

頂いていた勉強したい項目 + 多分、こう言う事を知りたいのではないか?と言う推測を加味した所で進めてみました。

すると、どうしても噛合いません。何故、噛合わないのだろうか?と思いつつ、噛合うように・噛合うようにと歩を進めていきます。〇〇さんも多分、そう感じていたのでしょう。何とか噛合うように・・申し訳ないな~・・そんな気が伝わってきます。

今日は、そんな状況の繰り返しで1時間があっという間に過ぎました。

〇〇さんには、勉強したい・・という意欲はあると思います。その意欲が、どこからくる・何を動機とした意欲なのか?これを冷静に掴む必要がある。そして、私の伝え方が、そこにピントのあった伝え方、使う言葉にする必要がある。と、今日を振り返って感じます。

まずは、〇〇さんの本音や動機、〇〇さんを突き動かす原動力がどこにあるのか?に着目をしつつ、〇〇さんの大切にしている考え方・思想哲学をはやく吸収し、理解した所で、私が、〇〇さんに入りやすい言葉や話の仕方、進め方を行い、お互いにしっかり噛合った勉強会とし、〇〇さん、私にプラスになる時間にしたい・・と思います。

この勉強会でも『伝え・伝わる』に対して、まだまだ未熟・・と感じたのですが、この事については、ほんと、日々、勉強ですね。特に、近い人間関係の人程、それが言えると思います。

自分を出す・・人を理解しようと努力する。私は、どんな思想哲学のもとで生きている人間だ・・という事を表現する。相手が、どんな思想哲学を信じて生きている人間なのか?をはやく吸収する。この訓練には、終わりがないと思います。

自ら話して、顔と顔を付け合せて話す⇒電話で伝える⇒メールで伝える ・・・ だんだん難しいですね。

昨日、息子に手紙を書きました。どういう表現をしたら彼に伝わるか?そればかり考えながら、言葉を選びつつ、認めました。彼が、その手紙を読み、どう思ってくれるか?それには興味があります。

以前このブログでも書いたかもしれませんが、彼には先日、『笑え』という事を伝えました。これは、電話での事です。この時は、電話で話す中で、伝わっている感触がもの凄くあり、昨日、すこーしばかり彼と面と面であった時も、その事を意識しているな~と思う位、彼にとっては、タイムリーな『伝え・伝わる』になったんだと思います。今回の『伝え』については、どうかな~と思いますが、伝わっていれば、とっても嬉しいですね。

『伝え・伝わる』・・この事は、何度かこのブログにも書かせて頂きましたが、私としては、苦手にしてきた事です。この事は、生涯、勉強したいと思います。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 11:15 AM  Comments (0)
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