老いる..

おはようございます。
令和3年10月22日金曜日の朝を迎えました。

昨日、iPadで脳若トレーニングでお馴染みのサムライト光岡社長からメルマガが届きました。
毎週木曜日の発行しているモノになります。

昨日はとっても興味深い話でした。

どんな話題だったかというと、『老いる』という事なんです。

老いる という現象を、『毎日、新しいことを発見する・新しい自分に出会う』そんな表現を使っていました。
素晴らしいと思います。

こういう表現は好きです。

同じ老いるについて語っていた先輩がいました。

私が19歳で交通事故にあい、入院していた病院に松本さんという私より20歳は年上の先輩が入院していました。
角刈りでイケメン。
板前さんをしている方で、東芝クラブの管理をしていました。
この松本さんが可愛がってくれたんです。

鷹尾..
と言って、これを勉強せんばいかんぞ。お前はバカやけん、もっと賢くならんといかんぞ。こういう言葉を知っているか..

いろんなことを教えて下さいました。

その松本さんが、
鷹尾、最近俺も年を取ったと感じてきたぞ。今からの俺は、「老いの美学」を学ぼうとおもっとる。
そんなことを言われたのです。

老いる ことを 美しいと称し、ではどうすれば美しく老いることができるんだろうか.. そう言われていました。

時が過ぎ、バブル崩壊。東芝クラブが閉鎖。

老いてきている松本さんにはこたえたようです。

あれだけ老いの美学を.. と言っていたのですが、ある日、私に言いました。

鷹尾、俺はもう終わりだ.. 嫁さんと子供に迷惑をかけないようにだけしてあげたい。

そんな話をし、マンション購入をする協力をしてくれと言われ、そのお手伝いをしました。

私からすると、気弱になっていましたが、そこまで深刻になっているとは思っていませんでした。

そして私が社員旅行で韓国にいく前日、松本さんから気弱な電話があり、すぐさま自宅に行きます。
そして、
私が帰ってくるまで
早まったら駄目ですよ。

と何度も何度も念を押して帰り、旅行に行きました。

そして..

帰って直ぐのこと。
奥さんから電話がありました。

たつみ寿司の大将と一緒に葬儀を行いました。

もしその時、笑老ライフを学んでいたら..
もしその時、レジリエンスを学んでいたら..
もしその時、私が成長をしていたら..
もしその時..

そんなことをなぜか今朝、思いました。

老いる..

この話になると思い出すひと.. 松本さん、私は元気にがんばっています。

松本さんがいつも言っていたことばを最後にご紹介し、今日は終わります。

なせばなる。為さねばならぬ何事も。為さぬは人のなさぬなりけり。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 6:52 AM  Comments (0)
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