人間見聞録・・「贅沢ですよ。。」
皆さん、おはようございます。
今日の福岡地方は、晴れの天気です。
さて今日は、「贅沢ですよ」という一言についてお話したいと思います。
昨日のある地点まで私は、どんよりとしていました。まさに無気力状態・・に陥っていました。この状況を打破したい!!そんな気力も出てきません。どうしよう・・そんな気持ちにもなりません。ただただ、時の流れに身を任せ・・状態です。
そんな時、ある人のある一言をフッ・・と思い出しました。「どうしようもない時、私は、入居者さんと接する様にしてるんです。」
「そうだ、俺もそうしよう」
そう思い、フラッ・・と入居者の方がいるカフェに向かいました。すると、そこに認知症のAさんがいます。サンドイッチを買い、コーヒーの物色をしていました。
「〇〇さん、相談しても良いですか?」
「今ね、朝ごはんを食べてないので、サンドイッチを食べようとした所なんですよ」
そんな会話の中、Aさんは、席についてくれました。
「Aさん、最近、何だか体に力が入んなんですよ。なんですかね、これって」「ご飯は食べてるの?」「はい。食べています。」「・・・」「悩みが多いからですかね?」
するとAさんは、(*´∀`*)と笑って、「贅沢ですよ」
と言われました。
次の瞬間、何かがスーと吹き飛んだ感じがして、目が見開いた状態になりました。
「そうなんだ。俺は、贅沢なんだ。そうだよな、飯も食えているのに・・そうだ、確かにAさんが言う通り、俺は贅沢だ。」
「Aさん、ありがとうございます。目が覚めました。何だかスッキリしました。」
するとAさんは、にっこり笑って、「あまり仕事をし過ぎないようにね。。」と言われました。
凄い!! やはり、人生の大先輩であるお年寄りの方は、知恵袋です。
皆さん、私が伝えたい事をわかって頂けますでしょうか?
この話しには、いろんな要素が詰まっていると思っています。貴重な経験をさせて頂きました。
Aさんに言って貰った「贅沢ですよ。。(*´∀`*)」
この言葉、一生忘れません。
こんばんは。早いものでもう10月ですね。先日、新聞にホスピス・緩和ケアの記事があり、栄光病院の広告も掲載されていましたよ。私は一応(笑)ナースしてます。今は急性期の病棟勤務ですが、元気になって退院される患者さんの中で亡くなっていかれる患者さんもおられます。沢山のチューブやドレーンにつながれたまま亡くなっていく患者さんのターミナルケアを行っていると、これが本当にベストなケアなのかジレンマを感じることも多いのが本音です。急性期病棟においてもよりよい緩和ケアをいかに実施していくのかが今の私の課題です。
仕事をしっかり頑張る為の充電器が野球部の勝利のメールです。なかなか応援にいけなくてさみしいけど、病院の窓から空を見上げつつ長崎へエールを送っています。共に応援がんばりましょうね!
ありがとうございます。私は、介護の方なんですが、父がこの病院でお世話になり、それを契機に、それまでの仕事を辞め、この仕事へ歩を進めました。今後は、介護施設、高齢者住宅での看取りが多くなると思っています。今も、高齢者住宅にお住まいの方のターミナルを行なっている最中です。いろいろ考える事も多々あります。子供達には、目標に向かって、今を一所懸命過ごして欲しい・・と願います。今週から県大会ですね。私もできる限りの応援をしたいと思っています。こちらこそ、宜しくお願いします。