人間見聞録・・分岐点
皆さん、おはようございます。
今日の福岡地方は、うっすらと晴れており、カーデガンを羽織って調度いいくらいの気温です。
今日は、分岐点について書きたいと思います。
分岐点・・とは?と聞かれて何を思いますか?
私の場合、まさに父のターミナルケアであり、下稲葉先生との出会いでした。もっとフォーカスすれば、自分に正直に生きる。こう思えた事が私の分岐点でした。
それまでの私は、自分に正直に生きていたかというとそうではありませんでした。22才の時に、気がつけば営業成績が良く、スター的な扱いを受け、何不自由なく生活をしていましたが、その中で芽生えたのは、地位を護る。プライド。自己と他者の比較。それはもう、その当時の自分が大嫌いです。人がダメになる典型的なパターンにはまっていました。
それから8年の年月の中、その呪縛から自分を変える事が出来なかった自分。変えたい・・と思っているけど何をどう変えたらいいのかわからない自分。徐々に深みにハマリかけた時に、父が余名宣告を受けました。
父に助けて貰ったと思っています。自分を見つめ直し、欲や我と戦いながら、素直に、自分に素直に生きる。これを教えて貰いました。
一昨日の事です。
ちょっとした問題がおき、その原因を探っていましたら、その本核にたどりつきました。ここに関係する人を集め、その原因に関わった人は自己申告をして下さい。と伝えていましたら、1名が後で申し出てきました。当然、その方は、何らかの罰則を受けることになります。
その後、あと数名申告してくると思っていましたが、誰も申告してこなかったんです。
「おかしい?俺の調べでは、あと2名いてもいいはずなんだが?」と思いながら、その日1日待っていましたが、何の連絡もありません。
私の思い違いなのかもしれません。
ただ言えるのは、正直に自己申告をしたこの人は、成長するだろう。と言うことです。自分のした事がいろいろな方に迷惑をかける事だった。と素直に認め受入、自分を改める。そういう決意の表れがこの自己申告だったと思います。
「過去は消せないが、未来は創造できる。」
この方の様に、しっかり受け止め、0からやり直す覚悟で生きていけば、未来は創造出来ると思います。
一方、自分も関係者なのに、自己申告をしてこない人がいたとしたならば、その方は、益々混迷を深めるでしょう。以前の私の様に、泥沼にはまりこむと思います。
人生には、分岐点・・これがある様に思います。その場面を掴むか?掴まないか?この差は大きいです。
私は、掴める人間になりたい。それが今の最大の夢であり、目標です。
まだコメントはありません。