人間見聞録・・息を揃えるって
皆さん、おはようございます。
今朝の福岡地方は、晴れの天候です。朝は冷え込みましたが、太陽の光が燦々と照っています。
やはり、晴れ・・は、気持ちが良いですね。。
昨日の事でした。
あるプロジェクトの実行委員長が私を訪ねて見えました。
このプロジェクトは、街を今の時代、これからの時代にあったシステムに作り替え、これからもズーっと、住みやすい街に、住民参加で創っていこう!という考えの下、昨年度から活動されています。
戦後から創り上げてきた街の様相。仕組み。
現在、この町では、人口体系の変化の中で、行政運営が追いついておらず、今後も財政上の問題から行政だけでは運営が難しい。。という状況にあります。これは、この町だけでなく、どの町にも言えると思います。
住民からの多様な要望、世代別、世帯別、企業を含めた様々な要望に応えていく為には、住民と行政が協働しながら町の運営を行う必要がある。そういう現状が根底にあります。
私達は、細々とですが、栄光すこやか大学を創り、もがき苦しみながらも前進させています。
その過程で遭遇する課題・壁と、このプロジェクトが遭遇する課題・壁はよく似ており、この壁に負けずに前に進む必要性を感じている事もよく似ています。
実行委員長から種々お話を伺う中で、その悩みがよ〜くわかりました。
いろいろ立場もあります。今の仕組みでお金を貰っている人もいます。現状が変化する・・どう変化するんだろう?そこが見えない。そういう不安から意義を唱える人もいます。
「自分も主役。自分も住民。」
皆さんが、そう思い、私の案・・として提案しあう様な状況になると良いのでしょうが、提案する側と受身側との構図は、何だか虚しい感じです。その町の事を良くしたい。そういう想いから提案しているその想いが伝わらないのは、悔しい・・事です。
伝え方に問題があるのでしょう。。
皆が息を揃える。。
この状況に行きつく為に、どういうプロセスを経るべきか?
小泉元首相は、郵政民営化を問う総選挙の際、「抵抗勢力」というキーワードを使い、Yes or No の選挙を行いました。現在の首相である野田さんは、消費税増税について、小泉さんの様な手法は使わない。そう言われています。
納得・・と云うプロセスを経ないと、うつろぎ易い事も確かですし、民族性という観点も忘れてはならない事です。
一方、東北の皆さんは、息を揃え、震災後の復興を、皆さんで力を合わせて行なっていらっしゃいます。ここでは、息が揃っている。。
どうして東北の皆さんは、息を揃えて力を合わせて活動できるのか? 一方、このプロジェクトについては、中々住民の息が揃わないのだろうか?
比較していくと、見えてきますね。。
皆が問題だ。何とかせんといかん。という共感できる問題を、共通意識に取りまとめれるか?この問題を解決していかないと、自分の生活が・・と実感出来ないと、中々全体の息を揃える事は、難しい様です。。
ではどこから始めるか?? その進め方を良し・・とする。 進み方のスピードに満足はしないが、根気良く、忍耐強く受け止めながら進めるか?がポイントでしょうか??
赤穂浪士の討ち入り・・この時の結束。
これが参考になりまそうです。。
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