人間見聞録・・新年度が始まった。

皆さん、おはようございます。

今朝の福岡地方は、晴れの朝を迎えました。寒いですが、桜も満開。とっても平穏で、気持ちの良い朝を迎えています。

この日常が「し・あ・わ・せ」だと思います。。

さて今日より、平成２４年度が始まりました。

職業人にとっては、お正月の様なものです。

１月１日は、個人的に迎えるお正月。４月１日は、職業人として迎えるお正月。の様な気がします。

昨晩、久しぶりに情熱大陸を見ました。

石巻工業高校野球部の監督さんにスポットをあてた構成になっていました。

今年のセンバツに２１世紀枠で出場。そして、あの感動した選手宣誓。素晴らしい・・と感じる人間力を感じた石巻工業高校野球部の選手達。そういう選手達を育てた監督さんってどういう人物だろう？という興味が、番組を見る動機でした。

監督さんは野球経験がないそうです。。

日頃から「人間力」をテーマに指導をされている監督さん。

日々、今の自分があるのは・・を選手に説き、それを支えてくれている人達がどういう思いで、何時に起きて、何をしてくれているのか？そこに視点を置き、感じて、感謝し、その恩に報いるんだ！という強い決意の中で日々生活する。

そういう気づきと意思と行動の出来る人間に成長する事が何よりも大切な事だ。をテーマに指導してこられたそうです。

その上で、甲子園という舞台にいつかは出てプレーさせてあげたい。と、日々成長してこられた様に思いました。

それが昨年、あの様な震災がありました。

指導されている方、選手達は、改めて、監督さんが言われ続けてきた教えを肌身に感じたんだと思います。

率先して現状の片付けを行い、喜んでいろいろな雑用をし、復興に向けて何かの役に立ちたい。。と行動された様です。

「今までの生活が、どれ程幸せだったのか。。」震災を体験し、真に大切な事を学んだんでしょう。

「教え」と「経験」。そして、それが自分のものになる。。ここが真に前に進む新たなるスタートになったのではないでしょうか？

監督さんが、岩手県の花巻東高校に行った際にトイレを借りたそうです。そして履いていた靴がトイレから出てきた時には綺麗に並べられていた。そういう体験をしたそうです。「誰が並べてくれたんだろう？」と辺りを見渡したそうですが、誰もいない。。

「多分、気がついた人が並べてくれたんでしょう。我々が甲子園に出場するのは、まだまだ早い。」その時、そう感じたそうです。。

何事もそうだと思いますが、「人間・我」が野球のプレーをしたり、仕事をしたり・・です。その「人間・我」がどういう「人間・我」であるか？

私もそれに尽きると思います。

息子がお世話になっている長崎日大高校野球部の金城監督も同じ教えを説いてくれ、指導をして頂いています。

そういう事がわかる人同士が連携を始めた時、力以上のプラスαが発揮され、目標もクリア出来るでしょうし、目的も達する事が出来る様になると確信します。

新年度が始まりました。

笑老ライフ研究所や私が勤めさせて頂いている法人も、「ここ無くして、目的達成はない」と思いますので、「志を同じうする者会い集い、力を合せ、笑老ライフに生きれる社会の実現に向けて前に進もう！」をスローガンに地道に努力したいと思います。。

皆さん、今年度も、この「人間見聞録」を宜しくお願い致します。