人間見聞録・・福島県南相馬のとあるお医者様
昨日、21:00からのNHKニュースを、うつらうつらしながら見ていた時の事であった。
福島県南相馬在住のとある医師のブログを紹介し始めたのだ。。
その方は、確か高橋さんと言って、73歳だったと思う。
ガンにおかされ、日々、体が蝕まれていっているそうだ。現在、末期状況だという。
3.11・・ 震災・原発事故により、相当な被害を受けた南相馬。医師や看護師の数も激減したそうだ。その中、高橋医師のもとをおとづれる患者さんの数は毎日約100名いるらしい。。それに加え、入院患者さんもいるそうだ。
自分を頼ってこられる人を何とか救いたい・・ しかし、俺の体は・・ 俺の命は・・
ブログには、『患者さん達を救いたい。しかし、自分には残された時間が少ない。後継者がいない。どうか、私の後を継いで下さい。最後のお願いです。』という様な趣旨の事が書かれていたと思う。
映像を見ると、体が相当辛そうに見える。しかし、決して表にそれを出さない。むしろ笑顔だ。
それから約2時間後、ニュースZeroを見ていた。
今度は矢沢永吉さんが登場した。
矢沢さんが語る。
『幸せとは、目的ある人生を過ごせている事』・・ 確か、こういう趣旨だったと思う。
もし私が医師だったら、すぐ駆けつけ、後を継ぐ。。そんな行動にでただろう。しかし、悲しいかなその免許はない。
誰かいないだろうか? 無性に心が動く。
今、私に出来る事は、このブログ内でこの事を伝え、縁が縁を呼んでくれないか?という事だ。
自らの生命を、南相馬の人達の為に・・ この覚悟と決意、そして、目的ある人生の歩み。。
高橋さんの事を、矢沢永吉さんなら、きっと幸せな人生だ。。 そういうだろう。
全国の皆さん、高橋医師の望みが叶うよう、祈って下さい。。
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