人間見聞録・・仲間

先程まで、笑老ライフ研究所メンバーで、総会前の打合せをしていました。

現状を振り返り、会員様方からの個別ニーズや社会的に共通した課題に及ぶ話しをし、笑老ライフ研究所として何をすべきか?について議論し、一定の方向性を見出すことができました。

私達笑老ライフ研究所は、理事長である植木理美が幼少の頃から体験してきた介護から学び感じた考え方を共有して産まれました。
その考えとは、常に前向きな人生が、介護状態になっても送れる社会を創る為に・・という願いです。
介護状態になり、エネルギーが下がってきている人達に、前向きになり、笑顔が絶えない人生を送って頂くことが出来る様なサービスを提供できる人になるには・・ 介護状態でも前向きに笑顔を絶やさず生きている人達を応援したい・・と言う事です。。

すごくハードルが高い・・

でも、そういう人間になりたいですよね。。

いろんな話が出ました。

その中で、最近私の中の想いとして強くなってきているのは、現役を卒業された先輩方と現役の関係性つくりです。

福岡を、介護サービス特に認知症介護サービス面において、日本一にしたい。それを実践する上で、先輩方に後輩を育てるという大きな心で結集していただき、先輩方の力を求める各現場からの要請に基づき、現場に出張してご指導して頂くシステム:いわゆる、出張型の徒弟制度ならぬ出張型スーパーバイザー制度の必要性です。

介護の現場は、コンビニエンスストアとは違い、地域密着性の高い仕事です。人が人に全人的に関わりサービスを提供する仕事です。だから、全国画一的に行う事は難しい・・と考えています。。従って、大きな企業、小さな企業、百貨店方式の介護、専門店方式の介護・・様々な形態が、地域ニーズを背景に、柔軟に対応する必要があると思います。

それを実践する上で・・大きな課題があるのが現状です。

今現場は、各企業だけの力では、人財の確保、教育が難しい状況に入っています。特に中小零細・地方において、人財の確保は、各企業における就業規則体系やステップアップシステムを構築する努力が必要になると思いますが、困難な時代に突入しています。

しかし、どの事業所も共通して苦慮しているのが育成・・・であり、現場運営、余裕のない資金収支と労働者数の減少による人手不足感という事を抱えながらの育成については、時代の進行が先を行き、育成が追いつかない状況にあります。
そこで、先輩諸氏の力をおかりし、ここは大義一点の想いで現場育成の為に、質向上の為に、人間育成の為に尽力をお願いしたいと思うんです。。

今後の介護予防も含め、三方良しで世の中が廻り、公金である医療・介護保険等が、全体の為に有意義に使われる様に私達笑老ライフ研究所も力をつくさんといかん!!と思っています。

来週の総会で皆さんから賛意を頂ければ、笑老ライフ研究所なりの小さな1歩を踏み出したい・・と思っています。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 12:21 PM  Comments (0)
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