感謝日記
今朝も眩い朝陽が昇り始めました。
希望の光です。。
今朝は、2人の人とのエピソードを綴りたいと思います。
Tさん・・という人がいます。この方は、現在、とある町の議員をされています。
今から約20年程前の事です。
日頃からの町内活動、家族の事・・ そんな日々の忙しい中、『どうすれば、子育てと商売を行う女性が生活しやすくなるだろうか?どうすれば、私と同じ想いの人の為にもなるだろうか?何を残せば、後輩達の役に立つだろうか?』
そう考えたTさんは、『地区内で介護が必要な人がいれば、地区内の人でお世話をしよう。』という発想の下、それを行うチーム創りを決意されたそうです。
まだ、介護保険等無い時代です。
今でこそ、『地域包括ケアシステム』という時代に入り、地域生活協同体的な動きにシフトしていますが、Tさんが思い立ち、動き始めたのが今から20年ほど前の事なのです。
当初は、苦難の連続だったそうです。でも、『この人だ!』と思った人に、『あなたの持つ〇〇な力を、活かして頂けませんか?どうしてもあなたのその力が必要なのです。』とストレートに想いを伝えていったTさん。
最初はけんもホロロ・・ で周囲も冷ややかな目で見ていた様に感じたそうですが、その必要性からくる使命感が、『どんな状況があるにせよやり抜くんだ!』と自分を奮い立たせ、こけては起き上がり、前に進んでいったそうです。
それから約7年後、あんなに冷ややかな目で見ていた周囲の人達が、時代の変化もあったのだと思いますが、冷ややか → 熱心に評価が変わってきたそうなんです。
その後、先進的な事例と言う事で、各地域からの視察があり、一躍その地区の取組が評価される様になったという話を聞きました。
今、まさしく全国的にその様な時代です。
私もTさんにいろいろご教授頂きながら、共に活動をさせて頂いています。まだまだ、Tさんの様に使命感と言う地点まで達していませんし、足元にも及びませんが、その過程はとっても学ぶべき点が多い・・と尊敬の眼差しでいつも何か1つ学ぼう・・という姿勢でくっついています。
上手く気持ちを表現出来ませんが、ただただTさんの存在に感謝です。
そしてもう1人・・
恥ずかしいですが、その人とは妻の事です。
私が、母との会話の事を話した時でした。
最近、物忘れが進んできた母。。
『〇〇が、〇〇になった事を知ってるかね・・』と私に聞いてきました。
『うん、知ってるよ。その事で心配になる事はある?』『いいや、特別心配になる事はないよ』『そう、大丈夫だから心配ないよ。大丈夫だから。』
こんな母との会話を妻に話しました。
すると、『お母さん、可愛い。』と言うではないですか・・
私は、正直、考えてもいなかった妻の一言に、思わず妻の顔を見ました。
すると・・ 目から幾つもの雫がおちてきているんです。。
『ホントに、物忘れがひどくなってきた人の事を思うと、優しくなれるんだね・・』
『うん、可愛い・・と思う。でもね、お父さんの気持ちを考えたらね・・』
ただただ感謝でした。現実を受け止めざるを得ない会話でしたので、昔の母の事を思うと、やはり受け止める事に抵抗があったのは事実でしたから、その妻の気持ちが嬉しかった。。
『ただ傍にいてくれるだけで・・』という気持ちになります。
深い・深い愛情で人を包み込む妻の愛に包まれた感を持てた事が幸せに思います。
感謝です。
私は、自分で特別意識はしていなかったのですが、以前、私の愚痴話を聞いてくれたGさんから、『あなたは女性を怖い・・と思っています』と言われました。
亭主関白思考だった私にとって、その発言は意外・・なモノだったんです。
今朝の日記に登場して頂いた2人は女性です。怖い・・と潜在的に思っていると言われた女性です。
しかし、この2人とのかかわり合いの中で、何かが自分の中で変わり始めた気がします。
上手く表現出来ませんが、何かが動き始めた気がします。
この出会いと関わりに、心から感謝したい。そう思っています。
では。
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