受け継ぐべき事が多いが、受け継ぎたいと思う。。

昨日、とある利用者さんの送迎をさせて頂きました。年齢は・・というと、90才超。。

戦争体験もされている方です。

『〇〇さんは、炭鉱に関係するお仕事をされていた様ですよ。。』『ほーそうかい。。』

という会話をしながら自然と炭鉱時代の話に移ります。

『昔、〇〇地区にあった炭鉱で爆発があってな・・ 50人位が亡くなるひどい事故があったもんな。。ほら、あそこの場所は今でも家がたってなかろうが。それはそういう理由があったけんたい。。』『そうなんですね。』
『いろいろ受け継ぐ話があるね・・』ともう一人の利用者さんがおっしゃいます。

『〇〇さんは、戦争に行かれましたよね。』『うん、行ったよ。』『戦争が始まった時、どんなお気持ちでしたか?』

その後、その時どういう状況で、どういう気持ちだったのか?について、具体的に質問をさせて頂き、具体的に答えを頂いた。。そのお話を聞いていると、自分もその時代にいる錯覚に陥り、〇〇さんの気持ちがよ〜くわかった。

この一連の話を伺い決意した事は、『受け継ぐべき事は多いが、受け継ぎたい』という事だった。

時間が経つにつれ、1人1人と歴史を知る先輩方がいなくなる。

焦る気持ちもあるが、じっくり話を伺いたい。。

〇〇さんより、戦争が終わり自宅に戻ってきた時のお話と気持ちを伺った。

その際、目頭を抑えながらお話をして下さった姿をみて、心が熱くなるモノを感じていた。。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:24 AM  Comments (0)
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