中央タクシー

あるテレビを見ていました。

この回の主役は、中央タクシーという会社です。。何県だったか忘れましたが、その地域では、圧倒的に愛されているタクシー会社でした。

お客様から会社に届く感謝の手紙が多数!! これは凄い事だと思います。

どこにその秘密があるのか??

タクシーと言えば、短いサービス提供時間とあの狭い空間です。。人が人にサービスを提供する仕組みです。。番組を見につけ、なる程!という気持ちになっていきます。

①まず、社員同士が仲が良い。。そうなる仕組みを創っていました。
  ・接客技術の向上に向けた練習を行なっている。 ・朝礼後、皆でハイタッチをして仕事に出発する。 ・情報提供ボードなるものがあり、日々の仕事の中で得た様々な情報を、紙に書いてそのボードに貼る。(中には、プライベートな事を書いている人もいました)。

 これは一例でしょうが、そういう仕掛けを沢山行なっているんでしょうね。。

②社員同士が相手を知り、慮る気持ちが出来、安心して働ける環境になり、大家族的な様相に変身してくると、今度はお客様に対して自然とそれが出来る。
  ・タクシーの中で吐いたお客様がいました。洋服が汚れ、『捨てておいて頂けますか?』『はい。』のやり取りがあった。次の朝、そのお客様が宿泊していたホテルを出発する為にフロントに行くと、『お荷物をお預りしています』と荷物を差し出された。中を見ると、昨日汚した自分服が、綺麗に洗濯され、たたんであった。
  ・寒い。という子供は素足であった。靴下を買いたい。。そう思った母は、『すみません、靴下を買いたいんで売っている場所に連れて行って頂けませんか?』そこで探しにいくが、開店前の時間でどこにもなかった。寒い・寒いという子供。。しかし、どうしてもとある行事に間に合わないので、そのままその場所へ。。
暫くすると、タクシーの運転手がやってきた。。『良かったらこれを使ってください』自分の子供の靴下を持ってきてくれた。そのお母さんは、今でも大事なイベントの時は、その靴下を履かせるそうだ。

③未経験者を採用する。

 素晴らしいです。。

 なぜこうされたのか?

 その動機は、その間逆であった過去からの反省によるモノだそうだ。。そこで受けた強い念。。

 やはり『悪から産まれる善は真善である』

こうして言葉にするのは簡単な事であるが、実現させるのは・・

やはり、タイミングやその時・・ が必要なんだろう。。機を見て素早く行動する。。信念を貫くその意志が、いろいろな人の気持ちを幸せな気持ちにさせ、世の中を良い方向へ導く。。

まさに中央タクシーの皆様方は、『笑老ライフ』な方々ばかりであった。。

私が、17年前、栄光病院のホスピスで感じたあの感動と、今回中央タクシーの話で受けた感動は、全く同じであり、自分自身が目指した核心的なモノが見えてきた感をもった。

Filed under: スタッフ日記 — takaotsuyosi 7:19 AM  Comments (0)
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